尾瀬ヶ原 ✩ 満喫の竜宮泊まり ②
2023.07.11(火) 晴れ
快晴の朝、まだ冷気の残る森を抜け、水音を耳に最初の湿原・下田代に出た。
正面に構えるのは燧ヶ岳。
ノアザミのピンクが点在し、タテヤマリンドウがめいっぱい花をさかす。
30分ほどで見晴しに到着。山小屋がたくさん建つ尾瀬の繁華街
燧ヶ岳の登山道を左に分け、木道を辿る。鬱蒼とした森の林床はササに覆わ
れる。イヨドマリ沢の橋のたもとで休憩。
流れの中の岩という岩には苔がモクモク生え、精気を発散させている。
そんな一角にショウキランを見つけ、喜びの撮影会になった。
傷んでいる木道は、尾瀬には珍しい。
白砂峠の道標を過ぎると、明るい湿原に出て、ホッとしてベンチで休憩。
赤トンボが多く、少し尖っている所には必ず止まっている。カメラを向けても
動じない、肝の据わったトンボたちだ。
次に現れたのはハクサンシャクナゲ灌木帯、うすピンクやうす黄色の
大きな花をたっぶり見られた。
再び現れた湿原の向こうに大きな池、ここが沼尻で目的地の尾瀬沼だ。
さてどうする?目の前の尾瀬沼を一周するには時間が足りないし
咲いてるはずの「〇〇キスゲ」が今年は全滅というので、花ハカセがたは
行く気持ちが失せたようす。ということで、ユーターン。
見晴しに戻れば、お楽しみ。 小屋カフェのおやつが待っている。
まだ14:00、尾瀬が初めての私らの希望を汲んでくださり、東電小屋を回るコ-
スで竜宮に戻ることになった。ここは花の種類が多い。オニノヤオニノヤラとか
オゼヌマアザミとか。(まだ蕾で、萼も葉っぱも実にやわやか)
池塘の真ん中の黄色い点はヤチコタヌキモとか。植物の範囲が藻やら
シダやらイネ科やらに広がり、もう私はついて行かれませぬ。
ミズチドリ と ホソバノトンボソウ(キソチドリ)よくわかりません
ここは水が豊富で川の流れは速くい。がっちりしたコンクリ橋を渡った所に
15人ほどの方が高架木道の補修中だった。この辺りは東電の土地なので、
補修も東電の関連会社が担っているらしい。
森を抜けると東電小屋が建ち、玄関先の『熊注意!』は 緊張感に溢れていた。
クマさん、お邪魔しま~す。随所に設置されてる鐘をカンカン鳴らしながら歩く。
空はまだ高く、心地よい風が吹いている。緑にぽつんとコバイケイソウ
サワラン、トキソウの小さな花たち。 ↓ツルコケモモ
見渡せば、どこまで続く湿原の緑、広い広い尾瀬ヶ原を体感しながら
歩いている。遠くのシラカバたちは美人ぞろいだし・・・・。
はるか前方に点々と浮かぶはハイカーたちか、あそこが木道だ。なかなか
近づけない、もどかしい。。。。やがて左の奥に、、竜宮小屋が現れた。
竜宮07:10-07:50見晴*08:00-0840-イヨドマリ沢**08:50-白砂峠09:45
-10:30沼尻11:00~11;15-白砂峠11:45-12:40*12:50-13:20見晴14:00-
東電分岐14:25-東電小屋15:00-15:20ヨッピ吊橋15:30-竜宮15:50(泊)
③につづきます (^_^)/~
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