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遠征★続いて石巻金華山

2025.10.03(金)  晴れ 

今日も素晴らしい青空。神さまに感謝です。鮎川港から予約の海上タクシーに乗り、カモメと遊びながら15分ほどで金華山港に到着。

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抜けるような青空と松の木の続く道は、人気(ひとけ)がないのでシュールで寂しい。大鳥居&はためく幟、紫地に白く「金華山黄金山神社」と染め抜かれた文字
いかにも御利益ありそう。しっかりお詣りしよう。

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舗装された参道を登ってゆく。立ち並ぶは巨樹ばかり。クリやモミ、切り株の大きさからも歴史を物語っている。

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社殿前のご神木(ケヤキ?)は、樹齢800年という。みなで神妙に御祈願した。

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本殿横からの細道は、広く明るい岩ゴロゴロの沢道で、両側に尾根が延びいる。

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私たちは一歩一歩、足を踏みしめ、神妙に登っていく。樹の出現はひきも切らず、歴史のある祈りの道を感じさせる。

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1時間ほどで水神社。その先に広がる源頭地形をしばらく登ると、杉林の向こうは明るい。稜線に出るみたい。

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眼下には青い海の広がり。小島が浮かぶ。ふ~、あと15分階段上りだ。

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山頂には奥宮、三角点、石塔群、写真は展望台の岩。

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見晴らしのよいベンチで民宿の炊き込みご飯おにぎりを美味しくいただく。
下りは二の御殿経由。 広々ゆったりとした尾根は気持ちよい。

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二の御殿を過ぎ、ドンドン下って下って、造林小屋に着いた。水を飲む。 
わっ ヤマシャクヤクの群生地じゃない?タネになっている株が多数。

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再び黄金山神社に出た。ここにも(野生の)鹿がゆったりしていた。

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今回の東北遠征は ただひたすら、海の青、空の青に心打たれました。

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対岸は牡鹿半島。先の震災の大津波では、引き潮で海の底が現れたとか。

 

では またぁ   (^_^)/~
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気仙沼大島に遠征  十八鳴浜と潮風トレイル龍舞崎へ

2025年9月30日(火) 晴れ

JR大人の休日パスを利用し、気仙沼大島(休暇村泊)を訪ねた。おととしの唐桑半島の続きです。現地情報で知った十八鳴浜/くぐなりはま(潮風トレイルのコース外)に、まず行ってみます。

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休暇村から北へ舗装路を25分ほど歩き、案内に従い石のゴロゴロした道に入る。キバナアキギリやヤマハッカ、、、、、、ああ、秋だなぁ。
じき前方がひらけ、松の間から真っ青な空と海がのぞく。

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だれもいない浜に下りた。  ザザーッ、ザザーッ、繰り返す波の音。
鳥の足跡だけの砂地を踏んでいく。

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キュルル、キュルル、、、。砂が鳴る。面白がってずっと奥まで歩いていった。
なんという青さなのだろう、まるで珊瑚礁。

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大嶋神社に立ち寄ってから、民宿前の道に入る(案内板無し)
最初こそ草が被っていたが、道はしっかり下っていき、直ぐ明瞭になる。

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やがて舗装路に合流、右に光明寺や民家が見える十字路に出て、海方向に進むと田中浜に着く。みちびき地蔵にお詣り、44年前の津波とリンクする話も掲示されていた。(今回の津波のエピソードも多い)

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車道を歩いていると、10人ほどの団体さんがやって来た。公園整備の方で「龍舞崎は左側のルートが面白い」とか、とりあえず突端までは行くことに。       小田浜↓

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気づけば12時ちかい。食堂らしき店はカーテンがかかってるし、パンを売ってる店もない。ここから食事処マークの龍舞岬までどのくらいかかるだろう?
発見、小田浜近くにカフェ一軒、メニューにパスタやピラフ(カブサ?)も。

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いよいよトレイルの本番。車道を離れ海沿いのトレッキング道を歩く。
頻繁に現れる「龍舞岬 ◯㎞」を確認しつつ・・・・。

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リアス式海岸は、下って浜辺、そして登りの、くり返し。
民家が現れたり、漁船が係留されていたり、さまざまな風景を過ぎる

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岩の多いところにはハマギクが咲いていてた。青い海には小島が浮かぶ

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歩けど歩けど龍舞岬は一向に近づかない。登ったり下りたりが細かに続くと、
いいかげん飽きてくる。

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頭の中は、早くゴールにならないかとばかり。美しい景色が広がっているのに。

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ついに龍舞崎到着、なんと16時前。予想に反して閑散としていた。
地図の通り公衆トイレはあるが、食事処のお店は営業時間外らしかった。

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バスもないので気仙沼からタクシーを呼ぶしかないと 腹をくくった。

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潮風トレイル・気仙沼大島は、「歩ききった」という印象、早く宿舎に戻り、美味しいご飯を食べて横になりたい。
ふ~~ よく歩きました (^o^)、 おかげで三陸海岸が心に染みこみました。

