秩父よき町❀よき山美ノ山
2024.05.09(木)どん曇から快晴
西武線から西武鉄道お花畑での乗り換えの待ち時間は30分以上、自販機の飲み物はすべて"冷"だし、店は準備中だし、でも駅ソバはやっている。仲間と「一杯のかけうどん」を分け合い 人心地がついた。
お待ちかねの秩父鉄道はすてきな電車。ガタゴトなつかしい音を立てながら、親鼻駅に到着。
関東ふれあいの道の美ノ山登山口スタート。一気に里山に変わる。コナラやエゴノキの新緑が、優しく山を包んでいる。
所々、ウツギのほんわか白い花。足元には点々とギンランの花。みんなウキウキとして、えがおが弾ける。
山頂は思ったより遠そうだけど、空の一角が青くなり、みるみる晴れてきた。
あ、雲が切れ山々が姿を現す。そして、美ノ山園地の一角の展望台では、両神山までは姿を見せた。奥秩父の山々はまだ雲の中。
風が冷たいので少し先の広々とした芝地にてランチ。「桜の美ノ山復活・・」
食後、公園中心部に向かってゆっくり歩く。見事な花を咲かせたツツジが次々現れる。少し前なら、埋もれるほどのツツジ苑かな?
大きな電波塔(美ノ山山頂)の脇をすり抜けると、すてきな庭園に出る。360度の展望台にも上って大きな景色を満喫。公園は整備が行き届き、地元の力の入れようが伝わってくる。
下山は下山(しもやま)集落に。今までとはうって変わった普通の山道をジグザグ下る。どこまで下っても続くジグザグ。道は鬱蒼とした木立に包まれ展望がなく飽きてきた。暑いし・・・
やがて竹林になり、屋根が見え畑が現れ、下山集落に到着した。
次は和銅掘削跡地だ。和同開珎の和銅がこの地で採掘されていたなんて、全然知らなかった。思いも寄らぬ事だ。奈良時代からこの地は全国に知られていたのか!
実際の採掘場とされる所は、何の変哲も無い暗い川筋だけど、傍らに立てられなた和同開珎のモニュメントが、ちっとも大袈裟には思えない。
本来なら、和銅採掘と深いつながりのある聖神社には詣るべきだった。でも暑いし面倒くさくなって、スルーしてしまったのだ。
帰りの西武鉄道は、たまたま「秩父ジオパークトレイン」、車内にはチチブクジラとかチチブサワラ等の説明があり、楽しい。
そうか、銅とかの鉱物が採掘されるということは、秩父の火山活動の結果だし、化石などの発見とも無関係ではないか…などと、ロマンが広がろ。シロウト考えだけど古代からの秩父の繁栄とつながっているような、脈々と流れる歴史・・。
西武秩父駅ではお土産もバッチリ購入、順調に電車を乗り継ぎ帰宅した。
秩父の莓「あまりん」は 甘い中に爽やかな酸味が絶妙でした ☆
では またぁ (^_^)/~
山域別レポ一覧は あしあと へ
| 固定リンク
コメント
秩父、しばらく行っていません。
飯能で西武鉄道の乗り換えも面倒です。
年とともに出歩くのが億劫になっています。
投稿: 西やん | 2024年5月19日 (日) 21時04分
西やんさん、
そうですそうです。私もです。でも
ひるむ心にむち打って 出かけます
出かければ、元気が湧いてくるので、それが嬉しい
秩父鉄道っていいなぁと 今回しみじみ。
西武秩父~お花畑の歩道が なんかオシャレになってましたよ。
投稿: ba_sobu | 2024年5月20日 (月) 16時05分
こんにちは。
美の山、良い山ですね。以前は蓑山と言われていたけれど、最近は美の山の方が普通になりました。
時期に行くと本当に桜だらけの山でした。
雲がなければ、両神山がよく見えたと思います。
投稿: リプル | 2024年5月21日 (火) 21時59分
リブルさん。
以前、リブルさんの記事に触発されて、この辺りに来るようになりました
とはいえ、西武鉄道に乗り換えは 一段ハードルが上がりますね、
はるばる来ました、今回も思いました、
でも来た甲斐がありました。
山里の、シッカリ深く織り込まれた歴史の重みといううような。。。
そして奥秩父が尊く思えました。
投稿: ba_sobu | 2024年5月22日 (水) 14時26分