曲沢じゃやぶじゃぶ

2020.09.25(土)

女子部に参加。久しぶりの”笑顔”・”笑顔”・”笑顔”・・を前に、わたしも笑顔。
甲斐大和駅発のバスを「下の平」で下車し、曲沢林道を歩き出す。
所々、水が流れた跡や倒木があったが、おおむね整備されている。

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30分程で曲沢出合に到着、車が一台駐まっていた。正面に聳える大堰堤は、曲沢でなく峠へ通じる沢とか。

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橋を渡った草地の広場で沢の準備、久しぶりなのでいろんな事を忘れていて
おおいに手間取る。そうか、秋の沢歩きはカッパのズボンだ。ヘルメットは
手ぬぐいを被ってからだ。しまった!あごひもの長さを調節してこなかったetc、
「サァ、川に入りま~す」。

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そうだ、きょうはジャブジャブいくんだ。曲沢の水量は少なく、岩は滑らない、

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 ひょっ!気持ちいいわあ。薄日が射すと木々が輝く。なんて良い緑。

ナメが多く水音を聞きながら。ちょっとした段差は軽く越えられるし、
夏なら水浴びしながら上りたい小滝も。

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岸辺に見える夥しいキノコ。食える?「ヌメリスギタケ、超美味」。
高い枝先なので採れないけれど。

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心ゆっくり歩く。沢筋は明るく楽しい。

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遡行図の岩の2m滝を越え”美しい樹林”辺りで休憩。

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「今日はここまで」とリーダー。この先にもっと行きたいが、
「後日のお楽しみ~~真夏にジャブジャブ」と頭の予定表に記入しておく。

沢身を戻っていると。左から支流が入ってくる所の岩の上に石祠を見た

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支流には壊れた橋もかかり、左岸にはっきりした作業道がついている。

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全員一致で「道を辿ってみよう」ということに。
さて…作業道には所々橋も架けられており(壊れているよ)、俄然歩き良い。

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右に曲沢を見下ろしながら進み、ザレ場を越えると、

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尾根の上に出る。しっかりした道なので不安はない

正面のピークを左に巻くと前方に沢を見下ろす。出発点の”大堰堤”の沢だ。
そのままピークを巻くように進み、堰堤の上のザレ地を注意深く通り抜け、
下りたところがぴったり出合だった、

この橋が、壊れてなければ 堰堤越えは簡単でしたのに・・・
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ではまた~♪

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快晴の飯盛山

2019.11.10(日) 快晴

某女子部イベントの翌日 、記念登山で飯盛山に登る。

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駐車場からの八ヶ岳整列を見物。  その中でも目立つ赤岳
スキマに阿弥陀の頭が覗き 南稜*のギザギザが手に取るように分かる。

獅子岩に立ち寄り

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野辺山方面を見下ろした。 天文台には惹かれる・・

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長閑なやまみちを歩けば

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飯盛山に着いてしまう

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ピストンで戻るとき、平沢山に立ち寄ってみると
「眺望は良いし 静かだし、このピークの方が良いわ」と、みんなの感想。

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下山への道、マユミの実が赤く点々と 見える
わたしは「この季節に飯盛山は初めてだわ」と思いながら歩いた。

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おまけ、前日「白州道の駅」付近から 
甲斐駒~大岩山 日向八丁尾根**がなつかしかった!

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阿弥陀南稜*も、甲斐駒八丁尾根**も、女子部の皆さんと一緒だからこそ 行かれた山。  ありがとうございました。

 

ではまた~

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紅葉の南木曾岳へ~ 

2019.10.20(日)曇・晴れ                   4人 

土曜は本降りの雨になってしまった。麓の蘭キャンプ場で一泊し、翌日曜日、深い霧の中、歩き出し
キャンプ場から50分の登山口避難小屋に大荷物をデポし出発する。

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林道を20分ほど歩くと、ウッドな堰堤が現れ対岸に渡る。 ここから山道の始まり。
沢沿いの大木も混じる雑木林を、木の根に気を遣いながら、登っていく。
所々に、杉とか栂の大きな切り株が残っている。

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登り用と下り用の登山道の分岐点に出た。
登りルートでは沢を2~3回渡るが、昨日の雨などなかったようにおとなしく、
続く最初のハシゴも、濡れてはいたが滑る気配がなくホッとした。


