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柳沢峠~六本木峠~丸川峠~裂石

2024.05.11(土) 快晴

沢峠から水源林に入ると、いきなり緑の渦に巻き込まれた。
ブナ・ミズナラはもちろん、ダケカンバも。なにより多いのはカエデ類、

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ハウチワカエデはもちろん、芽吹きの赤っぽいイタヤカエデや・・、

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アサノハカエデの 薄緑の「花」も見られた

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足元も賑やか、シロバナエンレイソウは優雅に葉をくねらせているし、

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ヤグルマソウの赤茶の幼い葉はテカっている。

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花の終わったハナネコに今も盛りのツルネコ。コチャルメルソウはしゃんと背筋を伸ばしてる。

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ミヤマカタバミと思ったが、コミヤマカタバミというのですって!

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道沿いの青いタチツボスミレがなにより美しかったけど良い写真が撮れない。
そうそう、ここはフモトスミレの宝庫

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休憩は、尾根上で巨木たちと過ごす。眼も、耳も、鼻も、肌も、解放されていく。

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鹿柵から出ると巡視路の雰囲気が変わる。ノーメダワあたりと似てるかも~ 相変わらずコケ苔イワ岩、 源頭地形にふさわしい花が次々と・・

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六本木峠に12:00着、ランチは柔らかな起伏の一角にていただく。そこは背の高い木々が大きなドームを作っている。こんな穏やかな時間の中に自分がいる・・

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この辺の石を利用したのか?。

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岩を積み上げたようなピークは「天庭峠」。

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そのさき、容姿端麗な大ブナが鎮座する

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三角点は地味に置かれていた。さらに尾根上をゆくと割れた大石にであった、木戸石ってこれ? 

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丸川荘では、代替わりした方が木の上で、チェーンソー作業中。その時
小屋に戻られた小柄なオジサンは、25年前にお会いした元小屋番(只木さん)。ゲジゲジ眉毛は真っ白になったけど。今日たまたま上がってこられた。

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25年前と同じに、木彫りのミミズクを購入した

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小屋の前で絵を描いていらした「山の絵描き」中村好至恵さん。
山でバッタリは なんと2度目だ。
別れは惜しいけどもう4時前だし、そろそろ下りねば。

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久しぶりな裂石までの道、たった1時間半がんばるだけと思ったけれど、ホンマに急だで難儀した。

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岩場には黄色のツルキンバイがてかてか光る。
そして大ブナや、

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大オノオレカンバがすっくと立つ。

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やがて沢音が聞こえ、下に堰堤が見えた。道なりに林道に下り、しばらく歩いて徒渉をし、ひと登りで駐車場に出た。

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ホッとしてタクシーコール。でも「タクイーは出払っているって!?」
しかたなし、裂石18:30最終便に乗るべく、歩くとしましょう。

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裂石バス停に到着したのは、20分待ちのちょうど良い時間だった。

中央線に乗ったころ、車窓の景色が暮れなずみはじめていた。
今日は十分に山と遊ぶことができました、ありがとうございました。

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では またぁ   (^_^)/~
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