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西原古道☆藤尾から沢渡へ  【上野原】

2023.12.09(土)  晴れ 

西原古道の名を初めて聞いた。ひたすら高みを目指す山歩きでは見えない道だ。
藤尾バス停から、上へと延びるジグザグの車道を行くと、空がひらけ藤尾の集落が現れる。

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南向きのすり鉢地形は陽ざしをたっぷり湛え、段畑が重なり大きな家が点在する。斜面の柚子に金色の実、春を待つ梅林、お墓、猪柵の中では大根が育つ。

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消防センターや蔵春院(お寺)を過ぎ、笛吹峠分岐には馬頭さんが佇んでいる。

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道沿いには真っ赤な大モミジの彩り。二宮神社(上にあった)を見逃すも、
「ふんどし山入口」の派手な標柱に行き着き、山に入る。

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深い落葉で足元が見えず、気をつかった。山側斜面に炭焼き窯が点々と。

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木橋を渡り、手入れのよい杉林を行く。12月というのに木陰が気持ちいいなんてヘン。急な斜面をジグザグ上がれば「笠松峠」だ。
さぁ、右の「ふんどし山(寺久保山)」にGO!

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入口にはモミの巨木がデンと立ち、杉たちを圧倒している。

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15分ほど登るとふんどし山の山頂だ。休憩にうってつけのおだやかな広場。

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笠松峠に戻り、峠道を行く。そろそろランチだが。。。。
するとおあつらえ向きに日当たり場が現れた。「帳塚原」標識、防火用水、ベンチも等あり。ありがたくこの場所をお借りし、お昼をいただく。

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この先は歩きやすい。午後の陽ざしは逆光で眩しく、秋の最後を輝かす。

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ハナイカダの葉が赤く燃える。イロハモミジはなおのこと、雑木たちは、赤からオレンジ黄色のグラデーションの彩りで里山を飾っている。

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そんな中に佇むのは、馬頭観音や庚申塚で、そのまま小棡集落に導かれていく

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小さな神社は「大(?)満大自在天神宮」、お寺は「慈昌庵」、

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細道の随所に「ゆずりはら自然の道」の案内板が現れる。
人家を迂回する登り坂には棡(ゆずりは)の木が植えられていた。

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あまりの好天気に気温上昇。みな大汗をかいている。高なりを乗り越えると沢沿いの日陰道になり、救われた。コレハ熊よけか?ガンガンたたいて通り過ぎる。

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所々「ミューの森」のクイズあり、みんなわいわい答えながら歩いて行く。
さらにすすむと「十文字峠」「鶴川断層・(うんぬん)」

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右は「日武連山」、第二の「ふんどし山」を期待してせっせと登ったが、
しゃぼん玉のようなピークだった。
峠に戻り、ゆるゆると下っていくと、
前方に沢渡の集落が見えてくる。

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沢渡のお寺は「大雄山威王院」この時15:45、 15:50発のバスは諦めていたが
バス停着は15:49到着、ひゃぁセーフ。10分ほど遅れてきたバスに無事乗車。

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きょうの三つのお寺の額は同じデザイン同じ字体だった、沢渡にて↓

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*身延徘徊時、訪ねた集落は廃村が多く、時代を超えてむかしを歩く感があった。今回は生活している(限界とはいえ)集落。ムラごとに神社とお寺が一つずつ。沢渡では、村おこし的な事業が始まっているようす?(ミューの森など)。
なかで藤尾はひときわ美しく、グイッと心を掴まれてしまった。二宮神社では毎年9月15日、(無形文化財の)藤尾獅子舞が奉納されるそうだ。

では またぁ   (^_^)/~



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コメント

こんにちは。
西原古道、自分もこの時期でしたけど、あのあたりは明るい山が多いので楽しいですね。帳塚原もとても明るいカヤトの場所でとても気分が良かった気がします。

このところ、気温の急上昇、急降下が多くて、なかなか体がついていけませんね。

投稿: リブル | 2023年12月18日 (月) 21時08分

さすがリブルさん 
地図を見ていて短いなあと 思っていたのですが 時間があるからと ふらふら寄り道したり 結局バスにぎりぎりでした。
きょうは 気温急降下の日 ブルブルブル

投稿: ba_sobu | 2023年12月19日 (火) 06時08分

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