会津朝日岳*キンキラ!
2022.10.23 (日) 雨~晴れ
錦繍の山を下る。
前日会津入りして大塩温泉泊。明けて小雨もようの中、雨がっぱを着て出発した
最初は沢沿いの水平道、周りは霧に煙ってるが、対岸のそそり立つ岩壁は錦繍に包まれている。
木橋を二つ渡り、赤倉沢越での徒渉の、滑る岩にはどきっ。
石の多い登り坂になり、エッチラエッチラいくと「三吉ミチギ」の水場だ。
落ち葉敷き詰めのしっかりした道の両側に、ブナの大樹が聳え立つ。
つつら折りの急な坂を、大ブナの写真を撮りながら登る。
「人見の松」手前で、こらえきれず水飲み&上着を脱いだ。
その時、空にいっかくに青空が覗くと、幕が開くように日光が射し込み、青はぐんぐん広がり、一気に山は燃え上がった。
いやぁ、キレイ、キレイ.凄いな、凄いな。
紅葉のトンネルを潜るように、道は延びる、
ハイな気分で急登をこなせば「叶ノ高手」小山の頂で、ここからゆるく下る。
「うはっ、どでかい木だぞ」 標識によると「大クロベ」、幹周りは5mもあるそうだ。太い木の根が道をふさいでいるので、どっこらしょと越えていく。
前方がひらけて、朝日岳が全容を現した。ひゃぁ!!でもどれが山頂だろう?
「熊ノ平」の道標の少し先に、避難小屋があるが、そのまま通り過ぎる。
ますます紅葉は 圧倒的に・・
「バイウチノ高手」の先の沢でひと息入れる、あと少し、がんがん行こう。
おお、目の前にのっぺりした岩場が待っていた。傾斜は少ないがグズグズしているので気を抜けない。
それにしても草の黄色がとてもキレイ。
岩場がほぼ終わり、草地をトラバース。岩の連なる頂稜を、巻いたり乗ったりしながら、先へ先へ。
そうして山頂に到着した。おめでとう、ありがとう。浅草守門方向
すでに周辺は靄りはじめ、展望の山々はシルエット。
お昼は、岩場を下りてから、そうだ避難小屋でいただきましょうと、下山開始。
足元は黄金に輝く草紅葉、
さらに下には艶やかな錦繍が広がる。
グズグズ岩たってよく見れば、ちゃんと足場があり、恐れることはないのです。じき勾配が緩まり、小沢を越えると大丈夫。たったか下り「バイウチノ高手」を過ぎ、階段道を下り避難小屋に入った。中央の土間にはたき火の跡。
さぁ下るぞ。石ころの多い急降下は気を遣うし、腿を踏ん張らねばならず、
時間が掛かる。
目の前に繰り広げられるのは♪秋の夕日に照る山もみじ♪
こんなに暖かい秋の陽射しを浴びながら、キンキラ山道を歩けるなんて、、、
「三吉ミチギ」を過ぎると沢沿いの道、コケないように一段と気を遣う。
なめ滝に出合えば歩きやすくなり、登山口に戻る。雨が降り始めた。
深沢温泉を出た時は、すっかり本降り。このあとの会津若松までのトライブは、さぞ大変だったろう。おかげさまで会津朝日岳は 楽しく印象深い山になった。
本当にありがとう、。。。ホントウに。。。。。
では また~ (^_^)/~
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おまけ
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