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「喉の滝」を過ぎる 続々ハシゴが現れるが、垂直ハシゴではなく、木道に勾配がある感じ、新しいし滑りにくく工夫され大助かりだ。
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やがて現れる 天然カヤの巨木の森、針葉樹の巨木には 静寂が似合う

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登りで唯一の休憩場に続く、オシャレなハシゴ

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ここからまだ霧の中だが、天井の霧のドームの向こうは晴れている気配、
周りの木々は少しずつ紅葉もはじまり、いち早くヤマツツジが赤味を射している。

コミネカエデも

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空に青が・・。やったァ!足どりも軽やかにせっせと登る。陽射しを浴びて山を歩くって、ホントに楽しい。

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南木曽岳到着。こんなに地味で、山頂? 山名標柱も三角点もちゃんとあるが。
みんなはサッサと通り過ぎる 「えっ、行っちゃうの?」 「いいから、いいから」、

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わお~、目の前に笹原が広がった。
大きな青空、わ~、わ~、ゆる鞍部に赤い屋根が見える、山頂避難小屋だ。

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すぐ上の広場が、展望台。ベンチや展望写真が設置されていた。
中央アルプスの山々が一望できる。

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山塊の左には御嶽、奥に乗鞍。どの山もすご~くでっかいなぁ。
しっかしまだ雪が降ってないわ。

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広場には若い登山者たちが多く、キャピキャピ楽しそうだ。
この空気感に、ずっと浸っていたいなぁ。

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摩利支天までの吊り尾根は、南木曽岳の景観を楽しみながらの道。

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水場は笹をこいで沢に下らねばならない(行ってませんが)

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摩利支天に着いた頃、霧が下り始め、さっきの青空どこへやら? ま、いいか、

ここからの下りは、ホントに急で、ハシゴも古くなっているので、気を遣う。
右手が使えないゆえ超・超、慎重に。それでもどうにか下りられる。
やがてハシゴの連続に飽きてくる。終わりかな?と思えば、また出てくるのさ。

急過ぎると思ったら、カッコつけないで後ろ向きになって下りた。

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やがて沢音が聞こえてきた。
気を緩めないよう、ひたすら慎重を心がけていると、
ようやく合流点に出た。

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登山口までも、とにかく転んではならぬと、最後まで気を抜けない。
*木のダムのたもとで大休止。あとは林道歩きだ。ようやく安心。

今回、日帰りにしたことが、結果的に成功だった。
頂避難小屋のロケーションは素晴らしいが、もしそこに泊まったら、
あの大展望は見られなかったろう。

山頂避難小屋の窓から・・・小さな小屋はトイレ

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今回は、右腕打撲で不安なわたしに『サポートするから大丈夫、行きましょう』と
励まして下さったみ
なさまのおかげで、南木曽岳に行くことが出来た。

私にとって初めての中央アルプス・・よい山旅
ありがとうございました。 

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【コース】蘭キャンプ場06:10-☆避難小屋(デポ)06:40-木のダム/山道07:10-★1160m 分岐07:20-南木曾岳09:50-避難小屋10:10・見晴台(30)-★分岐12:50-木のダム/車道13:05(10)-☆小屋13:40(20)-蘭キャンプ場14:30   
【地図】昭文社:中央アルプス 

ではまた~♪

 

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草原の植物観察

 

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2019年6月11日 (火) くもり 

ことしの梅雨は 本気です よく降ることといったら。

そんな梅雨時の びみょうなスキマに 植物観察に行きました

北富士演習場 (鑑札はあらかじめ とっていました) たまたまの平日も開放日・・と、忍野の草原です。

森の草は 背丈がぐんぐん伸びています 
フタリシズカ テンニンソウ ヤマトリカブトなどなど
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草原には フジハタザオ

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オカオグルマ

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ヤグルマソウ

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満開だったレンゲツツジ 

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アマドコロ? 

