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都留アルプス 蟻山から山々越えてピ-ア潜って 

2022.11.17(木) 

都留市駅からハイキングMAPに従い、ひまわり幼稚園から谷村発電所へ。

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富士山展望台に立ち寄る。裾の山々は錦繍、今日は楽しめそう ♪

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まず蟻山(狼煙台)へ。「戦国期には…四方の眺望が良く…見張り台として機能していた…今では形を変え通信の要所として利用されている」なんて、、ね。

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都留アルプスを進もう、なんという紅葉のみち メグスリノキすごい。

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「パノラマ展望台」から。 狭い谷間に沿って街があり、高速道や鉄道が走っている。コトコト走る富士急の電車が可愛らしい。

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展望台から、ひとくだりでピーヤを見下ろす撮影スポット。
あそこには下りられない、無理。

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鍛冶屋坂水路橋です。ピーヤというそうだ。

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登り返してまた丘の上を歩く。こんどはハコネササのような丈のある笹の道だ

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するとまたピーヤに出た。規模の小さい元坂である(前回ここまで来た

都留アルプスは続く。右側が明るくひらけ伐採地、雑木が色づき美しい風景。

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友愛の森(都留市立第一小学校学校林)のあずまやでランチをいただく。

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ミツマタ分岐から素晴らしい落ち葉の積もる道。 この草は?

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見下ろす木々の間から、どでかい構築物が、何だろう?どうやらうぐいすホールや野球場。いっとき沢沿いの寂しい道になり、

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三つ目のピーヤと山の神を過ぎると、

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ピッカピッカ車道が現れ、おどろくべしの大競技場「やまびこ競技場(公認)」が目の前に現る。庭掃除をされていたオジサンに熱心に勧められ見物した。

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十日市場駅に行く途中で、手で開閉する踏切体験。

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「途中に、田原の滝というのがあるそうよ」というので期待するが、違和感。
どうやら、昔はまさに名瀑だったそうだが、水害で毀れ補修する際、人工的な加工をしてしまったらしいのだ。盛りすぎ? 

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そして紅葉は、じょじょに高尾陣馬ゾーンに入ってきます
きょうの紅葉 もう一枚

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では また~  (^_^)/~

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セイメイバン~大垈山 紅葉下のランチ

2022.11.10(木)

セイメイバン~大垈山は2年前の同じ日に訪ねた
登りだし すらっと美しい檜林に延びる道は くねくね曲がる。

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じき、赤い祠の桜沢峠に出る。南のトズラ峠方向も、よさげ。。

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私たちは北へ向かう。ヒノキ林から広葉林になるが、な~んかネ、枯れてるネ
大ケヤキも茶色。いったい全体、どうしちゃったのだろう。

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緩やかに登っていくと防火帯になり景色が開ける。
ひとます切り株に腰掛け、富士山見物しながらお茶をした。

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いくつかピークを越えるうち、枯れた葉は少なくなり、赤や黄色が増えてきた。色づいた木々にパワーを貰う。
三角点のセイメイバンからは、紅葉を楽しみながらの道だ。

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錦繍のカーペットを贅沢に歩く。

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太いブナの幹は黒々とし、背景の彩りをステンドグラスにしてくれる。

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華やかな錦繍

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やがて急峻な岩尾根になりほどなく大垈山の東峰。
そのまま左、大垈山の緩やかなたわみを歩き、ランチにした。

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そのまま高みに向かえば、大ブナそして大垈山西峰だったのだが、二重山稜の
北側の尾根を歩いてしまった。ま、いいか。 このあたりは栗の木が多い。

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二重山稜が合わさる所に道標が立ち、金山民宿村方向に進む。

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最初巻き道、尾根に合うと岩地帯で気を遣う。そこを過ぎるとランラン ♪

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やがて尾根を下りるジグザグ道に入り、川音が聞こえ、橋を越えると車道だ。

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スマホ圏外ゆえ、タクシ-コールは歩きながら・・最後の?リンドウみっけ。

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森屋荘前に着いた時、ちょうどタクシーが、やって来た。
この季節、早めに下山したと思っても、うす暗くなってしまう、油断大敵だ!

