萱ダウ~松ネッコ~大双里【奥秩父】
2025.09.14(日) 曇り 5人
高登谷湖の奧の萱ダワがスタート、県境尾根を北東に進んだ。
あちこちに華やかなキノコが顔を出している。
前方の濃い樹影はシャクナゲの繁茂帯。足元には倒木や枝が散乱するように
なり、所々に大きな岩がドデンと座っている。
やがてシャクナゲの暗いトンネルを潜っていく。ふいにひらけた場所に出ること
がある。両サイドの景色が見えず、どこを歩いているのか分からなく不安だ。
シャクナゲ帯では目の前の枝葉を払いながら注意深く進まねばならない。
足元には根や石が、滑るわ、突っかかるわ、そこを懸命に突破していく。
大きな岩を巻きながら乗り越える。ぱっとひらけた展望は瑞牆山の岩岩だ。
おおきくひと息、深呼吸をし水を飲んだ。
岩が続く所の尾根は細い、けれど、力任せのよじ登りはけっこう楽しい、
岩の途中にダイモンジソウが揺れていたりしてたし・・。
岩帯をクリアするとまたシャクナゲ潜りだ、めげずにエッサエッサ進んでいく
緩いピークを越え、また越える。松ネッコはまだでしょうか?。。。
隊長は目印の白テ-プを結んている。その先には先人の赤布がいくつか。
本コースの最大の難所という※
すぐ先で苔の広がりに迎えられた。 命が充ち満ちるほどよい湿度、
小鳥の声が溢れている。しばし味わう至福の時間 心も体も充電できた。
緩やかな登りを越え、ついに松ネッコに到着した。
超目立たない道標がふたつ。 右折ぎみは小川山に向かう道だ。
私たちの大双里は、直進。岩が多く、立派なけもの道があったり、道は判然としない。尾根通しを厳守すべし。岩をへずったり越えたりして、ついに
三角点の大双里に到着。ヤッター。みなで大はしゃぎして到着を喜びあった。
大双里岩(獅子岩)を眺めたかったけれど、展望は無し。残念でした。
来た道を戻る、松ネッコ山名標は小さいし上の方だし、つくづく見おとしやすいと思った。
※点では慎重にルート確認。行きと帰りは見える景色が違ってる。
暗いシャクナゲを潜り、大岩をへづり回り込み、、と、記憶を蘇らせながら戻る
そうして お昼すぎには起点の萱ダワに帰着できた。
とっておきのビール(350㎖)を 5人で乾杯!! あつかれさまでした。
地図上では、ゆるやかで短いと思えた行程だが 難しく歩きがいがあった。
すごく楽しかった (^▽^)
行くことが出来たのは 隊長のおかげ。感謝です!!
では またぁ (^_^)/~
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