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ひさしぶりの青い空! 三ノ塔へ


2022.10.20(木)

三ノ塔からの、表尾根~塔ノ岳~そして丹沢山から本間の頭へと流れる、このラインがいいんです

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今年の秋は、雨ばかりな気がする。でも今日は朝から青空。
小田急線の秦野駅に下りてビックラ。平日なのに、ヤビツ峠行きバスには待ち行列ができていた、でも速やかに臨時バスが用意された。

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終点のヤビツ峠、懐かしいね~。多くのハイカーはささっと車道を歩き始める。

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トイレの建つ富士見橋の三叉路を左に10分ほどで、三ノ塔入り口,

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階段道をエッチラエッチラ、時々水飲み。ハァハァしながら、林道を越え、さらに上に、ハァハァ。見上げれば青い空にピンクのマユミ,

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足元には瑠璃色のリンドウ。センブリ、リュウノウギク、もう晩秋の花たちだ。

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階段道が整備され、歩きやすくなっている。秋の陽射しの森は気持ちよい。

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二ノ塔で富士山とご対面。して三ノ塔までは意外にあっけない。

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ぐっとひらけたカヤトの原を、背中に大山を感じながらせっせと登る。

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正面に見慣れない、、、小屋か? わぉ、三ノ塔にトイレができていた。

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その先が避難小屋(じゃなく休憩所)、大きな窓の小屋に建て替えらた。

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わたしたちは小屋の先のベンチでお昼。

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こから少し先、新設された木道を辿り,いちおしビューポイント(お地蔵さん)まで行ってみた。

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下山は三ノ塔尾根。植林の中の単調なジグザグと思っていたが、手入れの良いすらっとした杉檜林は気持ちが良い。

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時々、林道が横切るので登山道を見逃さないように、注意が必要。

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ようやく到着した牛首で、気を使わないで歩ける林道を選択し、お喋りしながら戸倉公園まで、たらたら♪歩き、戸倉公園の吊り橋に驚いて

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大倉バス停にちょうど良い時間に到着。待っていたバスで渋沢駅に向かった、

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きょうはなんといっても、お天気のおかげ。この調子でこれからも、秋の野山をばんばん歩きたいです。

帰りの林道で見かけた シソによく似たこの草は なんなのだろう?

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では また~  (^_^)/~

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紅葉の安達太良山 くろがね小屋泊まり

2022.10.04-05 (火水) 

お天気がどうもいまいち。初日にできるだけ登っておこうと、短時間で山頂に行かれるコース。ロープウェイ利用で五葉松平に上がる。
はるか安達太良山を眺める展望地、紅葉にはまだ早い。
折り込み済みの曇り空、どうか降らないでと祈りつつ、山頂に向かう。

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木道から石がちの階段道になる。ハイカーが少ないのは、お天気と紅葉には早すぎて?。でも、シャクナゲの道は、ヤマハゼの葉が真っ赤、ナナカマドもいち早く色づいた。

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上がるにつれて、カエデやカマズミも仲間に加わり、色合いがどんどん華やかになっていく。

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仙女平分岐辺りの見晴らし場では、対面する丘の、木の一本一本が、真っ赤な、黄色な、そして濃緑な装いをして、山腹を埋めている。

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森林限界を過ぎると岩々になり、シャクナゲに代わってイソツツジ、ガンコウランやシラタマノキなどが足元を飾り、ナナカマドは赤やオレンジの実が目立つようになる。

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稜線に出でると、とつぜん強い風に晒される。

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10分ほどで安達太良山道標、すぐ上に盛り上がる乳首(ちちくび)に登った。
登れば風はますます強く、しっかり岩を掴んでいないと飛ばされそう。

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「あ、青空が見えてるよ」やった!!天気が良くなってきた。でも、風はあいかわらず強い。

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峰ノ辻には、谷を下りるルートで。歩きづらい石ごろ道だが、岩陰のヤマハハコやキアジサイ、ホツツジの紅葉&実などを眺めながら、楽しく下る。

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枯れススキさえ役者となり、緑の松と灌木の紅葉が、そして白い岩がモザイクのよう。

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そして遙か向こうに、青い空が広がっている。日当たり良く風はなく、
温泉の香りの沢のせせらぎあたりで、一休みして・・

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周りののどかな風景から目を上げると、噴火の痕跡も荒々しい、安達太良山が聳えている。
峰ノ辻 ↓
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峰ノ辻からは、ドウダン、ハイマツ、ナナカマドなどの、赤黄緑を愛でつつ

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振り返る

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おお、目の前に現れた「くろがね小屋」。

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くろがね小屋は、歴史のある格調高い造り。なんといっても佳き温泉。
夕食のカレー(玉ネギが溶け込んでいる)は美味しく、ついおかわりした。

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下山で足を踏ん張っていたせいか、腿がはっている。きょうは奇跡の紅葉満載、山頂にも登れたし、「ほんとうの空?青空」もみられて、良かった。万一、あしたお天気が保ってたら「も一度、山頂をアタックしようね」と、シュラフに潜り込む。おやすみなさい。

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二日目は雨であけた。雨なら下山。

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満開のリンドウは、濃紫から薄紫までさまざまな色合いで、愉しませてくれる。

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アキノキリンソウやヒヨドリバナ、ユウガギクも咲く道。

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道路補修の車が数台、ガタガタやってきた。よくこんな道を登れること!