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では また~  (^_^)/~

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鈴庫山の尾根 錦繍  三窪高原に静かな径と広場あり

2022.10.29(土) 

紅葉の柳沢峠、晴れ上がった空。柳沢ノ頭に向かう道沿いのカラ松黄葉はいまいちだが、所々でコミネカエデが燃えている。

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ゆっくり1時間ほどかけ柳沢ノ頭にたつ。富士山、南アルプスは雲の中、隣の大菩薩の尾根も雲に巻かれている。私たちの所だけ、たっぷりな陽射しがふりそそそぐ。   そんな一角に昭和な設備 見っけた。

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東屋のたつ分岐を直進し、ハンゼノ頭を越え、久しぶりに三窪高原に行ってみることにした。  この石組みはパワースポットか?

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三窪高原のレンゲツツジって、どの程度復活してるのかな? 
春になれば芽吹くのだろうか? コケに埋もれた東屋はジブリ風?

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階段をひと登りし電波塔の分岐を鈴庫山方面に向かう。この一帯には何度か訪れているのに、この道は初めてだった。
入口は枝で通せんぼされてるのは何故?道標あるけど。

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なかなか良き道は、落ち葉敷きつめ真赤っか、所々現れる階段は青い苔コケ。

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左の高なりが徐々に収斂され鞍部にでると、左側に広がる落ち葉の原っぱ、うわ~い、なんと静かで穏やかなのだろう。三角形にデザインされた小屋がポツン。

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鞍部に戻り、緑の苔の階段を伝い、ゆるゆる登ると鈴庫山の東尾根に合流する。

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一変して華やかな紅葉黄葉。なつかしき「埋設ケーブル」の表示。しっかり真っ直ぐ延びる尾根をいく。爽やかな秋空を見上げ、風を感じる、楽しい時間、いよいよ鈴庫の岩を前にすると、ケーブルは左にそれて行くが登山道は右だ。

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丁寧に道を辿り11時過ぎ山頂に到着した。ひらけた南は雲が湧き、
富士山はちょっぴり頭を見せていた。

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見下ろす西尾根の錦繍のうねりが素晴らしい。
これからあそこを歩くのだ。わくわく。

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大岩の前からの鈴庫山西尾根は、なんとも快適なでこぼこ。
わたしたちは錦繍まっただなかを下っていく。

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マルバ(ヒトツバ)カエデがこんなにも多い、ってもなぁ、 私がこの丸い葉をカエデと認識したのは最近のこと。明るい黄色は尾根を明るくる。

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奥多摩によく見られるウリハダカエデは少ない。赤いのはコミネカエデ、繊細な華やかなハウチワ系も多い。

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レモンイエローのコシアブラもたくさん見かけた.。紅葉は始まったばかりだ。

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1470m峰の一つ先の緩やかなピークで、ランチタイム。木々の合間から鈴庫山が覗いてる。 たしかに、立派な庫(岩山)です。

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下るにつれ、大ツガが点在しだし、まだ緑のカラ松が多くなり、尾根が細まり
勾配がきつくなる。

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やがてなんたる急降下、というより、ここ岩じゃん。巻きながら、足元の柔い石くずに足を取られぬよう注意して、三点確保ぎみに下る。

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ようやく見下ろした植林にたどり着きホッとすると、木々の下に舗装路が見えた。
尾根の右の(獣の?)踏み跡に沿って無事車道に着地。見上げると谷地形の右側に 階段状の切り込みが。
ていうか、ずっと前に登った私、いろんなことをあらかた忘れていましたさ。

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坂脇峠からは林道を伝って確実に下りることに。暖かい陽射しに包まれ、歩きよい舗装路をいく。途中に東屋。

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尾根をのっこす所で、神のごとき洞察力(先頭)は、右の森に入る。わたしゃついていく。手入れのよいヒノキ林に真っ直ぐに道は延びていく。途中に祠の跡もある杣道だ。

