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心ゆくまで秋の日を、、六本楢~塩水山~倉沢山~

2023.10.07(土) 晴れ  

塩山からタクシーで六本楢峠まで行く。
ゲートを潜り南方向には、陽ざしが溢れて気持ちよさそうな、防火帯か?、

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その高みを行ってみる、矮性のアキノキリンソウやハナイカリがよく咲いて、少し前はお花畑かも?

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あっけなく防火帯はジエンド。ぐるりササに囲まれ鹿道すら見えない。ツヤツヤなササを漕いで進むのは楽しいけれど、足元に潜む倒木/切り株/枝たちが煩わしい。太い倒木の手前の小さな枝に引っかかったり、トラップ多すぎだよ。

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降り立った小鞍部でひといきついた、脇にはさっきの林道が近づいてきた。カラ松のサルオガセを横目に エイコラ、エイコラ、がんばる、

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目の前のピークが塩水山だ、勾配がきつくなりササも深い。オッと倒木。でっかい切り株も!

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わ~い、前方に大木、大きな葉っぱは「ナラガシワ?ミズナラ?」。

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そして目の前の高みに乗り上げると、小さな伐採地で、思いがけず展望がひらけた。正面に座る金峰山、そそり立つ五丈石。しばし見入った。

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ここからは右のフェンス沿いに進む。フェンス内は美しい広葉林。カラマツ林の中に意図して残された自然林か?

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あっけなくピーク(肩)に出た。草深い防火帯と思う。金峰山~鉄山~朝日岳のラインと対峙。秋の陽射しを思いきり浴びながらしばし鑑賞する。

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塩水山はとらえどころのない平頂だけど、三角点だけは見つけたいと思っていた。そしたらゴチン、スズタケに埋もれた三角点にぶち当たる。

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5mほど先の赤錆びた板に行き、表面をこするとどうにか「塩水山」の文字が

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そのまま東南にチョット行って下ろうとしたが、足元の隠れ倒木&切株に難航しUターン、防火帯に戻った。雲一つ無い青空と、広がるススキのベージュと、針葉樹の三角の列と、押し寄せる静寂のシュールな感覚。

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点在するレンゲツツジの株にバッチリ守られたゴマナが満開。静けさと秋の光に圧倒される。

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尾根なりに北西に進み、適当なところを下る。カラ松を透かし横たわる倉沢山。

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右には林道を見下す。この防火帯くずれのトゲだらけに辟易し、林道に下りた。ヤマハハコやナギナタコウジュが咲き残り、秋の山も賑やかだ。この草も、見たことあるんだけど?な。。?

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鞍部はチョットした広場になっていて、金峰山のよき展望台であった。

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私たちは林道と別れ、正面の倉沢山にとりつく。 
笹薮はおとなしくなり、真っ青なリンドウが咲いていた。

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ちょっと林相も変わったか?神の宿りそうな大石が佇んでいだり、緑の広葉林になったり、すっかりササが消えたり、歩くのに楽だ。

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やがて美しいシラカバ林が現れ、エイッと乗り上げると、

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尾根が分かれ倉沢山山頂だった。山名板あり('95製)。 どこでもランチ場の山頂に腰を下ろす。ゆっくりお湯を沸かし、ゆっくりランチをいただいた。

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さてここからも。尾根なりに南に下り、谷に下りる前に左にトラバース、地形図の2二ツ凸に向かう。 1700mあたりは、沢地形というかやたら水が湧き、ヌタ場になっていた。森は生きている。

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ヌタ場を越えるとササ、そしてヌタ、泥んこ地帯もあれば、谷地坊主(草)の生えている凹池もある。
歩くのは面倒くさいけれど、なんとも楽しい森で、わくわくしてくる。

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やがて右から林道が現れ、尾根とつかず離れずゆえ、林道に下りた。
林道は二ツ凸を巻いていく。左に高なる見事な広葉樹林の、ハウチワカエデがうっすら色づいている。

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二ツ凸をやり過ごしてから、再び山に入った。
急登にはブナの大木。 左の谷はブナ林なのだった。

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乗りあげると荒川林道が走り、送電塔が建つ。私たちはさらにもう一回山に入り、林道沿いの尾根を歩いてから、再び林道に着地。ナナカマドの実が美しい

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林道なりに下ればグリーンロッジ前だった。秋のススキの乙女高原をさらっと回る。オヤマボクチやヤマラッキョウ、各種ノギクなどながめつつ、。。

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急ぎ焼山峠に向かう。うっひゃ、いつのまにか、15時を過ぎてしまった。
冷気がしんしんと、忍び寄ってきた。


では またぁ   (^_^)/~

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