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弥彦山☆花の裏参道と菩提寺山【新潟】

2025.03.28(土) 小雨       5人  

この大きな鳥居の先が弥彦神社、でも私たちは日本海側の裏参道に向かう。

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登山者用Pは、土日は満車どころか路肩に縦列ができるほどという。
小雨のせいかきょうは私たちだけ、これは吉かも?  

カッパを着て出発。 登山口から杉林のジクザグ道を登っていく。

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早々にカタクリ群落が現れた。雨のせいで花はツンと閉じているがかなりの花数。陽が射したらピンクの絨毯まちがいなし。

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合間にぽちぽち散らばる白い花はオオミスミソウで、厚めの葉が雨に光っている。薄青い花もある。

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して赤い美がかわゆい低木は当然アオキでしょ? でもなんか小さすぎ、葉にきょ歯がないし?  ⇒日本海側多雪地帯の変種ヒメアオキ。

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エンゴザクもあまりに貧相で華やかさに欠ける。 ⇒日本海沿岸に咲くミチノクエンゴサク

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あ、これはチョウジザクラ?でもな~んか違う気もする、あちこちで咲いているけど寂しげだ。  ⇒日本海側に咲くオクチョウジザクラ

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霧が大分濃くなってきた。黄色い小花のヒメウズも咲いている

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林道を横切り、ちょっと急な坂を登ったあと湿地沿い? 。ゲコゲコ、ゲコゲコ,あちこちから湧いてくるこの歌は?カエルの集団お見合いの最中かな?もし陽が射したるなら、水の音を耳にぼけーっと過ごしたいそういう場所だ・・・

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ふと気づけば左側は、一面を覆儚い白色、うわっ、
セリバオウレンのなんとも美しい絨毯。

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作業場?の広場で休憩、霧の向こうにスカイラインが走っているそうだ。ますます霧は濃くなり、気温が下がってきた。
ヒメユヅリハ
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スカイラインの脇の緩やかな登山道は尾根のようだ、どんな景色だろうか、海が広がっているかも知れない。

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このあたりカタクリは緑の細い蕾、ショウジョウバカマはやっと花芽をだした。

再び広い所に出た。ベンチもある。「今日はここまでにしましょ」
白湯をいただきとホッとする。相変わらず霧は濃く風も強く、凍えてくる。

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戻りは「ブル道」を伝う。広く歩きやすく、下るには助かる。
エゾユズリハがそこここに。そしてここにもオウレン・オウレン、またオウレン。オウレンの絨毯なんて初めて出会った。

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ヤヤッ、ブル道にまだ雪が残っているぞ、はしゃぎながら、ほいほい歩いた。

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☆下山口の「弥彦山に咲く花」掲示板、帰宅後、花の同定に役立った。やはり日本海側固有の変種が多いのでした。

B1

他にオオバクロモジ、チャボガヤ、、、いやはや、うっかり見過ごすところだった
というわけで、今回は山頂には行かなかったのでした。

 

2025.03.29(日) 曇り       5人 

【菩提寺山?】知らなかった山。新潟の248mの低山だそう。

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登山口の注意書き

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大沢森林公園から歩き出す。「花は少ないですよ」と最初からいわれていたが、

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今年初めてのショウジョウバカマが続々現れる。「仏路峠」の赤い

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「仏路峠」の赤い 帽子の野仏たちをすぎると、

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小広い山頂に出る。小さな三角屋根の避難小屋、ストーブに火が入り大勢の人が談笑中。地元のボランティアの方々は人なつこく、私たちをスッーと受け入れてくださるのだ。

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山頂の「菩提寺山史跡」の説明によると、菩提寺は空海さんの建立、とにかく古い歴史を持っているそうだ。

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ホントは高立山275mへミニ縦走する予定だったが、時間切れでそのまま下山。このお天気ではしょうがない。
ことしはじめてのマンサク

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信濃の春は遅いんですね

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やっとお目覚?? オオカメノキです

では またぁ   (^_^)/~
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