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長柄桜山古墳群

2023.3.19(日) 晴れ

先の木曜日、体調が悪くて一人先に帰ってきた私、二晩寝てすっかり回復した気になり約束(二子山~仙元山)を果たすべく逗子の駅まで来ました。階段を上がるたびに まとわりつくは倦怠感、少し軽い丘歩きに変えようと、駅前で「葉山ガイドマップ」をゲット、作戦を練りました。バス停青丸 古墳群から尾根伝いに歩けば、直に日影茶屋にいける、いいコースじゃありません?

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丘の麓をめぐりつつ 入り口を探しますと、それらしき急坂が現れました。
この坂は丘の上まで続いていると思うし。ダメだったら戻ればいいだけ。

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庚申塚は見ておくべし。その先の道も ふかふかで、急で,少しヤブで

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とっても静かで、大木の桜が咲いていていて、道の細さと頼りなさが好ましい。ウグイスカグラ、ヤブツバキなどなど 照葉樹の雑木林が続きます

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な~んだ もう終わり?第一と第二を繋ぐ稜線にでちゃったので、まず右の第一にむかいましょう。

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絵に描いたような前方後円墳、工事中で上がれなく残念でしたが、桜が咲き始めいい雰囲気です。ウラシマソウや(おそらくキンラン)やホウチャクソウガが伸びてます

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第二古墳には多くの道があり惑わされたけれど,どの道でも行かれるのでした。
桜の奧は海です。青い海、そして青い空、湘南の山ってあか抜けてますねぇ♪

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ガイドツアーにお会いしたので、日影茶屋への道をお聞きすると「ヤブですよ~,行くのは困難です」といわれ、準備もない私らはお言葉に従います

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道なりに下った所は 蘆花記念公園の一角。日当たりの良いすてきな家屋の

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郷土資料館は閉館だそうでしたが、庭で休憩できました。

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そのまま公園の坂道を町へと下り、車の多いの海沿いの県道をつたうと日影茶屋の前でした。吉田喜重監督の映画を思い出します。(ちなみに下りようとした尾根,尾根伝いは最後は急すぎで目立っちゃうかも)

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日影茶屋は食事だけなので、売店で桜餅(道明寺)を買い、バスで逗子駅へ。
駅前の立ち飲み屋さんは、外人さんたちが賑やかで楽しそう。わたしもイッパイやりたかったけれど、腰を下ろしたくもあり、隣のマックに入ったのでした。

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きょうは、山らしい山には登らなかったけれど、充たされた一日になりました。

では またぁ   (^_^)/~

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幕山は春のいぶき、 木の芽と野の草花と、名残りの梅。

2023.3.16(木) 晴れ

幕山公園から見あげると、雲ひとつ無い青空に幕山が座る。
手前の梅林には名残のピンク 「楊貴妃」とか「輪(りん)違い」という品種だ。

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梅に代わって山を彩るのは真っ赤な椿。
草むらは春爛漫、そこここにスミレのうす紫と、

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シロバナタンポポ(在来種)のうす白色、

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ツルキンバイは咲き乱れ、
早くもナツトウダイが花開いた。

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幕山は登り一辺倒、カヤトの中をジグザグなザレ道が続く。

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抜けるような青い空。まだ葉のない雑木林には、クロモジやキブシが咲き、

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ああ、、すっかり春だなぁ。

それにしても絶不調な私。何度も待ってもらいヨタヨタ幕山に到着したのだ。

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ランチ後、次の南郷山に向かうみなさまをお見送りし、30分後下山。下山口の公園BSのバスは1時間半先なので、公園前BSまで車道を歩くことにした。

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途中でミカンが売られてた「そうだっ!、せっかく歩いているのだし、、」と、財布を見たら小銭がない。しょうがなくおつりの無きよう大量購入してしまう。
あほな私。

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目標の公園前BSは15分後にバスが来るタイミングだった。
図らずも現れた空車に思わず手を上げてしまう。

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おかげで湯河原で一台早い電車に乗れ、その後も順調に乗り継ぐことができ、ずいぶん早く帰宅できた。その夜はwbcも見ないで とっとと眠りました。

ビワには小さな実が出来ていた。
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では またぁ   (^_^)/~

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煤ヶ谷の低山つたい華厳山まで あすは啓蟄 木の芽も虫も動き出し

2023.03.04(土) 晴れ

御門橋を渡り左にうねる山に向かう。右に烏骨鶏の小屋、左に稲荷(マメヅタを知る)をみて、茶畑を回り込むと丘の上に鹿扉扉が見える。

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山に入ると、シキミの黄色い花、足元にはカンアオイの花。
のっけから雑木林で始まる。、コナラやシイが伸びやか、気持ちよい。