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おお、オキナグサの・・

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 なんともすてきな衣装の ガ ヒトリガの仲間??? 分からない

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カイジンドウは咲き始め(ぼけていてすみません)

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春の花終わり 夏の花前 ・・・  端境期の 草原でした

ではまた~♪

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威守松山 イワウチワの道

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2019年4月21日 (日 曇 

きのうの快晴は反転し、今朝は残念な曇空だった。
清水入口バス停に大荷物をデポし、身軽になって歩き出す。

右に神社の鳥居をみて、(畑の)雪原をエッサエッサ越え、
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目の前の杉林に入ると急坂になる。
よじ登りぎみにジグザグ上がり切ると、祠に出る。
さらに急な尾根は続く
点在する大ブナたちは白く美しい。

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前方から弾んだ声がする、「イワウチワよっ」「か~わいい❤」
濃い色、淡ピンク、そして白…、愛らしい色と形には、ぽ~っとなってしまう。

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稜線にはイワウチワが途切れることなく咲き続け、急登をこなす励みになってくれた。

958m後山には巨大送電塔。岩がちのハッキリした尾根になった。

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稜線の右側は雪庇。

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か弱げなマンサクの花

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1100mあたりで小台地に上がった。
前方の盛り上がり(実はその奥)が山頂ということだ。
ここで時間切れ、引き返すとのこと。山頂は360°の大展望らしいが、

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右側の雪の峰峰が一望できる 谷川岳の大源太など…

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下山は、これまた、た~いへん。安全第一、
ひとごとではない。 半月ほど前から、膝が不安で、
痛みはないけれど、下山は超~超~慎重におりねば

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もうすぐ畑だ 、そのとき !ぐぎっ!やばっ!
たいへん、左足が地面に着けない。こんな経験は初めてだ。
後ろ向きに 歩きながら、助けられながら、どうにか下りてこられた

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こうして威守松山は、これからの課題を残す山になってしまった。

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【行程】清水キャンプ場06:30-清水入口07:00(10)-大神宮様07:40-
送電塔08:35(10)-1100mあたり09:40(引き返す)10:00-送電塔10:50-
大神宮様11:20-清水入口12:15/14:21→六日町
【地図】5万:越後三山・裏面  2.5万    

ではまた~♪

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初日は野外パーティ

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2019年4月20日 (土) 快晴 

六日町からバスにゆられて 終点清水入口まで。
さらに40分ほど歩いて清水キャンプ場へ。

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ひゃ、真っ白。 巻機の天狗岩が黒い三角形で異彩を放つ。

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まずせっせとテント設営、

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上手くできました

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テーブルとベンチも作ろう

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ビールワインは雪に埋め、つまみを並べ、
現地調達できなっかた山菜は 六日町駅のララで買っておいた、
+ 家から用意してきた野菜で 天ぷらを作る。

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揚げたてを並べ、 では  「カンパーイ!」

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ではあした~♪

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七里岩を歩く 冬空と甲斐駒に見守られ

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2019年1月21日 (月) 快晴 

 

 

 

「七里岩」   中央線が韮崎を過ぎるあたりから、左側に屏風のような崖が続く。
七里岩という名は知っていて、前から気になる崖だった。

 

日野春駅を9:00 スタート。
「わっ、甲斐駒っ」

 

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「わっ、茅ヶ岳っ」

 

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七里岩を歩くって、崖の際(きわ)を歩くと思っていたが、大違い。
七里岩は釜無川と塩川に挟まれた舌状の台地。

台地ゆえ水利に恵まれなく、桃畑が多いのもそのためという

 

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七里岩の台地には道が延び、畑があり、集落がある。

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若神子(わかみこ)、境之沢、次第窪、穴山、夏目…。。
品のある町並み、

 

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石仏、石祠群、
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道しるべ、神社、

 

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そしてどこにいても、りりしい甲斐駒が見下ろしている。

 

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振り返ると八ヶ岳・・・七里岩は八ヶ岳からの岩屑流だもの、そういうことなのだ。
所々にお椀を伏せたような小山は、「ながれ山」である。

 

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思っていたより大きな集落が多く驚かされる。
蔵の屋根の下の家紋のような丸い飾りは「鏝(こて)」といって、左官屋さんがコテで作るそうだ。

 

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火の見櫓、

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集会所、ネコ…、町の中にビックリするほど巨木の杉。なのにお店はあまりない。
諏訪神社(社殿は川の対岸に・・・)

 

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あの丘に向こうは切り立った崖なのだ。

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いつしか正面には、大きな富士山が、どーーんと座っていた。
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途中、左側の七里岩崖上には「能見城城跡」、
お向かいの穴山駅(穴山氏についての説明有り)、

 

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最後は新府城跡、もちろん七里岩の崖上にある。
道中の説明版によると、両者とも武田勝頼ゆかりの城だそうだ。