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「勢至平→」の分岐を少し上ってみた。想像以上のヤブ、涼やかな平地じゃない。

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登山口へのショートカット道は、抉れて滑って尻餅をつきそう。
馬車道と合わさる所で鞍替えし、10時すぎ奥岳登山口に到着。
(温泉の管?)

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とりあえず、ロープウエイのレストランでゆっくりコーヒータイム。

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路線バスはないし、タクシー呼ぶのもなんかね~、歩き足りないのよ~と、
岳温泉まで歩くことに。ざっと6㎞、1時間半のみちのりである。

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車のほとんど来ない下り坂の車道は、歩きよく、路肩の、マルバハギ、ガマズミの真っ赤な実、一群れのセンブリ、、ゆっくり見ながら歩く。

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左右の森がすごく綺麗。あの中を歩いてみたい、そんな森。「長坂国有林」「複層林ナンチャラ」の看板が立つ。 

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「JICA二本松」から少し下ると、岳温泉だ。温泉神社でお詣り。

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「岳温泉交流広場」でゆっくりしすぎて。岳温泉の日帰り入浴は諦める。
二本松からタクシーcall。いつのまに、すっかり本降りになっていた。

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帰路、郡山で買った福豆屋の駅弁は、とてもおいしかった。φ(.. )リピーター。

山の天気は分からない、『悩んでるなら行っちゃおう♪、どうにかなるさ』と、
つくずく思った。前日、くろがね小屋から見えた、生々しい山肌

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【1日目】二本松10:58→(taxi6040円)奥岳登山口→(1050円ロープウエイ)→10:50-薬師岳展望台11:10-五葉松平11:50(10)-安達太良山 13:00(30)-峰の辻14:30-15:30くろがね小屋(泊6600円)【2日目】07:30 -奥岳登山口10:10(休)11:10- 岳温泉 12:50(休)☆15:00(taxi4000円)→二本松15:05

では また~  (^_^)/~

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明朗快活☆御坂峠~女坂峠。峠みちは心にしみる【御坂】

2022.10.01(土) 快晴

天下茶屋は二度目、と思ったのは勘違いで、初めてだった。
いつの日か縁側に腰掛け、富士山を眺めながら、団子を食ってみたい。

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20分後出発。太宰治の石碑でまた富士山に見とれる。
御坂峠までの急登は、多くの人々の通った鎌倉往還。ハァハァしながら、緑を透かす朝の光を浴びていく。ヤマボウシは少しづつ紅色に。

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御坂峠は涼しい風が通り抜け気持ちよい。

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しっかりした道を目の前の凸に向かって登ると、シャクナゲが点在し、
大きな花芽が付いている φ(.. )。

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その先の岩場でまた富士山とご対面。
昨日、初冠雪のニュースをきいた、雪はどこ?

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所々に貫禄のオオミズナラ構え、どんぐり多数、あ、栗もだ!

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突然、空がひらけた。鉄塔の建つ八丁峠で、南アルプスがパッと目に飛び込む。
空気が澄んでいて近くに感じる。手前に黒岳と釈迦ヶ岳が大きい

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ガレて日当たりよく、カイフウロなど名残りの花がチラホラ♪ ついはしゃいでしまった。

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お次はブナ林。元気なブナにニコニコ・・(*^o^*)。

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やや岩っぽい一画に出ると、八丁山の名札が架かっていた。
やったぁ、ここからも南アルプス一望だ。

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ミズナラやドウダンは早くも色づき、青空に美しい。
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清八山への分岐を過ぎた所でランチ。明るい森の中の、静かな場所だった。

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その先、尾根は細くなり、大木が尾根を支えている。

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このコースは、贅沢に楽しみを与え続けてくれている。感謝。

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やがてカラ松林とスズタケ帯(名残り)を過ぎると、⑦号鉄塔への分岐があった。
もちろん⑦号を訪問して

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次は⑥号鉄塔の台地。記憶では丸裸の展望地だったはず。
が、今はカラ松に囲まれ、印象が一変していた、

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新しい道標には「巡視路経由で笹子駅まで2時間」 φ(.. )。

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14:30 女坂峠の銀のプレートは、摺針峠と同じデザイン

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そこから一段上がれば、謎の石垣がある。

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きょうは石垣に沿う、昔の道を辿る。

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この下山は はらはらしたり、「そうか、なるほど」と合点したり

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ほっとしたりで、わくわくがつづいて 面白かった。

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おかげでインパクトのある山行になった、細かいことは記せない

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というかおぼろな夢のじかんをすごしたような、ふしぎな記憶ののこりかた。

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昔の道をたどると、時間がゆがんでかんじられる?。。。ような。

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🚗

二車線の車道に出て現実に戻る。東山梨変電所からの歩きは、ひたすら長く
たいくつで疲れた。駅までささっと行ける、いい手はないものでしょうか?

