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春のきざし? 高尾の裏とか そのあたり

風邪が引き金となった花粉症。重い、つらい。どんどん気力が落ちてくるので、暖かい日にはぼちぼち歩き、春を探すことにした。

2024.03.10 (日)晴れ
春林(しゅんりん)と言う名の雑木林、いちはやく咲いていたウグイスカグラ(*^o^*)

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2024.03.18 (月)晴れ
花好き仲間が「ヒダカソウが咲いているんだって?」と長野から車を飛ばして来られたので、「カタクリの里」をご案内。

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続いて片倉城址公園にカイコバイモを見に行く。こちらは正真正銘の自生だが、あまりに遠くカメラが届かない。
城址公園の丘陵には、カタクリとオオミスミソウが咲きはじめていた。

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さいきん あちこちで見られるリュウキンカ (増えたの?増やしたの)

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2024.03.24(日)曇り
裏高尾の コゲサワ(小下沢)~ザリクボ(砂利窪)を歩く。川沿いに下りると株はかなり減ったが、ハナネコノメもユリワサビも復活しはじめていた。
ぷらぷら上流に向かっていると、「ピンクのハナネコがいるらしい」と教えられ、一緒に探しながら進む。微かにピンクがかった縁。

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ニリンソウが咲き始めた。ニリンソウ。。なんか増えた。
このあたり、ニホンザル軍団出没中・・・

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広場からザリクボ沿いに入り、上流に向かう。ネコノメさんの多い一帯で、
ヤマネコノメや、

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ヨゴレネコノメ、ニッコウネコ ノメ?、ハナネコさんも続々と。。。

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まだ小さい蕾の塊もあり、ハナネコのこれほどの群生地とは知らなかった。

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平日はだれにも会わない道だけど、日曜ならではでハイカーが多い。
お久しぶりに出会えてうれしい ツルネコさん!

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そして本命のササバエンゴサク。咲き始めで蕾も多数。

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なにより細い葉の美しさ

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大滝

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 コゲサワ出合いに戻り、ベンチにて美味しいコーヒーと暖めたパンに卵や野菜やハムを挟んでいただいた

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大福にお湯を差して ぜんざい作成中・・おいしかったよ

フサザクラとアブラチャンが満開だ。春の足取りは確実にそこまで

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そのままコゲサワ林道を戻り、アズマイチゲ、ヤマルリソウ、カテンソウなど眺めて歩く。 これからもっといろんな花が増えるだろう。

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帰りし高速下の展望地から、対岸のカツラの花をながめた、
ほのかに赤みがさした程度、あとひと息だ。 楽しみたのしみ 

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では またぁ   (^_^)/~
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大磯✩鷹取山の社叢と春めく里

2024.03.14(木)  快晴

大磯丘陵里山歩きマップ(谷戸エリア編)を手に、大磯の町に繰り出した。
生沢の古くからの家が建ち並ぶ通り、前方に小田原厚木道路の高架が見える。

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手前の立派な長屋門(高島家)では、お家の方が説明してくださり、すぐ先の
二宮家前の空き地にはさびた大釜が鎮座。防火水槽として使われているそう。

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高架を潜るとパッと畑地が広がり、眩しい陽ざしが押し寄せる。オオイヌノフグリ、ホトケノザ、大タンポポ、元気なトウダイグサなど、春を謳歌している。

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玉子売り場の先には鶏舎らしい建物が連なり、じき谷戸川沿いに延びる道になる。

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左は川(対岸は険しい)、右には丘陵が高なり照葉樹の雑木林だ。道沿いはあまり変化もなく、時々現れる橋の名を読みながら、虫窪ルート⑦分岐を目指す。

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虫窪ルートとの分岐は右、ゴルフ場の内に延びる車道を進む。じき左に出現したモダンな建築物は「上吉沢配水池」とか。
こんな豪華な配水池なんて、「さすが大磯ね」と感心した。

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「関東ふれあいの道」の標識が唐突に現れ、エエッと驚く。
台地にあがると大山から足柄の山並みが美しくなびいている。

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ルート図を熟視し、鷹取山方面に向かう、現場は大磯の道標がないし、
マップには大磯以外の情報がない。道はシッカリしてるのが救いだ。

ゆるい上り、もしや?と思い、右方の高みに立ち寄った。案の定、倒木の荒れた小広場の端っこに三角点。鷹取山の山頂だ。

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そのまま道を辿ると、駐車場広場のむこうに鷹取神社の建物がある。

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まわりの鬱蒼とした木々が圧巻だ。タブノキ、スダジイ、オオヤマザクラ・・「樹齢460~500年の自然環境保全地域」との看板。

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先着していたのチョウ観察のグループの方に、産み付けられたばかりのアカタテハの卵を教えていただく。あまりに小さく美しく、感動した。

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グループが去った後、日当たり場でゆっくりランチを楽しみ、さて出発、

「おっと、その前に十三天に立ち寄ろう」と神社の東、道は殆ど無いが、どうにか踏み跡・・、

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あまりの急坂にビビるが「すぐ近くのはずだから」と真っ逆さまに下ると5分くらいで勾配が穏やかになり、前方にぽっかりと静謐な広場が現れた。点々と並ぶ野仏たち、ここは平和な場所。

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戻りはあっけなく神社の下に、しばし巨樹をたのしみ、かっこいい大タスダジイスダジイと記念写真を撮る。

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神社から丁寧に作られた階段道&山道をたったか下る。

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なだらかな みはらし場所にはたわわな夏みかん。
じき道標「関東ふれあいの道→国府本郷、月京」。

(直進の道はこの祠で終わり)

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私たちは分岐を左にとり、良い道を15分で集落、そして道祖神。

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生沢の集落を抜けバス通りへ、お庭のこぶしの大木は見事なまでの花ざかり、
暑いほどの陽射し、春・春・春 春まっさかりだった。

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生沢BSに来ると、15分後に平塚駅北口行きバスがある。ラッキー! 
バスは35分で駅に到着。予定していなかったバスに乗れて嬉しい? ちょっぴりの探究心もが充たされ「次もまた!」と思えてくる。次に大磯方面にきたときは 海を見たいなぁ

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生沢バス停の お向かいの池と神社

では またぁ   (^_^)/~



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