梅雨の晴れ間に白谷ヶ丸

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2014年6月14日 (土) 快晴

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晴れていれば心はハイに  ♪
県道510から桑西を過ぎ林道に入ると、左の大菩薩南陵や右の吹切尾根からのパワーがビンビン伝わってくる。

大峠は満車、自分の車が路肩駐車第1号だった。
林道を南に歩く。小金沢橋、真木橋を渡りつつ下流を見ると、崩壊の後遺症が凄まじい。

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20分ほどでとりつきに到着。カラ松林はずいぶん涼やか?と思ったら、スズタケが枯れて倒れていた。ポキポキ踏みしだきながら上がり、途中から踏み跡(獣道?)に移る。

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1750mピークを下りた撓みで心ゆくまで休憩し♪♪♪、 先に進む

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ヤマツツジが満開

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対岸の丘に上がりダケカンバ林を抜けていく。すてきな立派なタケカンバたちだ。
が、林下はスズタケの密生地、ここのも茶色に枯れてポキポキ折れる状態、ヤブコギしたのが懐かしく思えた。

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林を抜けると小さな草原、さらにシナノキ、ミズナラなどが現れる広葉樹林が続く。

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再び草原に出ると、右側に雁ヶ腹摺山がど~んと現れる。
わたしは左側に張り出す大きな草原のお腹をグイグイ登る。
青空と草原がキリッと線を描き、その尾根線に向かって一歩一歩、進んでいく。

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石庭からの富士山は残雪の模様も美しい、
うねる南大菩薩の山々、さらに南アルプス・・・
所々赤いヤマツツジの赤い塊、スミレ、イワキンバイが笹の間に間に咲く。

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白谷ヶ丸からイタヤメイゲツの広葉樹林を抜け黒岳に向かう、
登山者とボチボチすれ違う。
広葉樹は大木が多く、下草のシダやカニコウモリ、コウモリソウが瑞々しい。

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稜線では倒木が多く荒れた感じ。
黒岳を越えたところで右折し大峠に向かうが、右折点の道標は間違えやすいと思う。

313_r     黒岳山頂にて

大峠への道に入ると苔むした林床と黒木の森、

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ぐんぐん下り、ちょいっと登って赤岩(ヤ)ノ丸に到着した。
きょうは「赤岩本宮」を訪ねるつもりだ

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新しい赤テープが急降下道を案内してくれる。すこし下りるだけいと思っていたら、ドンドン下り続けるので沢に出ちゃうのかと思ったほど、大岩のヘリを過ぎたところで、突き出た岩の上に石祠を見た。
やっと着いた。しっかしよくこんな所に!! 

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5月4日付けの「氏子名」の書かれた板も立ててあり信仰の篤さを思わせる、
しっかしよくもまぁ、こんな所に!

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赤岩ノ丸に戻りランチを済ませ大峠へと下っていく。
林相が明るい雑木林に変わり、道の両脇はスズタケ繁茂。珍しく青々と元気で、なんだか嬉しくなってしまう。大峠はあっという間だった。

358_r  ササバギンラン

 

こんなよいお天気の日に、お気に入りの所をのんびり歩けてホントに良かった。
欲を言えばもう少しだけロングコースだったらなぁ。ない知恵を絞らなきゃ

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【コース】大峠P07:40-とりつき 08:00-1750m
09:00(40)-石庭10:10(20)-白谷ヶ丸1040(10)-黒岳11:10(10)-赤岩ノ丸12:00(30)(+30 赤宮本宮)-大峠P 13:20
【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:大菩薩峠(七保)

では また~  (^_^)/~

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