9月の大室山のブナ森に広がるトリカブトとシロヨメナ【丹沢】
2022.09.11(日)
久保吊橋前のスペ-スに駐車。雑木林の踏み跡を辿り尾根に乗った
ヒノキ林にはケーブルが延び、テレビアンテナまで続く(吊橋から30分ほど)。
この先も急なうえ、木の根が張り出し歩きにくい。大汗をかきながらせっせと登り、ようよう久保分岐に到着した。
急登は少しゆるんだか? 再びせっせと登ること20分で、雑木林になりホッ。
いや、前と違う? そうか倒木や落枝が多い。3年前の台風の影響か?
カエデの雑木林は、ひたすら緑が濃くだんまりで、風もよこさない。
この先、踏み跡は怪しくなるが尾根はしかりしているので、どんどん上に向かう。
今は苔の花の季節?、名も知らぬ苔たちの、さまざまな写真を撮りながら登る。
わ~い、門番ブナさん、こんにちわ。きょうも元気に腰を曲げ迎えてくれた。
奧にブナの大樹たちが、ゆさゆさした大きな緑塊を乗せている。
ブナと語らえるお気に入りの小平地に寄り道し、
目の前のトリカブトとシロヨメナの花園を通り抜け、登山道へ合流した。
上がるにつれて、ブナの森は重厚さを増し、シロヨメナやトリカブトは、広大にそして密に咲ききそう。
空気はシロヨメナのかおりに充ち、夢の中を歩くよう・・♡
山頂には一人、また一人、あいかわらずの静けさ、じっとしていると寒いほど。
下山は同じ道を辿った。花の多さは 登っているときより迫力を感じる。
広大な花畑に点々と立つブナの巨木も、登るときと違う印象。
下りは早い。木の根の浮き出た細尾根を過ぎ、1130m平坦地を飛ぶように下ると、檜林の急降下。木の根浮き出る歩きにくい道は、チョー気を遣うし、腿には力がいるし。 久保分岐の道標を焦がれながら下った。
久保分岐についたが、先はまだ長い。次の目標のアンテナが現れれば、いよいよあと少しか?。いや、まだまだ。しかし下るしかない、せっせと足を運んでく、
ようやく尾根の下降点に到着したその時、「きゃあ」ヒル!! んもう、とっとと下りねば。いかにもヒルのいそうな落ち葉の雑木林を走り過ぎ、ようやく遊歩道、一気に久保吊橋を渡り、駐車場に。
即、登山靴をチェック。私は両足首に噛まれた。みんなも1~2匹は見つけたか?
でもね、”こういうのすべてがね、大室山なんです”
とか言って、今日を締めました。
夢の世界をありがとう!!
久保吊り橋P 03030-久保分岐09:35(10)-1130m 10:30(20)-ブナ森11:40~大室山12:30(40)-1140m14:30- 久保分岐 15:00-P 15:40
では また~ (^_^)/~
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コメント
ba_sobu さん、こんにちは。
トリカブトとシロヨメナの海、良いですね。
やはりヤマビルも元気ですか。
小生も2019年に行って楽しめたので、その後もこの季節に行きたいなと考えていたのですが、2020年くらいからヤマビルの噂が出てきたので、この季節には行けていません。2019年は紅椿の湯の近くのキャンプ場付近から北尾根を登りましたが、その時はまだヤマビルは大丈夫でした。その1週間後くらいにキャンプ場から小学1年生の美咲さんが行方不明になって、テレビに何度もキャンプ場が映るので複雑な気持ちでした。
投稿: AKIO | 2022年10月12日 (水) 15時20分
Akioさん
この秋は 雨が多いですね。
大室山でヤマビルに会うのは 同じ場所。
久保吊り橋から登った場合は 登山口辺りだけで
他では出会っていません。
まだまだ経験不足ですが 「そこら中にいるわけではない」と
楽観的に考えるようにしています
でも、腰が引けてしまうのは事実です
投稿: ba_sobu | 2022年10月12日 (水) 22時22分