 

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20万年前の八ヶ岳崩壊から、近世の武田氏滅亡、その後の甲府盆地の人々の暮らしなど、雄大な歴史観に浸りながら、
どこまでも広がる青い空と白い山々を眺めて歩く。贅沢な一日だった。

 

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おまけ、新府城跡の近くに屏風岩というのがあるとあとで知った。
立ち寄っておけばよかった、惜しかった。
 

 

新府駅前の 双体道祖神
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ではまた~♪

 

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雪降る尾根を笠無へ 【津金】


2019
年1月20日 (日)  

 

「比志の塒に行こう」といわれたとき、まず「塒(とや)」の字が読めない。
何処にあるのか分からない。
けれど、送られてきた資料を読んでいくうち、俄然行きたくなった。

 

予定は樫山峠からだったけれど、「樫山峠へは車が入れないかも」との直前情報。
右往左往の末、確実な海岸寺峠からとりつく事になった。

 

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風花が舞う。相当寒いし霧も濃い。
尾根末端から登山開始。折れ枝をバキバキ踏みつけながら尾根に乗れば、
尾根上は涼やかな上、赤布さえ。

 

まずは海岸寺山(1424.6m)だよね。標高差90mだもん、軽いよと思っていたが、
40分もかかった。

 

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風花は勢いを増し、うっすら積もり始める。

 

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周りが見えないと、何ともおぼつかない。
薪炭林の細い木々に手応えを感じられず、ひたすら前の高みを目指し歩くだけ。

 

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ちょっとした急登をこなし1210m点に出ると
、左からがっしりした尾根がやって来た。
あたりはすっかり雪景色。こうなったら、とことん雪を楽まなきゃ。

 

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ゆるやかになったこともあり、新雪踏んで♪ルン♪ルン♪、寒さにハナミズを
たらしながら歩いている。 ところどころ岩や巨木も見える。

 

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正午の鐘が聞こえてくる。 どうりでお腹が空いているわけさ
三角点!ここはピークに見えないけれど。半分埋もれた石標は間違いない。
左には超地味な山名板が架かる。こんな設え、いかにも寂峰「笠無」らしい。

 

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風を避け、岩陰にてランチ。暖かいスープの入ったカップを、両手で包めば
指先まで温かく、一口飲むとお腹も暖かい。

 

笠無をでたのが13時前とは。 雪とはいえ、これほど時間がかかるなんて
思わなかった。 「比志の塒」に行くのは断念せざるを・・・・(ρ_;)、

 

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岩峰をひとつ越えると、次のはガツンとした岩峰。「無理はしないで」と
声を懸けながら上がる。雪がなかったらどうってこともないだろうに。

 

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上に乗ると松の枝に「展望岩峰」という表示板があった。展望皆無ですけど。
乗り越して反対側に下りるのは危険そうなので、巻き道を探しながら右(南)を巻いた、

 

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次の岩は巻くことも出来るが、乗り越える。

 

その先ははっきり形の見える水平な尾根道。
晴れていたらハナウタ混じりってところだろう。

 

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じき広場?に出る。ここを左にとれば、ショートカットして林道に出られると左折

 

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一直線にグングン下る。なんともあっけなく、10分で林道に出てしまった。

素晴らしくステキなダケカンバが待っていた、雪の精のよう…うっとり・・。

 

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ボロ林道(木が生えてる、車走れない)をジグザグ下る、
高須林道との合流点には、
出来たての東屋とクリスタルラインの絵地図があった。

 

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あとはぴっかぴっかの車道を歩き、
ゲートを過ぎると別荘地やら人家やら、人里らしさが増し、
雪一面の牧場?か畑の向こうには、台形の笠無が浮かんで見えた。

 

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【コース】韮崎08:37→(タクシー)海岸寺峠 09:50-1124m(海岸寺山)10:30-1210m 11:00-笠無(1476.0m)12:10(40)-展望岩峰13:15-1380m 12:45-林道13:55- 展望台東屋14:30(15)-ゲート14:55-高根町浅川(迎車)
【地図】2.5万地形図:谷戸

 

 

 

今回も一日限定・雪降り日に当たってしまったようだ。

 

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ではまた~♪

 

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切差~八幡山~天狗山~小春びよりに ♫ リベンジ登山

2018年12月1日 (土)  

 