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左に沢を感じつつなおもいけば、前方に数軒の家屋が見え、林道が現れた。

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10分ほどで坂脇峠からの道と合流。2年前に出会ったお地蔵様が待っていた。
これはうれしい再会だ。

林道を少し下り、玉宮の家々が見え隠れする路肩で、タクシーコール。

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タクシーを待つ時間、夕焼けの鈴庫山がドンと岩山を見せつけている。
無事下りたあとの、とても良いひとときだ・・・

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塩山発17:20普通は、立川に近づくにつれ、徐々に混雑しはじめ、外はすっかり暗くなる。
そろそろ冬の山歩きの季節到来かと、ちょっと寂しくなりました。

では また~  (^_^)/~

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三ツ峠から母ノ白滝へ。まっ白い富士山を見に行こう!

2022.10.27(木) 

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三日前は冷たい雨が降り、翌朝「富士山が真っ白!」「塔ノ岳や蛭ヶ岳にも!」などの情報が舞い込んだ。ウッホーイ!、きょうは間近に富士山見物、だって三ツ峠に行くんだもの♪
三ツ峠登山口から、明るい陽射しの落ち葉道をゆっくり登る。小屋への荷揚げジープが やって来た。

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大きなカメラを担いだ人が下りてきた「今朝の富士山、良かったです」。
ふふふ 楽しみ。 
登るにつれ路肩や木々の根元に雪を見るようになる。

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あっけなく四季楽園前に出る。えっ?曇ってる?ガス? でもまずは開運山。ザレザレ、ガレガレの急な坂道は階段が整備され、歩きやすくなっている。

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山頂に到着すると、わっ、白い大きな富士山だ(トップ写真)。白い空をバックに威風堂々。山頂のハイカーはお互いにお写真を撮り会ったりして、和やかだ。

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四季楽園を過ぎた高台でランチにした。時々陽が射すとほっこりするものの、風に晒されると震えあがってしまう。

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そそくさと出発。三ツ峠山荘の前庭の富士山展望台にはテ-ブルベンチが新設され、「ご自由にお使いください」
いいねえ。こんどはここでランチorコーヒータイムだねφ(.. )

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台地のような木無山を左に見てさらに進み、

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母の白滝方面に下る。緩やかな穏やかな広葉樹林は、紅葉が始まったところ。

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落ち葉道は柔らかく足や膝にやさしい。腿にはちょっときついかもだけど?

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林道に降り立ち戸惑う。目の前には荒涼とした光景が広がっていたのだ。
「こんな所、知らない!」でも間違ってないはずなので、とりあえず林道を少し下ると、森の入口にしっかりした道標が立っていた。
そうか、大規模な土砂崩れがあったのか。

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道標に従って下る杉林の、足元は倒木で歩きづらい。やがて左に川音が聞こえ、手すりなどが現れ、母の白滝の近いことを知らせている。見下ろす川にはステキな小滝が次々と現れる。夏はあそこに下りて涼めるかもね。

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やがてとてつもない大岩が現れ,鉄階段を伝って下ると

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母の白滝の前に出る。細かな霧が流れ清浄な気持ちになれる。

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説明板には「平安時代の頃より富士登山者は村の宿坊をやどにしてこの滝で身祓いを行い、浅間神社で太神楽を後納して~」と書かれていた。
私たちも、これから浅間神社にお詣りするのだ。

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河口浅間神社は、七本杉という巨木が立ち並び厳かな雰囲気。ひとめぐりしたころ、コールしたタクシーがやって来た。

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平日夕方の河口湖駅は閑散としていて、いまだコロナ禍のまっただなか。
駅構内のカフェは早くも店じまいなんて、さみしい。

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夕食難民になった私たちは コンビニのイートインでおにぎりやカップラーメンにありつけた。親切な店員さんに「ごゆっくり」と言われ、ありがたかった。
すっかり暗くなった河口湖駅に戻り、予約の高速バスのシートにどっこらしょ。もう夕方は暗いし寒いのだと、身にしみた

河口湖 09:00→(taxi5460)三ツ峠登山口09:30-四季楽園10:50-開運山11:00(20)-高台11:45(35)-三ツ峠山荘12:30-木無山12:45-林道13:40(10)-母ノ白滝14:40-堰堤15:00-河口浅間神社15:15(15)→(taxi2630)河口湖15:45

 

では また~  (^_^)/~

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会津朝日岳*キンキラ!

