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高ノ丸 強風に阻まれ笹平に届かず、 でもね。美尾根に出会えたもんね♫

2023.12.14(土)  

大月駅から、森屋荘前までタクシー、金山橋を渡り、5分でセイメイバンのとりつきに(送電塔巡視路)出る。

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明瞭な道には深い落葉が積もり、分かりにくいったら! 特に小沢を越える辺りは道幅もせばまり、不安を感じた

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そこを過ぎれば、あとは峠に向かって着実に上がっていくだけ。 

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やっと出ました桜沢峠。すばらしい日当たり☆、しか~し、強い東風が吹き狂っていた。寒いのなんの。あわてて毛糸の帽子で耳を覆う。

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右側に見える丸い雑木の山が高ノ丸だ。深い落ち葉で道すじは不明瞭だが、なるべく道らしきところを拾って、ヨイショよいしょと登っていく。上がりきると『高ノ丸』の山名板。あっけない。

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ひ~、風が強い。すぐ先にも同じような丸ピークがみえる。
気持ちよい道をザクザク落ち葉を踏みながら進む。風は強い

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 送電塔が立つ。実はここで向きを少し右(南)修正しなければならなかった。

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しっかし落葉を踏む音がザクザク楽しく、そのまま直進。
「?」と思ったけれど、美尾根には、樅の大木や、

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桜(植樹?)が点々と…、いったいここって?、
雰囲気がいいのでこのまま下りよう。

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左には(道らしき)広い窪みもあり不安感ゼロ。案の定「林道奥山線」に着地。

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林道は右へ、トズラ峠をめざし歩く。

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あいかわらず風が強く、予想より時間がかかり1時間半後の12:30、トズラ峠着。
峠の左の広場は山陰で寒々しいので、右側の高ノ丸方向に上がり、日当たりの良く風の来ない場所を探しランチにした。

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切通し崖の上ではちびたお地蔵さんが、優しげに見守ってくれている。近くに送電塔が建っている。

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さて、林道に戻り道標を確認し、対岸の尾根にとりつく。やはり落葉に埋もれた道は不明瞭な上、岩っぽい。どうにか尾根上に出たがオソロシイ風、シッカリ立木を掴んでゆっくり行かねば!きゃっ、また風が・・、これじゃおちおち登ってられないわ…と大人の判断、きょうは下りることにした。下りは必死。。。

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ということで、強風に追い立てられながら、金山橋をざし林道を歩く。一陣の風が起こると、擁壁の上から滝のように落葉の塊が落ちる。ひゃあ、

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落ち葉軍団が、道を走り去っていく、一瞬の出来事。 「初めてよ、こんなスゴイ光景を見たの!」みな驚きと感激。

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30分で朝の金山橋/森屋荘前に戻った。まだ日も高いので、大月駅まで歩く。
なだらかな下りの、車の少ない道はラクチン。見覚えのある神社や建物を眺め、

   (まえ、ここから梅久保山にのぼったわね・・・・)
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稚児落し入口や梅久保山(花咲山)入口を過ぎ、

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大月駅手前の「栄月製菓」で木乃実煎餅を買う(前々から、気になっていたお店。
初めて買えた。おせんべは美味しかったのよ)。

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なんか トホホな一日でしたが、こういうこともあります。
でもね、きょうのコースをちょいとアレンジ、格好ののんびりコースが(頭の中に)できました、きょうはこんなんで、おしまい。

 

では またぁ   (^_^)/~
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西原古道☆藤尾から沢渡へ  【上野原】

2023.12.09(土)  晴れ 

西原古道の名を初めて聞いた。ひたすら高みを目指す山歩きでは見えない道だ。
藤尾バス停から、上へと延びるジグザグの車道を行くと、空がひらけ藤尾の集落が現れる。

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南向きのすり鉢地形は陽ざしをたっぷり湛え、段畑が重なり大きな家が点在する。斜面の柚子に金色の実、春を待つ梅林、お墓、猪柵の中では大根が育つ。

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消防センターや蔵春院(お寺)を過ぎ、笛吹峠分岐には馬頭さんが佇んでいる。

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道沿いには真っ赤な大モミジの彩り。二宮神社(上にあった)を見逃すも、
「ふんどし山入口」の派手な標柱に行き着き、山に入る。

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深い落葉で足元が見えず、気をつかった。山側斜面に炭焼き窯が点々と。

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木橋を渡り、手入れのよい杉林を行く。12月というのに木陰が気持ちいいなんてヘン。急な斜面をジグザグ上がれば「笠松峠」だ。
さぁ、右の「ふんどし山(寺久保山)」にGO!