一ヶ月前に訪ねたけれど、事情があり桜峠までは行かれなかった。
きょうこそ、
古道を辿り、切差峠~桜峠、できたら天狗山まで行くつもりです。

 

ここが起点。切差公会堂前の絵地図。
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若宮八幡をすぎ 古道を辿る。沢道になると道筋は怪しくなる 大きな堰堤が現れ、前回は右から巻いて失敗したので、今回は左側を睨むと道を見つけ、道なりにジグザグ上がっていく。時々景色がひらけると、富士山を見晴らせる。

 

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ルンルン行けばあっけなく舗装道の古峠(切差峠or鍵懸峠)に出た。
こんな道標あり。
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峠から東に、タカノツメの香る稜線を歩く。10分ほどで『金光山』、
さらに10分ほどで『首岩』。

 

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首岩を回り込むように下り、岩岩を辿り 奇岩障子岩

 

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岩マツ
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岩をからみつつ稜線を辿る、松が多い

 

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清八峠では、クロスする道も確認できた

11:15八幡山到着。早いけれどランチに。

 

Img_1565r水餃子おいしい!

 

食事を終い、ザンザンン舞い散る落ち葉を浴びながら、ゆるい広尾根を下っていく。

 

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やがて若いアカマツの植林になると、林床はホオノキの大きな落ち葉に覆われ、
殺風景な印象になった。
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12:45鬱蒼とした植林を抜け、紅葉のただ中に駆けおりる。
桜峠だ。

 

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地図通りの六差路は、一本だけ草に覆われるが、あとはキチンと残っている。

 

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明るい峠は、立ち去りがたい雰囲気。
桜峠から東の尾根に上がり、縦走開始。 ここからはテープ類はなかった

 

この辺り、ちょうど紅葉の華やかな時
前方で待っている小山たちも、鮮やかな彩りをまとっている
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切り通しの罔象峠には、石祠ひとつ

 

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やがて落ち葉に埋もれて、大岩が点在しだす。

 

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すてきに迫り上がる目の前の岩ピーク(900m)に立てば、

 

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ヒャァ!大展望!! ザックを下ろしゆっくりしよう。
御坂の山々と富士山が、靄に溶けそうに並び、ススキはふわふわベージュ色。
「すぐ下の小山は、次の天狗山だ。

 

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岩ピークから南にガクンと下り、南の尾根を拾う。
登り返し尾根が広くなるが、南へ南へ、あくまで雑木林の中を進む。
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天狗山の「天」の字のピークでなく、左折気味に辿り「狗」の下・845点が山頂だ

 

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最後の休憩を終え15:00。地形図の最短ルート 山頂直下をとる。

 

落ち葉に覆われた斜面は、踏み込みが効き、滑るように下っていける。
キンキラキンの紅葉の中、何とも小気味よい。
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すぐ下に石祠ある。二段の石段が組まれ、石の階段もあり 本格的な神社だ。

 

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この下には道が延びていた。じき水道施設?を見て、左に寄りながら下ると、

 

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前方がひらけ、果樹園の裏にポンと出た。山頂からわずか20分、
ふりかえる 天狗山。最後まで面白がらせてくれてありがとう。

 

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御坂の山々や富士山、大きな甲府盆地を見下ろしながら。農道をゆるゆる下り、

 

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県道でタクシーコールした。

 

【コース】山梨市→(タクシー3430円)切差公会堂 08:15/08:30-堰堤09:05-古峠09:20(10)-金光山09:40-首岩10:00-障子岩10:15-清八峠10:45-八幡山11:15(45)-分岐12:15-桜峠12:45(10)-罔象峠13:10-1105m展望13:40(15)-天狗山14:25(35)-祠15:05-畑15:20-県道15:55(15)→(1630円)山梨市16:20
【地図】昭文社:金峰山     2.5万:塩山

 

ではまた~♪

 

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藤尾山から柳沢峠 優雅でグルメな3日間

2018年11月23日(金・祝)~25日(日)  

前回は周回 藤尾山~石保土山(2008.06.15) 

一日目

犬切峠から歩き出す。散髪されたばかりの防火帯が、涼やかに盛り上がっている。

Img_1105r         ここに荷物をデポし・・

まず藤尾山へ。大ミズナラの立ち並ぶ はばひろの防火帯を上がり
稜線にでると、ブナなども現れる

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前もこの木と一緒に写真をとった。

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三角点の山頂に到着したが、(前はあった)山名板など見えなかった?