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記憶の風景は、いつまでも鮮やかなまま・・・・・よみがえります。


では またぁ   (^_^)/~
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高尾山の静かな道 暑い中でも ときどき秋風

2025.09.26(木)  晴れ         4人

高尾山も8時前は商店街も開店前で登山客はまばら。高尾病院前までは車道でも、病院を過ぎると山道になる。病院建物の横の登山口は目立たない

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アップダウンはあまりなく、林間のお散歩という感じで楽しい。
木蔭は涼しく、ときおり風の通り道に出会う。

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 左手の高台が石仏広場。立ち並ぶ石仏さんは、庶民的な団子鼻や、キリッとしたイケメンや、柔和なお顔の方々、静かに座っていらっしゃる。

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左からの道を合わせさらに進む。立派な大杉が次々に、径1mはありそう。

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3号路には想像以上に深い谷が多く、橋をいくつか渡る。多彩なり高尾山!

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足元は平坦でスイスイ歩けラッキーと思ったら、、油断大敵。
最後は急な石段で、汗たらたらの息ハアハア。

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「かしき谷園地」からは右折し「富士道」別名裏道を。 ダートの車道をゆるく下ると、建物の裏に出る。

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少し先に曰くありげな祠があり、そこが「弁天窟」だった。

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洞窟は腰をかがめて進み(頭をゴチンしないよう)、弁天さまご対面。
ふくよかなステキな仏さまだった。

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山頂は、好天のわりに人が少ないほうだった。
日なたは暑いけれどさすが秋。富士山丹沢が一望だった。

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下山は吊り橋の4号路。
前を歩くちびっ子軍団の、楽しげなはしゃぎ声が聞こえてくる。

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あちこちにヤマジノホトトギスが咲いていた。

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予定通り599ミュージアムでお茶のあと、「高尾森林ふれあいセンターに立ち寄った。たくさんの木の実や小枝が並べてあり,クラフト工作が出来るとか。森の動物たちや木々の説明もあり、楽しそうな施設だった。

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何度も行ったつもりの高尾山も、行けば行くほど興味深い。今回は、人が少なく階段も少ない絶妙なコースだった。リーダーさんありがとう。

 

では またぁ   (^_^)/~
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萱ダウ~松ネッコ~大双里【奥秩父】

2025.09.14(日)  曇り        5人

高登谷湖の奧の萱ダワがスタート、県境尾根を北東に進んだ。
あちこちに華やかなキノコが顔を出している。

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前方の濃い樹影はシャクナゲの繁茂帯。足元には倒木や枝が散乱するように
なり、所々に大きな岩がドデンと座っている。

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やがてシャクナゲの暗いトンネルを潜っていく。ふいにひらけた場所に出ること
がある。両サイドの景色が見えず、どこを歩いているのか分からなく不安だ。

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シャクナゲ帯では目の前の枝葉を払いながら注意深く進まねばならない。
足元には根や石が、滑るわ、突っかかるわ、そこを懸命に突破していく。

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大きな岩を巻きながら乗り越える。ぱっとひらけた展望は瑞牆山の岩岩だ。
おおきくひと息、深呼吸をし水を飲んだ。           

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岩が続く所の尾根は細い、けれど、力任せのよじ登りはけっこう楽しい、
岩の途中にダイモンジソウが揺れていたりしてたし・・

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岩帯をクリアするとまたシャクナゲ潜りだ、めげずにエッサエッサ進んでいく
緩いピークを越え、また越える。松ネッコはまだでしょうか?。。。

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隊長は目印の白テ-プを結んている。その先には先人の赤布がいくつか。
本コースの最大の難所という※

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すぐ先で苔の広がりに迎えられた。 命が充ち満ちるほどよい湿度、
小鳥の声が溢れている。しばし味わう至福の時間 心も体も充電できた。

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緩やかな登りを越え、ついに松ネッコに到着した。
超目立たない道標がふたつ。 右折ぎみは小川山に向かう道だ。

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私たちの大双里は、直進。岩が多く、立派なけもの道があったり、道は判然としない。尾根通しを厳守すべし。岩をへずったり越えたりして、ついに

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三角点の大双里に到着。ヤッター。みなで大はしゃぎして到着を喜びあった。
大双里岩(獅子岩)を眺めたかったけれど、展望は無し。残念でした。

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来た道を戻る、松ネッコ山名標は小さいし上の方だし、つくづく見おとしやすいと思った。

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※点では慎重にルート確認。行きと帰りは見える景色が違ってる。
暗いシャクナゲを潜り、大岩をへづり回り込み、、と、記憶を蘇らせながら戻る

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そうして お昼すぎには起点の萱ダワに帰着できた。 
とっておきのビール(350㎖)を 5人で乾杯!! あつかれさまでした。

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地図上では、ゆるやかで短いと思えた行程だが 難しく歩きがいがあった。

すごく楽しかった (^▽^) 
行くことが出来たのは 隊長のおかげ。感謝です!!

では またぁ   (^_^)/~
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