突き抜ける青空と大展望【大菩薩】 久しぶり唐松尾根から稜線に!
2024.11月7日 (木)
木曜隊のやまのぼりは定番の大菩薩。
甲斐大和駅8:02着。停車中の8:10発バスはぼ満員。乗れたのは10人くらい、
「臨時便が来ますから」とバスは出発し、残されたお客は9:00まで待ちぼうけ。
上日川峠のオジサンがいうには「週末はバスが4~5台来たよ。今日の臨時便の運転手さんは非番だったの、普段は農家」とか。バス・タクシー会社の運転手不足は深刻なのだ。今後利用するときは 平日でも要注意φ(.. )。
上日川到着は1時間遅れたけれど、まぁのんびり行きましょう。ロッジ長兵衛から山道に、広葉樹はいい感じに色づき、青い空と見事なコントラストだ。
「こうやって美しい紅葉に出会えるのも日本に四季があればこそね~」などと話しながら、福ちゃん荘から唐松尾根に入る。
何度も来たような気もするが、実は久しぶり。カラ松は終盤だけど、突き抜けるような青色に真っ直ぐな幹とベージュのモシャモシャした葉がいい感じだ。
この先急登になり石も増えた。ゆっくりゆっくりを心がけていく。登るにつれカラ松林からトウヒのどっしりした黒木に変わるり、木立を空かし、大菩薩らしい笹原のうねりが垣間見え、テンションがあがる。
所々の大岩に乗ればすばらしい展望。青々と水を湛える大菩薩湖、あの辺りのカラ松はまだまっ黄黄!うわ-い、大きな富士山。なびく山裾から続く山並みは南アルプスだ、ひゅうカッコイイぜ甲斐駒 ❤
12:00雷岩に到着。大勢のハイカーが展望とランチを楽しんでいた。若者が多めなのも「大菩薩ぅ~」ってかんじ。
ランチ後、稜線をゆっくり下る。空はすかっと晴れ上がり、広々とした景観に心もスカッ!!
「おおっと、妙見の頭に寄らなくちゃ!」訪問者が少なく静かなので外せないピークだ。(振り返って)
山頂には先客が二人ほどいらしたがすぐ立ち去った。
『北辰妙見大菩薩』の石塔。
西には富士山、そして南ア・・・の雄大な景色、
頭からは、真下の賽の河原を目指し、ざれた斜面を下る(道形あり)。
石積み地帯を摺り、親不知ノ頭は割愛して、介山荘までひとっとび。
山々はだいぶん靄って、夕日色に変わろうとしている。
介山荘からは車道のような巾広の登山道を下る。すっかり秋色の道を夕日に向かってのんびり歩く。
上日川峠ロッジ長兵衛でコーヒー、小屋の兄さんが、丁寧にドリップしてくれるのだ。ふと窓の外をみると、バス停に人の列ができている、兄さんに「乗り切れないこともある」といわれ、あわてて飲み物をテイクアウトして列に並んだ。
甲斐大和ホームで、ハイカーたちに混じって電車を待っていると、さっきの大菩薩峠で(石丸峠を回れば?)なんて勧めといた若者が、わざわざ「とてもよかったです。ありがとうございました」と言いに来た。「なんていい子」せんぱい顔の私たちは、ほっこり今日を終えたのでした。
では またぁ (^_^)/~
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コメント
こんにちは。
天気の良い日は眺めも含めてやっぱり良いですね。
妙見の頭、少しは木があったように思いますが、すっかりなくなってしまったのですか。
上日川峠ロッジのコーヒー、以前、あんまり天気のよくない日にのんびり飲みましたが、紅葉時期はダメみたいですね。。。(苦笑)
投稿: リプル | 2024年11月17日 (日) 18時11分
リブルさん 久しぶりに来てみて やはり大菩薩はいいですね。危険は無いし 展望は良いし。
妙見の頭には シッカリ踏み跡(道)がついていました。山頂の秩父側は樹林です。。木々を透かして見える秩父側が好きです。
今週の日曜日は 予報外の好天。どちらか行かれましたか?
投稿: ba_sobu | 2024年11月20日 (水) 06時52分