麦草峠~雨池~双子池~亀甲池~北横岳
8月28日(木) 29日(金)晴れ
一日目
登山口は麦草ヒュッテの反対側、小さな沼をぬって木道が渡っている。
周りにはシラビソ、下草は笹。樹林に入ると涼しく調子に乗ってスイスイ。
やがて足元は石の転がる道に。苔がふわっと盛り上がっている。平坦な一画で
ひと息つく。静かで涼しくそれでいて、いのち溢れる森の気配に包まれる。
雨池。岸辺には泥が広がり、湖面ははるか向こう。季節的な現象なのか?
とりえずお昼。日陰に一列に並びランチをいただいた ♪
食後、湖を時計の反対回りにに半周、再び岸辺に出るとこちら
石だらけ。想像を超えた雨池の景色だ。
池から離れ北方向の双子池方面にゆるく下る。若いシラビソが美しい。
ダートの林道にぶちあたり、道標に従い左折すると
豊富な湧き水の気持ちがよい一画を歩く。
勾配のない林道歩きにあきてきたころ、双子池への道が分かれる。
すいすい下ると、じき双子池&ヒュッテに到着する。
ヒュッテ・宿泊棟の大広間には、一人一張り充てで(2.3人用の)テントと、布団が
用意されていた。入口を閉めれば完全なプライベート空間。私たちの3人分は、
入口がコの字にと配慮されていた。とても快適!
2日目
双子池は森に囲まれた静かな湖、ヒュッテの前に雄池、少し離れて雌池がある。
小鳥の声が賑やかな森の中を、心も体もエネルギーを受けて歩く。
雌池から離れるタイミングで絶好のランチ場が出現、湖畔に下りた。
ヒュッテのお弁当は竹皮で巻いたちまきで、餅米も具もめっぽう旨い。
双子池から離れるにつれ、ますます深まる苔の森。のみ込まれてしまいそう。
ちょっとした峠を越えると湿原の風景にかわり、やがて亀甲池に到着。
その先も苔の道。勾配が増してきた。容赦ない急な所では腿を必死で持ち上げて、ホント大変。
シナゲナゲやイワウチワなど、山の花が多くなると、元気が出てくる。
ハイマツの台地に乗り上げた。濃い霧で真っ白。すでに北横岳直下とか。
北横岳(北峰)はさすが若い登山者が多く、いままでとは違う雰囲気。
重い雲に覆われていた空が、あっという間に晴れ上がる。隣の南峰を踏み、
そのまま北横岳ヒュッテに。華やかな雰囲気が漂い、元気なお子ちゃま連れも
多い。ベンチに腰掛けおやつタイム。遠望する三ツ岳、なかなか踏めない山頂だ。
坪庭に出てからも、周回路までは足元ゴロゴロで歩きづらい。
今さら転ぶわけにはいかないと、ゆっくり歩いた。
周回路に出てしまえば、観光モード。
坪庭を埋め尽くす膨大な溶岩は、北横岳噴火で流れてきたとか。
雄大な景色、点在する溶岩のオブジェ、カラ松は巨大な盆栽のよう。
最後はロープウエイの山麓駅で、お楽しみのケーキセットをいただく。
しあわせ~な❤ひととき・・・。
みなさま ありがとうございました。
では またぁ (^_^)/~
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