大ミズナラには、ヤドリギがいくつも付いて、赤や黄色の小さな花を咲かしているが、なにぶん遠くて・・。

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荷物をデポしたところまで来た道を戻る、きょうはここまで。

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ニ日目
西の空に大きな満月がかかっていた。
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ゆっくり出発 8:30
おっと、出発前にはケーキですよ。
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うす雪の白い斜面を小気味よく下っていく。
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犬切峠の山ノ神
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新犬切峠からの広々とした防火帯は太陽の光に溢れている。見かけより勾配がきつい。
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ダケカンバ林まで上がり休憩。振り返ればるときのうの藤尾山の堂々とした姿があった。

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ここからも素晴らしいミズナラが次々と現れ、飽きない。
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あ~、ぱきっと折れてしまった、
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ミズナラロードは続いてく

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指入峠から、尾根を巻き山道を進み、再び目の前には、直登の防火帯が迫り上る。

まっすぐな太い幹にナナメに縞模様の美しいイケメン巨樹、
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天高く枝を広げてヤドリギをてんこ盛り(ヤドリギが付くのは元気な証拠とか)、

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防火帯は直登をはぁはぁ。一段迫り上がると、また一段、終わらない直登の連続も
ついに来ました、石保土山直下の平坦地。まず山頂にご挨拶した。

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石保土山から、地形図上の北や西への道はなく、南の防火帯をダダッと下る。

Img_1246r                刈り残されたマルバダケブキ

突き当たった巡視路を左へ進む。大規模な補修のあとをすぎる。

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斉木林道と出会う鳥小屋分岐に到着した。標柱があった。なつかしい。
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ここから斉木林道を歩く。早々に、オンボロなトラック一台が置きざられていた。
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斉木林道は、枯れスズタケと痩せた二次林が続くばかりで、単調だ。
せめて斉木峠を確認しようと、地形図を確認しつつ歩く。
峠らしき所は尾根が枝でクロスされ道形なし、シルシらしきもの無し。
右の小山は地形図では△1692.1m? なので、登ってみると
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う~~ん。どうでもいいや。
やがて斉木林道は、辺りの林が美しく整いはじめ、ついに見たことのある風景に出た。

Img_1305r      白石峠で~す。水場も近い。

三日目

東の空に煌々と輝く金星を見て、やがて日が昇る。

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南に向かって歩き出す。小さなコブの北斜面は、霜柱をかりかり崩しながらだ。
登り
詰める丘の上は陽射しに溢れてる。「当然、休憩でしょ!」
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東面は、重なり合う山々が墨絵のよう。地図を見ながらワイワイ山座同定。

A1       aは黒川鶏冠山なので・・・  bは? cは?

その先も陽射したっぷりの展望プロムナードは続く。次のピークが倉掛山、
手前のお休み処で、「もちろん休憩」 やったぁ!!

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倉掛山を過ぎると、人工物が増えてくる。
板橋峠のゲートを越えると、斉木林道は舗装されている。

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三窪高原のベンチを過ぎる。かつてレンゲツツジの最大の群生地。今はどうなの?

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NTTの巨大電波塔を過ぎ、鈴庫山分岐まで来た。ザックをデポし細い尾根を下る。
こんなに整備されてた? あっけなく到着した鈴庫山で。(前回の鈴庫山2007.06.30
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そして最後の休憩地「柳沢ノ頭」に立った。

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お待ちかね肉まんタイム。
大量にお湯を沸かしお茶を飲みながら、
のんびり過ごした三日間に、思いを巡らせた。

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【一日目】塩山10:32→(タクシー\9100)犬切峠11:40-藤尾山 12:45(30)-アンテナ14:15
【二日目】アンテナ08:30-犬切峠08:40-新犬切峠08:45-指入峠10:20-石保土山11:20(50)-鳥小屋分岐12:50-斉木峠?13:40-白沢峠14:45(水汲み)
【三日目】白沢峠07:30-倉掛山08:50-板橋峠10:50-藤谷ノ頭11:10-鈴庫山12:25-柳沢ノ頭13:20(50)-柳沢峠14:45→(車)塩山
【地図】昭文社:大菩薩 2.5:柳沢峠、雁坂峠  

ではまた~♪

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