レンゲツツジの乙女高原の静寂!
2023.06.04(日)
素晴らしい青空。でも昨日まで台風2号の影響で、日本全土に大量の雨が降り
道路はあちこち閉鎖していた。予定だった塩平からも、さらに柳平のクリスタルラインもゲート閉鎖。しかたなし、歩きましょう
きょうは車の入らない一日ということ。山も谷も緑色のパッチワークが美しい。
路沿いの樹木たち(たわわに咲くミヤマザグラ、ヤナギの穂)を眺めつつ、晴朗な空気を心ゆくまで吸い込んだ。ちらほらレンゲツツジがでてくると焼山峠だ。
あっけらかんとした焼山峠は、ピカピカなのに虚無感が漂う。
きょうは「とことん乙女高原」ということで、四季の森広場の 展望台にたちよった。展望はないけれど、たわわなサラサドウダンやベニバナウツギを眺めつつ、気持ちよい風をめいっぱいあびる。
カラ松林を道なりに下り、源頭をまわりこむ。いい雰囲気。
道標を右に進むと小沢沿いになる。昨日までの大雨の影響で、あちこちから水が湧きだす。絶え間ない水音は豊かさを醸し出し、木漏れ日さえ眩しく思える。
広がるシダの森、サンリンソウの白花も咲いている。
小沢沿いにクリンソウが花をさかす。濃紅色って案外地味だ。
乙女草原の草の花はこれからが本番。サクラスミレの愛らしい姿にうっとり。
アヤメも咲きはじめた。ヤマボウシは終わり
草原の上方は(白樺の大木の奧は特に)、レンゲツツジの濃いところだ。
ツツジは持ちきれないほど咲き誇り、オレンジ色に目がくらむ。
そのままヨモギの頭に上がりランチをいただく。草原の日照りと対照的な緑のドーム。すらりとしたダケカンバの木陰はありがたい。
グリーンロッジに下り、林道を散策してると、看板に牧丘町--懐かしい名称
湿原にはオオヤマフスマ、アヤメ、ここでもクリンソウをみた。大窪山に向かいはじめると、小山なのに息が上がる。体力減退にショック。カラ松林のジグザグをヒーコラ喘いていると、道標のキツネさんが励ましてくれた。
大窪山のペンチに到着。真っ赤なサラサドウダンが歓迎された(^O^)。
アズマシャクナゲは終わってた。ここのシャクナゲにはなかなか会えない。
下りはあっけない。大規模な伐採地との鞍部に道標がたち、焼山峠は右に下る。レンゲツツジが点々と咲き、この環境はレンゲツツジに向いていると思った。あちらの伐採斜面も、いつかレンゲツツジ斜面になるのかも。
日暮れの遅いこの季節とはいえ、下山を意識したのは15時すぎ。ま、いいか。
柳平には17時ころ到着、さほどアップダウンはないのに、たっぷり歩いた感覚。
クリスタルラインに一箇所閉まってなかったゲートがあったらしく、出られない車が右往左往していた。林道閉鎖には、こういうドラマがあるんだなぁ
では また~ (^_^)/~
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