まるで初夏の気温,小下沢~ 逆沢ノ頭~景信山~
2024.03.31(日)晴れ
10:00、小下沢林道を歩き出す。初夏のようで、檜林の木陰が気持ちよい。
川沿いのハナネコは減り、ニリンソウやアズマイチゲ、カタクリが顔を見せている。タチツボスミレは今を盛り、ニューフェイスはエイザンの可愛いピンク。
ヤマルリソウがぐんと増えた、
ミヤマカタバミも新顔。ヒカゲスミレもね。
・・といってる間にザリクボ沢出合いに到着、ひと休み。
ザリクボ沢沿いの登山道は石がち。でも花が多いのでたのしい。ヨゴレネコノメ、ヤマネコノメ、1週間前に蕾だったハナネコはすっかり呆けていた。
驚くべしはササバエンゴサク。大きく逞しく育ち数も増え青く華やかに光る。
その先の大滝で、はや12:00とは。
山道らしいジクザクを登っていく。所々ケヤキの巨木がデンと座ってる。
途中で右に入り、じき図根点標柱に出会う。ここから直登することにした。
「山頂はすぐ上」と思っていたが、標高差100mは甘くはなかった。
ザレザレの細粒の地面を、力まかせの筋トレ登山、時々現れる巨木や、あちこちに咲くヒナスミレにパワーをいただきながら・・エイエイエイ・・・
逆沢ノ頭に13:10着、自然体なボサボサ山。前回は夏、南から北西に緑の笹を通り抜けただけ、記憶はうすかったので、新鮮に感じ。
山頂の北端には美しいコナラの大木が佇んでいる。
山頂から緩やかに下り(右杉林,桜の大木点在)、
鞍部から50mを登ると景信山への登山道に出られる。
三角点の景信山は14:30。人は少なく、落ち着いた雰囲気だった。
下の茶屋は閉鎖し、立ち退き跡がぽっかり、ミツマタが満開だった。
下りは登ってきた道をどんどか下る。急な階段が続く。そして東尾根に。
なだらかに登れば大久保山。桜の大木が目を惹く。
ミヤマシキミが多く蕾をたわわにつけている。
尾根はおおむね緩やかだが,時々現れる急降下。《478mお休み処》急降下《420mヘンテコ灰色の木々》急降下《アカガシ?》とくり返し、
やがて右下に中央道を見下し、側溝?のようなのもある。尾根なりに進むと、下山場所の工事施設が見えてきた。檜林には整備の道が錯綜し混乱してしまう。
さらに下ると工事現場との境のフェンスがあらわれ、そのまま進み(扉があり)
小下沢林道に戻った。
きょうの前半は花観察でゆっくり、そのあとの尾根歩きは新鮮で面白かった。
高尾山系には、まだまだ知らない、楽しい尾根沿い沿い道があるのかも。
遅出の山歩きも気楽でいいな♡ お次は芽吹き?春の野の花もりだくさん?清々しい青葉?それともツツジ?
わくわくしてきた。
では またぁ (^_^)/~
山域別レポ一覧は あしあと へ
| 固定リンク
コメント