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素晴らしい青空に深呼吸。謎の石組みを過ぎ、アンテナを過ぎ、シロダモが繁茂する、ヤマザクラの林立する台地に到着。ここはあと1ヵ月もすればお花見場。

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・464には秋葉社の祠。林床のオニシバリはどれも大満開で、平凡な植物でも、てんこ盛りの花の姿は珍しく見える。

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次の・464が高取山、
イタヤカエデが鎮座し、アブラチャンの薪炭林へと続く。

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明るい尾根上を進むと、ヤブツバキがたくさん花を咲かせていた。

ザレザレの崖には新しく太いロープが設置されているが、慎重に上る。
崖の上にでると、ダンコウバイが早くも花を咲かせていた。

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少し先の、絶好のランチ場でお昼。
こんな静かで清々しい気分になれる場所なんてめったにないと思う。

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ここから上の稜線までが私の好きなところ。終点の異形のサクラまでわくわく歩くだけど、あまりにもあっけなく残念ったらない。

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登山道のアブラチャンのつぼみは、うっすら黄色くなってるよね?。

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華厳山は半分が植林で寒いイメージだが、今日は風がなくベンチで休憩できた。
そのまま西の尾根、すぐ南西の急な尾根に入る。 いやはやこの尾根、登りもいいけど下りもいい。確かに急すぎだけど、木々のたたずまいがいい。

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下り口の大モミ、

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途中の大アカガシ、ブナの大木も点在る。

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急降下はしばらくすると一段落。なんとなく道なりで西に方向転換する。

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坂尻におりると道路沿いには、ヤマネコノメ、ヒメウズ、ホトケノザなど花を咲かせていた。もう?もう? 早いなぁ

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神社の脇の遊具たちはいつでも、だれか遊んでくれるのを待っている

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道の駅の春めきというサクラは三分咲き、もうどこもかしこも 春・春・春・・・どんどん進んでしまう。おいて行かれそう。

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では またぁ   (^_^)/~

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越生梅林 ~ 大高取山 うららの春から、気圧乱高下

2023.03.02(木) 晴れ~くもり/風 

タクシーはあっけなく上谷大クスに到着。巨木とはいえ、専用の駐車場がある
とは驚き。「幹回り15メートル、高さ30メートルで樹齢千年以上と推定…」
関東の山間部でこれほどの大木は珍しいとか。大木からしみ出す霊気は圧巻だ。

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越生梅林をめざし、のんびり歩く。道沿いには野の花が咲きはじめ、
所々石仏が祀られ、

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庭先のしだれはピンク、梅畑の白の帯がなびき、根元には福寿草が咲いている。

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越生梅林は、平日なので開いてる屋台はまばら。それでも多くの人(&ワンちゃん)がそぞろ歩く、もうコロナ禍は終わり?と勘違いしそう。

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白梅・紅梅・しだれ梅、ロウバイも満開で、清々しい梅の香りが漂ってくる。
運良く日だまりを見つけ、梅見ランチにした。そのとき、急に陽が翳る。なに?
花粉の雲?? 山からブハッブハッと噴き出す黄白い煙は・・??。

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急に風が強まると、ひんやりしてきた。一斉に人々が帰っていく、私たちも腰を上げる。一瞬のうちに空は雲に覆われた。梅園を出て稲荷坂から山に入る。雨が降ってきた。カッパの心準備だけしておく。標識がこれでもかと現れる。

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神の座山(くらやま)は、大石が二つ並んでた。

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1時間ほどで大高取山に到着。曇り空に越生の町は靄っていた。幕岩展望には予想外のジグザグの急降下。
展望台はやはり靄ってたので、大展望を心のキャンバスに思い描いた。

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西高取山への途中、「白石様」(石灰岩の露頭)で水飲みし、

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西高取は乗り越えてどんどか下り、「世界無名戦士の墓」に到着。
からも見えた巨大な白い鉄筋の構築物は納骨堂とか。あたりは公園に整備され、芝生の広々とした山腹には、桜やツツジやサザンカなどもうえられている。

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越生駅では高崎線が出たばかり。待ち時間の1時間を近くの観光案内所で過ごす。コーヒーは、とて美味しかった。

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館内には明治ころの盛大なお祭りの古い写真が展示されていたし、梅園神社鳥居前には独特の意匠の獅子舞の写真があった(下の写真)。
越生は古くから栄えた雰囲気がある。どんな歴史を持っているのだろう。

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【コース】越生09:31→(taxi2300円)上谷の大クス09:45(20)~越生梅林11:20(ランチ30)12:15-稲荷坂12:30-大高取山13:20-幕岩展望台13:45-西高取山14:30-世界無名戦士之墓14:50-越生15:20(観光案内所)16:12高麗川方面



では また~  (^_^)/~

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