柳沢峠～鈴庫山～三窪高原 ☆

2024年5月23日 （木）　曇～薄曇り

柳沢峠は標高1472m、いきなり爽やかな高原の空気を吸い込める。
苔むし階段を上り「柳沢ノ頭→」の道標から山道をゆるく登っていく。

森の緑はうら若く、カエデ類や、すらりとしたカラ松、そして大きなブナが次々と現れる。

三角点の柳沢ノ頭からは、木の間越しに南アルプスが望める。

で、ツツジの花は？よく見ればほぼ蕾。それでも南斜面には・・、

木々の葉が小さく優しげな、今限定の景色にいやされた。

下った東屋の鞍部の木々は白い花で包まれていた。なんとここはズミの森、

お次は鈴庫山に登る.　なのに下りばかりとはこれ如何に？？　

ケーブルが左にそれた所から岩っぽくなり、５分ほどグイグイ登ればっ！。

「わ～～い！」誰もが歓声を上げる鈴庫山の山頂だ(1600m)。

展望と静けさという贅沢を味わいつつ、ランチをいただいた。

さて、来た道を戻るわけだが、あれほど下りたからには登らにゃならんということだ。お腹いっぱいの身体はやけに重く、ヒーヒーあごを出した。
分岐は左に、でも直角にでなく初めは尾根に沿い、徐々に左に回り込む。

苔むし階段を降りてからさらに大きく左に巻き・・じき、山腹に作られたシッカリした道になる。

苔むし階段をまた下った対岸の丘には、三角小屋がポツン。

山道に戻り、無人中継塔を目指すべく、歩きよい緑の道をすたすた歩く。

（スズタケの残骸が残って、灰色に見える）

13:30中継塔。車道が上がってきている。私たちは右下の草原に降り、壊れた東屋と対面。東屋もレンゲツツジも今は昔。

最後に目指すは「ハンゼノ頭」、「展望台」というだけあって「さ～すが！」、広々とした雄大な景色が待っていた。富士山、御坂、身延、南アルプス、秩父に続く山山など・・、快晴でなくてもこれだけの見晴らし！

そしてここは　ミツバツツジの花盛り。

今朝のズミの東屋から、四つ辻を左折する。

ザ・雑木林。なだらかな丘にはナラやブナの森が広がり、林下も涼しげ、気持ちがよい。

斉木林道に下りたあとも下り勾配をスイスイと歩き、ゲートの向こうの青梅街道に出て10分で柳沢峠に戻。

タクシーにお願いし、”裂石”に寄っていただくことになった。
旧青梅街道ぞいの、まず「峠の清水」をいただき

『萩原口留番所跡』(説明文を読む）

その奧の”裂石”を見物、
想像をはるかに越える大岩が、パカッと割れていて実に迫力がある。

きょうのルートは楽ちんである上、高原気分を味わえるし、のんびり登山にはぴったり。時期に応じていかようにもルートをく組める。三窪高原、かつての賑わいはないようで、もしかして穴場？？。小鳥の声の賑やかな森でした。

（鈴庫山から）

では　またぁ　　　(^_^)/~
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