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紅葉状況は? 編笠岳の麓

2024.10.20(日) 晴れ      2人

なんとなく体は重けれど青空の下に出るとよっしゃ! と気持ちが上がる。
あっ、遠望する西岳と編笠岳の、裾野が染まっている!

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紅葉のようすはどうかなと、富士見高原Pから歩き出した。
カラ松の幹は ブドウのツタが這い登り見事な赤い柱に変身だ。

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道脇にはノコンギク。そろりそろりと秋☆秋☆秋。

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このあたり、林道はあちこちから交差し、登山道と微妙な関係。
五叉路分岐から盃流し方向に進む。

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堰堤工事が終わったばかりの、沢を越える。ずいぶん暴れたんだ!

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対岸に渡ると今までと違う空気、森に漂う山の香り ♪

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まだ緑濃い雑木林は、明るい陽光をいっぱい受け止め、所々黄色く抜ける。
すっかり嬉しくどんどん足が進む。

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谷側の緑濃い中のひときわ赤い一本は、ウリハダカエデ。

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林道と交差、1640mとあった。あと少しだけ登ってから帰ろう。

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雑木林にかわゆいキノコぞろぞろ・・・

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なんと尾根沿いに大きな石が・・並んでいる

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この上に乗ったところが見晴らし台なのか?

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もう少し登ってから、石の上にあがり、戻りは石伝いで。
見晴らしはないけれど、パッと明るい黄色の樹冠

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石伝いは楽しい気持ちいい。苔むしたり、多様なシダ類。

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戻って、交差する林道に出て西岳方向に進み、西岳の登山道を下る

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不動清水

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そしてまたキノコ群(ベニタケの一種と思う)

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林道沿いのボタンズルも種を付けた

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順調に秋は来るのでしょうか? そして短い秋にならないで。

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では またぁ   (^_^)/~
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逗子鷹取山☆139mを侮るなかれ

2024.10.15 晴れ 

「標高139m」って聞きまちがい?。どんな山?興味津々で、京急に乗って見知らぬ町にやって来た。
下車駅は神武寺、駅に寺の名前がつくなんて、由緒あるお寺のよう。

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素晴らしい青空。木曜隊はきょうの火曜日に変更してよかった。
曲がりくねった道や、不揃いな敷地、昔からの古い街なみ。生け垣や擁壁のヤブには見慣れぬ植物が茂っている

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案内に従って「神武寺・鷹取山」への広い石段を上がる。

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赤いよだれかけのお地蔵さんが佇み、 こんぴや山やぐら群の説明。
ハイテンションなわたしたち「もちろん行きます!!」

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かの遺構は、岩を四角にくり抜いた穴の列、見て取れたのは10穴くらい。

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遺構の先にも道が延びていた、こんぴら山に寄っていこうと足を延ばす。
ここがこんぴら山かは不明だが、こんな感じ(標高120m)。

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じき立派な山門の「医王山神武寺(天台宗)」に到着
全山が凝灰岩から成る古くからの山岳信仰の霊場とか、~ ~とか、~とか 
多くの解説版が並んでいる。岩岩の階段を上り薬師堂にお詣りする。
境内には「ナンジャモンジャ(北限)」など大木も多い。

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素朴な薬師堂

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お堂の裏から鷹取山に向かう。参道は丸くちびた石で敷き詰められている。

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送電塔が何本も見える展望台を過ぎると、岩山っぽくなった。
シッカリした岩道だ、

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写真で見るほど怖くない。鎖は直ぐ終わる。最後、登山道は階段状になり、あっけなく山頂に出た。

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聳え立つ切り立った岩で、大勢の人が楽しそうにクライミングの練習中。

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木陰でランチ後、岩の上の展望台に行ってみる。方向感覚がいつもと違いこんぐらがる。三浦半島はどこ?伊豆半島は?江ノ島だけは分かったけど。

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鷹取山は「湘南妙義」とも呼ばれ標高139m。 明治中期から昭和初期までは石材採取場。耐火性に優れ、かまどや土蔵、海堡建築などに利用されたとか。

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さぁ、最後の磨崖仏へ、思ったよりどんどん下った岩に大きな弥勒菩薩。柔らかい表情のすてきな仏様。
大岩の裏側は静かな桜の広場で、ベンチがおいてあった。

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磨崖仏からほどなくして横須賀の街に。「湘南鷹取」は計画されて出来た街、行き届いた綺麗な住宅が広がっている。どの家もすてきなお庭をもち、洒落た門や生け垣を巡らしていた。

広い道をドンドカ下って、30分ほどで京急の追浜駅に到着。ふ~面白かった。

 

では またぁ   (^_^)/~
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秋びより☆☆☆弾んで歩く御坂山

2024.10.12 晴れ 

地図には二つの御坂峠がありますが、それぞれどう呼べば良いのやら???

