オーレン小屋から峰の松目【八ヶ岳】
2025.08.08 (金) 晴れ
「鳥を探しながらお散歩~♪」の妹と、桜平~オーレン小屋を歩く。
朝6:20、運良く桜平の(上)Pに停められた。
5分ほど下った登山口ゲートから(1990m)、林道をゆっくり歩き始める。私もすっかり寛いで、ダラダラ (^^ゞ(^^ゞ
傍らの沢は勢いよく流れ、両側のシラビソの森はびっしりと苔に覆われ、川沿いにはシモツケやトリアシショウマが慎ましく咲いている。
やがて森に朝日が射し込みはじめ、森はオレンジ色に染まっていった。
硫黄の香りがして、夏沢鉱泉が目の前に(2060m)、ベンチに腰掛け、おにぎりをいただく。小さな子供連れが多くいかにも八ヶ岳らしい。花の写真の方*と言葉をかわす。
夏沢鉱泉からは幅広の山道、相変わらず勾配はあまりない。沢沿いの深い苔の間にイチヤクソウやアキノギンリョウソウが覗き、シロバナノヘビイチゴが小さな実を付けていた
苔もさまざま多様で興味がつきない。「オーレン小屋水力発電所」を過ぎ、木橋もいくつか越えると、祈祷旗(タルチョ)のはためくオーレン小屋だ(2330m)。
ここは天狗岳/夏沢峠/峰の松目(赤岩の頭)との三分岐。
小屋に立つ『峰の松目』の説明が興味深い。
妹が「ちょっとだけ峰の松目の方に行ってみない?」。これ幸いと、峰の松目方向に向かう。テント場を抜け、苔むした森の中ゆるゆると登る。
ふと気づくと妹が遅れ気味。それでも峰の松目の分岐には30分後に到着できた。ちょうど下りてこられたお姉さんが「山頂には30~40分で着く」というし、見れば今までと同じような緩勾配だし、どうにか行けるんじゃないかと、、。
行ったことのない峰の松目は、私にとっては”大ごちそう”だ。アゴを出している妹に「ゆっくり行こうね」と声をかける。彼女は苦しそうだが、がんばってついてくる。少し登っては待ち、また登る。
しかし 妹の足取りがますます鈍くなってきた。「先に行ってて、待っているよ」と妹にいわれて、有り難く、急ぎ行かせてもらうことにした。
目の前に横たわる稜線に上がると「峰の松目コル」だ。
ここで待つように約束しとけば良かったと思いながら、峰の松目に向かう。途中の、南側が広けた場所から覗いた、いつもと違う雰囲気の赤岳~阿弥陀岳…。足元にはコゴメグサが可愛い。
いよいよ山容通りの急登になった。ツルツルの木の根や岩を一つ一つよじ登る感じ。
やがてシャクナゲが増え、ふっと平坦になると山頂だ。
「峰の松目」の消えかかった標柱がたつ。
三角点は奧のシャクナゲの中。
そこに夏沢鉱泉で会った人*が上がってきて、 「妹さんがコルの辺りを歩いていた」という、わっ、急いで下りなきゃ。その時、先に下りた*氏が「あ、妹さんが上がってきました!」。よくぞ!
来られるとは思ってなかったよ。。。
山頂近くの下りが危ないので、ゆっくり休んでから一歩一歩進み、30分で無事コルに出た。山頂辺りの急登は、岩そのものの山なのだ。
その後の下山も気を抜かないよう慎重に動き、2時過ぎオーレン小屋に戻った。小屋で記念のバンダナを購入。水を補給した。
そして夏沢鉱泉への道を下る。疲れた足が石車に乗らないか心配だったが、順調に夏沢鉱泉に到着。
靴を脱ぎ館内のカフェでゆっくり珈琲を楽しんだ。妹が「峰の松目の方に、ちょっと行ってみようって言っただけなのに」とひとこと。確かに(o_ _)
私はさ、勾配を見るとギアがあがっちゃうタイプなんだよ。
以上、結果オーライの、スロウ登山のお話でした
では またぁ (^_^)/~
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