2022.10.23 (日) 雨~晴れ 

錦繍の山を下る。

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前日会津入りして大塩温泉泊。明けて小雨もようの中、雨がっぱを着て出発した

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最初は沢沿いの水平道、周りは霧に煙ってるが、対岸のそそり立つ岩壁は錦繍に包まれている。

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木橋を二つ渡り、赤倉沢越での徒渉の、滑る岩にはどきっ。

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石の多い登り坂になり、エッチラエッチラいくと「三吉ミチギ」の水場だ。

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落ち葉敷き詰めのしっかりした道の両側に、ブナの大樹が聳え立つ。
つつら折りの急な坂を、大ブナの写真を撮りながら登る。

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「人見の松」手前で、こらえきれず水飲み&上着を脱いだ。

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その時、空にいっかくに青空が覗くと、幕が開くように日光が射し込み、青はぐんぐん広がり、一気に山は燃え上がった。

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いやぁ、キレイ、キレイ.凄いな、凄いな。

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紅葉のトンネルを潜るように、道は延びる、

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ハイな気分で急登をこなせば「叶ノ高手」小山の頂で、ここからゆるく下る。

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「うはっ、どでかい木だぞ」 標識によると「大クロベ」、幹周りは5mもあるそうだ。太い木の根が道をふさいでいるので、どっこらしょと越えていく。

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前方がひらけて、朝日岳が全容を現した。ひゃぁ!!でもどれが山頂だろう?

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「熊ノ平」の道標の少し先に、避難小屋があるが、そのまま通り過ぎる。
ますます紅葉は 圧倒的に・・

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「バイウチノ高手」の先の沢でひと息入れる、あと少し、がんがん行こう。

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おお、目の前にのっぺりした岩場が待っていた。傾斜は少ないがグズグズしているので気を抜けない。

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それにしても草の黄色がとてもキレイ。

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岩場がほぼ終わり、草地をトラバース。岩の連なる頂稜を、巻いたり乗ったりしながら、先へ先へ。

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そうして山頂に到着した。おめでとう、ありがとう。浅草守門方向

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すでに周辺は靄りはじめ、展望の山々はシルエット。

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お昼は、岩場を下りてから、そうだ避難小屋でいただきましょうと、下山開始。

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足元は黄金に輝く草紅葉、

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さらに下には艶やかな錦繍が広がる。

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グズグズ岩たってよく見れば、ちゃんと足場があり、恐れることはないのです。じき勾配が緩まり、小沢を越えると大丈夫。たったか下り「バイウチノ高手」を過ぎ、階段道を下り避難小屋に入った。
中央の土間にはたき火の跡。

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さぁ下るぞ。石ころの多い急降下は気を遣うし、腿を踏ん張らねばならず、
時間が掛かる。

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目の前に繰り広げられるのは♪秋の夕日に照る山もみじ♪

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こんなに暖かい秋の陽射しを浴びながら、キンキラ山道を歩けるなんて、、、

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「三吉ミチギ」を過ぎると沢沿いの道、コケないように一段と気を遣う。

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なめ滝に出合えば歩きやすくなり、登山口に戻る。雨が降り始めた。

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深沢温泉を出た時は、すっかり本降り。このあとの会津若松までのトライブは、さぞ大変だったろう。おかげさまで会津朝日岳は 楽しく印象深い山になった。
本当にありがとう、。。。ホントウに。。。。。

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では また~  (^_^)/~

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おまけ

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