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入口にはモミの巨木がデンと立ち、杉たちを圧倒している。

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15分ほど登るとふんどし山の山頂だ。休憩にうってつけのおだやかな広場。

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笠松峠に戻り、峠道を行く。そろそろランチだが。。。。
するとおあつらえ向きに日当たり場が現れた。「帳塚原」標識、防火用水、ベンチも等あり。ありがたくこの場所をお借りし、お昼をいただく。

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この先は歩きやすい。午後の陽ざしは逆光で眩しく、秋の最後を輝かす。

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ハナイカダの葉が赤く燃える。イロハモミジはなおのこと、雑木たちは、赤からオレンジ黄色のグラデーションの彩りで里山を飾っている。

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そんな中に佇むのは、馬頭観音や庚申塚で、そのまま小棡集落に導かれていく

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小さな神社は「大(?)満大自在天神宮」、お寺は「慈昌庵」、

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細道の随所に「ゆずりはら自然の道」の案内板が現れる。
人家を迂回する登り坂には棡(ゆずりは)の木が植えられていた。

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あまりの好天気に気温上昇。みな大汗をかいている。高なりを乗り越えると沢沿いの日陰道になり、救われた。コレハ熊よけか?ガンガンたたいて通り過ぎる。

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所々「ミューの森」のクイズあり、みんなわいわい答えながら歩いて行く。
さらにすすむと「十文字峠」「鶴川断層・(うんぬん)」

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右は「日武連山」、第二の「ふんどし山」を期待してせっせと登ったが、
しゃぼん玉のようなピークだった。
峠に戻り、ゆるゆると下っていくと、
前方に沢渡の集落が見えてくる。

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沢渡のお寺は「大雄山威王院」この時15:45、 15:50発のバスは諦めていたが
バス停着は15:49到着、ひゃぁセーフ。10分ほど遅れてきたバスに無事乗車。

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きょうの三つのお寺の額は同じデザイン同じ字体だった、沢渡にて↓

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*身延徘徊時、訪ねた集落は廃村が多く、時代を超えてむかしを歩く感があった。今回は生活している(限界とはいえ)集落。ムラごとに神社とお寺が一つずつ。沢渡では、村おこし的な事業が始まっているようす?(ミューの森など)。
なかで藤尾はひときわ美しく、グイッと心を掴まれてしまった。二宮神社では毎年9月15日、(無形文化財の)藤尾獅子舞が奉納されるそうだ。

では またぁ   (^_^)/~



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ヤビツ峠から大山・下社は最後の山もみじ 

2023.11.30 (木) 晴れ、山頂は曇り

きょうは一番楽といわれるイタツミ尾根で。ヤビツ峠までタクシーを奮発する。
峠で真っ青な空と眩しい陽射しに迎えられた。

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なるほど勾配が少ないので、ぐんぐん歩け良い気分。
木の間越しからは、のっぺり光る相模湾が・・・。

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40分位で岩っぽくなり、エイヤ、エイヤと登っていく。
高みに出ると西に春岳山への尾根が延びていた、気持ちよさげ・・

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岩の重なりはまだ続く。早く山頂に近づけるのが嬉しい。25丁目(石標)で表参道と合流、登山者が急増した。
鳥居を潜り、すぐ先の奧社には、直接向かわず巻き道を辿る。

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静かな良い道を回り込むと、北側の電波塔とご対面。
よく目立ち、かつて北尾根で遊ばせてもらった日々を、思い出す施設だ。

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山頂では、奥の院~をお詣りしたが、雲ってしまい実に実に寒い。

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前回は表尾根に懲りたので、今回の下山は見晴台コースにした。
階段は補修され、滑りにくい工夫や、段差を細かくして歩きやすくなっていた。

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思ったより長い道のりだったが、こういう道なら楽しみながら山を歩ける。
モミの巨木帯をすぎ、深い落ち葉の積もる道をへずり、2時前に見晴台に。

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前方には伊勢原?の町並み。振り返れば大山三峰が黒々と。ゆっくり休憩後、
右折の巻き道を辿る。

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長い間通行止めだった道、崩れやすい巻き道は本気の補修工事がされていた。

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あたりに真っ赤な紅葉が増えてくると下社の境内。

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お社には長い階段を登らねばならぬ。境内は真っ赤な紅葉に包まていた、

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白砂とお社/白に赤がよく映える。さすが江戸時代から人気の大神社だ。

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なんと社務所の一角が「石尊(カフェ)」に変身していた。袴姿の宮司さんもウエイター? テラス席は見晴らし抜群だが満席ゆえ、

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ウッディな屋内にて、コーヒーや抹茶ティラミスをいただいた、good! 

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帰りは発車寸前のケーブルにとび乗り、こま参道をブンブン飛ばし、伊勢原駅行きのバス(発車点滅)にぎりぎりセーフ。

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ことしの紅葉も最終盤?、裏山や近所の公園、小学校の校庭の木々は、毎日毎日 落ち葉を散らしている

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で7は またぁ   (^_^)/~
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