尾瀬ヶ原 ✩ 満喫の竜宮泊まり ①
2023.07.10(月) 曇り小雨
今回の尾瀬行きは、別の計画がつぶれてシケていたとき、お声をかけていただい
た。何度も尾瀬に通われている植物&写真のベテラン3人組の企画に、私ら二人
が飛び入り。尾瀬は初めてなので、願ってもないお話だった。
戸倉から鳩待峠までは シャトルバス
【一日目】 鳩待峠からの下り坂には意表をつかれる。木の階段は歩きやすい。
でも植物ハカセたちは、オシダとかリョウメンシダとか同定に足が止まる。
この季節のシダは胞子を付けたり胞子葉を出し、興味深い。
ミズナラ、ブナの大木を目にすると、標高1500mを実感する。やがて水平な木道
歩きになり山の鼻に到着。尾瀬の山小屋は、大きく威風堂々とした構えだ。
鹿柵に囲まれた研究見本園に立ち寄る。一面に緑の草ばかりは、うわさ通り。
さらに熊多数出没で木道は途中で通行止め、戻るしかなく、、、、トホホ。
竜宮に向かう真っ直ぐな木道を歩く。勾配はなく幅広で二車線、濡れても
心配なく歩ける。アヤメ科の紫が多く、カキツバタ、ヒオウギアヤメ(写真)、
ノハナショウブの違いについて教わる。
ワタスゲの白いぼんぼんが濡れそぼり、縮こまってる。ヨウラクツツジは矮性す
ぎ。ヒメシャクナゲは終盤。イネ科のスゲ類が多く、知らなかった植物の世界を
覗く、例えばミカズキグサ。もう実になっていたけれど。
トウダイグサ科の花が目立つ、オゼタイゲキ。そういいやオゼと付く種が多い、
さすが世界遺産だ。
トウダイグサ科は花のつくりが面白いのだ。(果実になりたての時期)
「今年は花が少ないなぁ」とみんなガッカリしてたけど、(人が少なくていい
じゃん)と私は思う。そうこうしているとついに雨。。、いや雷も一緒だ。
だたっぴろい湿原に雷が落ちたら直撃? ビリビリするのは気のせい?
やがて雨があがりホッとした頃、遠くに竜宮小屋が見えた。
鳩待峠12:20-山の鼻13:30-13:30見本園14:00-牛首15:05-15:50竜宮(泊)
②につづきます (^_^)/~
山域別レポ一覧は あしあと へ
| 固定リンク
コメント