河口湖駅に下りる、駅前のガラガラな様子に拍子抜け。10時半、終点天下茶屋でバスを降りた。雲のかかり始めた富士山を眺め、トンネル左の道に入る。

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せっせと登るジグザグ道は石だらけでけっこうな勾配。きょうも息が上がるけれど、あっけなく感じる。
足元には大きなドングリがざくざく、丸いホコリタケもざくざく。

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峠に立てばブナの大樹がどんと座っている。稜線の陽ざしは柔らかく、木の実がたくさん転がっている(^o^)。所々、大きな岩が現れる。岩は湿って苔むしている。そして猪の狼藉の甚だしいこと。もぉっ!歩きづらいったら。

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次の凸は「1472mカネヤマ」、涼やかな雑木林に囲まれる。その先、尾根が細くなると、がっしりした木々が姿を見せた。ブナの柔らかな大きな枝振り、ミズナラの直線的な不器用さ。個性的な姿はみなを楽しませてくれる。

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幹に温泉饅頭みたいなタヌキノチャブクロ?をつけたり、根元に丸い頭の幼菌(カラカサタケ?)を生やかしたり。

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やがて尾根が広がると、美しい若いブナ林が広がった。ずっとここにいられたら・・、

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ピークに近づくにつれ、大岩が現れシャクナゲの緑も出てきた。

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御坂山は大きな緑のドーム、フカフカ落ち葉の絨毯の大広間でランチタイム。
新旧御坂峠の間って、こんな良い所なのに、歩く人が少ない気がする。

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あっという間に1時間もたっていた、おりしも霧と冷気が降り景色が一変!
下山はまず西に見える巨木の元へと

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ブナのでっかい胴体の裏に回れば、大きなうろがポカン。それでも枝振りはシッカリ若々しい。

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さらに西に向かう。若いブナに混じりナラが増える。猪サン開墾ルートに苦労しながら下り、

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ちょっとした広ピークは「観音平山」で、すぐ下が御坂峠だ。

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御坂茶屋は以前から閉まっていた、建物は残ってるが、側面は壊れ荒れ放題で、内部が丸見えだ。

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ここが御坂城址というのは知らなかった、確かに堀や土塁らしき形状が。

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峠道は鎌倉街道、美しい雑木林の、落ち葉の積もる道を下っていく、
その一角に佇む優しげなお地蔵さん。

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下っても下ってもまだ下り、川筋に出た。落ち葉が深く道は判然としないが、
マァ分かる。檜林で少しうす暗く少し不安になったころ、馬頭観音碑が現れ、ここが「行者平」と分かる。大岩の上の苔むした石仏二体。このまま森に溶け込んでしまいそうなお姿。居てくださってありがとう。

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すぐ先で檜林を抜け林道のような広い道になり、栃の巨木が点々と姿を見せる。

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そして鉄の橋を渡ると「峠道文化の森入口」の古い標柱がある。
すぐ先に赤い鳥居の美和神社が見えた。籐ノ木に到着した。

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さてバス。石和温泉行きはタッチの差で逃したので、対岸の河口湖行きのバス停に移動。え?、石和温泉行きがたった今通り過ぎたって? この路線は ずいぶん遅れるンですねぇ。河口湖行きもどうなることやら。

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そろそろ山陰に日が落ちて薄ら寒い、腹をくくって待つしかない。

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お世話になったドライブイン黒駒

バスはまぁまぁの20分遅れで、外国の旅行者を大勢乗せてきた。バス停ごとに乗客は増え、満員で河口湖駅に到着。料金支払い対応の運転手さんの鮮やかなこと、いろいろな人がいて支払い方法もさまざま。ルールの分からない人や、大きな荷物持ちで手際の悪い人もいる。もちろん日本語は苦手そう。列が進まず、バスの後部の私は待たされたけれど、いろいろな様子を見ることができたし、富士急バスの運転手さんの対応にも感心させられた。バスの遅れはしょうがないことかもと思った。その後の富士急電車内では半数ぐらい外国人、まるで海外旅行してるふう(^o^)、なんちゃって。

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では またぁ   (^_^)/~
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