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晴れやかな一日を 武川岳で

2023.04.27 (木)晴れ

今日は最高のお天気。西武線の車窓は緑に埋まる。次々に現れる紫は藤。それを圧倒するほどの堂々たる桐の紫。

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横瀬からタクシーで一ノ鳥居に。目の前は車、車、車、お洒落なウッデイトイレ、登山者たちで賑わう、一瞬「ここどこ?」。

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みなさん武甲山に登るのか?、わたしたちは静かな妻坂峠への道を行く。 

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生川沿いは植林の日陰でうすら寒い。ヒトリシズカ(花終わり)、ハシリドコロ(花終わり)など眺めつつゆるゆる上っていくと、華やかな緑の世界になった。「わあっ」と歓声を上げたとたん予想外の風に震え上がる。

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ひと休みは風をよけられる所でと、登っているうち妻坂峠に着いてしまった。
お地蔵さんと大きな栗の木、妻坂峠は晴れやかだ。

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トリカブトが群生している。

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武川岳へゆるく登っていく。桜の花びらが舞い落ち、モミジの新葉は眩しい。

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少々岩ッぽく急登になってきた。小さな起伏をいくつか越え、

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再び緩やかになると、岩陰にカタクリ。。ああ残念、もう種になっていた。
伸び
やかな尾根に、ミツバツツジが点在している。

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武川岳の広い山頂には、無人のベンチが待っていた。いつしか風は止み、5月の空気を堪能できる(って、まだ4月ですけど)。さまざまな小鳥のさえずり、だれの声か分かったら、山歩きはもっと豊かになることだろう。

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ランチ後、二子山方面の緑のドームを少しだけ散策。ハリギリの大木の、展開前の葉が陽射しを浴び、白い花の咲いているよう。

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武川岳は、大きな栗の木が多い。まだ咲いている大木の桜。
はらはらと散る中を前武方面(道標は山伏峠)に歩く。

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ホカホカ土の下り勾配を20分ほどで前武川岳の分岐についた。
山伏峠に向かうハイカーをお見送りし、

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天狗岩への道を下る。一転して檜林。足元に根っこが張り出し歩きづらい。

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やがて快適な道になり、岩が現れ、道標「天狗岩頂上」に出会う。
まぁまぁの時間で到着したと思ったは勘違い。地図の「天狗岩」は岩の下の地点なのであった(後で気付く)。

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天狗岩は大岩がデーンと聳えるというより、岩岩を縫って行く感じ。ルートには丁寧に赤テープが付き、従っていけば危険は無い。

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岩陰にシュンラン。ギンランの写真は失敗でした。

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左に採石場を見送り、細いヒノキ林に入る。どこまで続く同じ景色に飽き飽きしたころ、下方に車道がみえた、ここまで急いだ甲斐があった。階段をトントン下り、「これで14:00前にはバス停に到着できる」とホッとしたが、車道の対岸に山道が延び、山道は続いている。

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じき下方の木立に青い屋根。またもやホッとして石の階段を車道に降りた。「名栗村」の古い道標&「名郷バス停→1㎞」の的確なる表示。あと15分!、

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これで、14:30にはバス停だ。アスファルトの急坂をガンガン下る。新しい道路沿いに並ぶ新しい別荘風な建物、バス停のある名郷の雰囲気と違うのでなんとなく不安だ。やがてバス通りと合流し、お地蔵さんや馬頭観音、前方の広場にバス停とトイレ、間違いなくバス停だった。

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定刻(14:38)に発車した飯能行きバスに座り、過ぎゆく里の風景を眺めるうち、家並みの続く町の景色になり乗客も増えてくる。みんなは「東飯能」という車内表示とアナウンスに集中していたが、気づいたら終点の飯能駅だった。狐につままれたよう。仕方なく東飯能駅まで歩いたのでした。

ま、こんな良いお天気のいちにちに、よい山を歩けてよかった。

武川岳には 栗が多い
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では またぁ   (^_^)/~

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コメント

武川岳、なかなかの登りで楽しい山ですね。
天狗岩コースを下りに使うのはなかなかしんどそうですね。

飯能行きのバスは、中央通りバス停を過ぎると東飯能駅を回っていきます。次に乗った時は中央通りを過ぎたら注意して下さいね。

投稿: リブル | 2023年5月 9日 (火) 20時22分

リブルさん
東飯能駅は "駅”の雰囲気が少ないですね。
中央通りというバス停はよくおぼえていたのに、
終わってみれば笑い話、楽しい思い出です
武川岳は良かった。


投稿: ba_sobu | 2023年5月10日 (水) 03時13分

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