笹尾根 田和~田和峠~笛吹峠~藤尾
2025.01.30(木) 晴れ 3人
上野原から飯尾行きバスで、田和BSに09:40着、
北側の擁壁の上から大勢のお地蔵さんが見下ろしていた。
田和は山上集落。立派な屋敷が高台の上さらに上の高台にも建ち並び、舗装道路が繋いでいる。
私たちはせっせと歩を進め最奧の家を過ぎると、登山口の道標が立っていた。
積もる落ち葉の深いこと。力を込めて登るので汗が噴き出す。
やがて美しい檜林に。道はしっかり太く気持ちよく歩ける。やがて強い西風に煽られてきた。道の向きが変わったせい?
やがて、太陽がサンサンと降り注ぐ雑木林に変わった。うっとりするような綺麗な森が広がる。雑木の間から真っ白な富士山が覗。富士山は、いつでも嬉しく元気にさせてくれる。
登るにつれて再び檜林が現れるが、道はその左。正面にはだかる笹尾根はもうすぐだ。 11:40田和峠着。
ランチはもう少し歩いてと、ほぼ平坦な笹尾根をゆるゆる歩く。数馬峠までくると南面に日だまりの草地。この暖かい自然レストランに腰を下ろした。
目の前には堂々たる富士山。真っ白な美しい姿。ラッキー!。こんな穏やかな気持ちになれるのも山なればこそ! (地図を見ながら)今日は藤尾に降りようと決めた!
尾根に戻ると、西風の冷たいことったら。でも向きによって気にならなかったりする。
なんとなく下りつつアップダウン。北側には奥多摩の山々がよく見える。
笹ヶタワノ峰は、知らずに通り過ぎそうなピーク。北側に降りるしっかりした道は大羽根山を通過する道だ
北側には枯れた灌木が一面に。「コアジサイじゃない?」「そうねそうね」花の咲くのは6,7月か?「そういやこの辺って、一面の笹原だったはずだけど・・」
ゆるく下ると道標*1040m分岐だった。ここからも尾根伝いに藤尾に降りられるが、笛吹峠の古(いにしえ)の峠道をたどってみたい気持ちを優先して、先に進む。広々とした赤松広場**を過ぎる。
ゆるく下ると石碑(大日)のある笛吹峠に到着。
藤尾方面の道は薄いけど、辿っていくと、さっきの赤松広場**の下に出た。なんだ。また来ちゃった。
ここから峠道はしっかり太く歩きやすい。若いヒノキは枝打ちされて真っ直ぐ。心地よい木漏れ日を感じながらうねうねと道を辿る。
と、思いきや沢地形2箇所では、道が毀れぎみ要注意、崩レギミ倒木アリ落葉積モリ道形アヤフヤ、ここさえクリアすれば再びしっかりした道だ。
じき*1040m分岐 からの尾根道と合流、ホッとして倒れた道標の前で水をいっぷく。
この先の峠道は、なんとも歩きやすい。急なところは上手にジグザグをきってある。重い荷物を担いで通う仕事の道だものね。樅の大木が数本、尾根を守っていた。峠の栄枯盛衰を、ずっと見てきたのだろうな。
じき木立を透かし眼下には、家々の屋根がチラチラ。
そして舗装路に出た。後はダラダラくだっていくだけ。この道は西原古道だ。
そうしてタクシーの約束10分前にBS藤尾に到着。ドライバー氏はなんと22歳のわかもの。会話上手で飽きさせず、あっという間の上野原駅だった
では またぁ (^_^)/~
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