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とっても楽しい 目も~耳も~足も~こころも 満足な一日を

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ほんとうにありがとう。

では また~  (^_^)/~

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南八ツ・前三ツ麓の森の中で

2022.09.17~19(土、日、月祝)

十二山尾根&大日向尾根を歩き、前三ツ頭に(できたら権現辺りまで)登ろうという企画。しかし大型で強烈な台風14号が沖縄に居座って動かない。
それでもテントかついで山に入ります。

初日だけは、まぁまぁの天気。鐘掛松でタクシーを降り、林道を歩いた

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三味線滝で水を補給し、

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八ヶ岳横断歩道を天方向方向に進み 適当な踏み跡から森に入る
この辺 どこも十二山尾根のいっかく。

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雑木林は笹におおわれるが、時には土むき出しの平地に大石がドカドカ。
大石は苔で覆われ、いかにも八ツの森の雰囲気を醸している。

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森が切れ、前方にザレが見えた。手前の明るい平坦地でザックを下ろす、
「ここにしましょう」

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お湯を沸かし、まずお茶をいっぷく。
さて夕飯。親子丼。アルファ米 生卵 ネギ サラダチキン めんつゆ 
甘甘ワイン飲んで 暗くなる前にそれぞれのテントへ。おやすみなさい


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二日目 夜中は、雨降り少ないが強風だった。 して朝は濃い霧。
カッパを着て、軽荷物で出発する。森は笹原と雑木林(カラ松ツガそしてダケカンバ)。同じような景色が続く広尾根で、霧に巻かれたら難しいだろう。

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樹林帯の間に現れるザレ場は、細かな石/砂で.歩きにくいが、ナギナタコウジュ(矮生)が点在し、イブキジャコウソウが一面に這い、どちらもハーブの強い香りを雨空に放っている ガレ地に咲く花は、生長する前に鹿のえさか??

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樹林になると笹原には苔むした大岩が点在しはじめる、「岩の特徴や配置を覚えておけばいい」なんて考えは浅はか。一度視線を切ると、さっきの岩はどこへやら? 魔法にかかったように、どこも同じ景色、どこも初めての道? ここはさっき歩いた道?もう、わかんない。

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右の大日向尾根と合流した辺りで 風雨が強くなったので 下りることに。
台風を侮ってはいけない
合流点の岩屋の下には 石碑が数基・・・この道は参拝路だったのか。

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前三ツ(権現)へのチャンスは明日もあると、雨の中をテントに戻る。

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午後 雨は止んだ。三味線滝に水汲み&ピクニックにいこう、(^▽^)。
十二山尾根は登りと別のルート。どこ下りても 八ヶ岳横断歩道に下りれるさ。

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戻って再びテントの中でぐだぐだ、、、飽きたら、あたりを散歩。

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夕食はパスタとスープ、そして甘甘ワインで・・♫♪♪ ぽわ~♡

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きょう 見かけたキノコ

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三日目 わ~~、雨音で目が覚めた・・・(ToT)
しっかたない。きょうは ゆっくりしてから ゆっくり下山する。

林道脇の木の実や花の数々を眺めながら、鐘掛松まで下りタクシ-call。

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ダンコウバイの果実って、こんなに綺麗だなんて知らなかった。

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ピークを一つも踏まなかった3日間、雨のテントに三日間、わくわくはどこにでも転がっているもんです。私の八ヶ岳も新展開?

きょう見かけた美人キノコ 

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では また~ (^_^)/~

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9月の大室山のブナ森に広がるトリカブトとシロヨメナ【丹沢】

2022.09.11(日)

久保吊橋前のスペ-スに駐車。雑木林の踏み跡を辿り尾根に乗った

ヒノキ林にはケーブルが延び、テレビアンテナまで続く(吊橋から30分ほど)。

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この先も急なうえ、木の根が張り出し歩きにくい。大汗をかきながらせっせと登り、ようよう久保分岐に到着した。

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急登は少しゆるんだか? 再びせっせと登ること20分で、雑木林になりホッ。
いや、前と違う? そうか倒木や落枝が多い。3年前の台風の影響か?

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カエデの雑木林は、ひたすら緑が濃くだんまりで、風もよこさない。
この先、踏み跡は怪しくなるが尾根はしかりしているので、どんどん上に向かう。

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今は苔の花の季節?、名も知らぬ苔たちの、さまざまな写真を撮りながら登る。

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わ~い、門番ブナさん、こんにちわ。きょうも元気に腰を曲げ迎えてくれた。

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奧にブナの大樹たちが、ゆさゆさした大きな緑塊を乗せている。
ブナと語らえるお気に入りの小平地に寄り道し、

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目の前のトリカブトとシロヨメナの花園を通り抜け、登山道へ合流した。

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上がるにつれて、ブナの森は重厚さを増し、シロヨメナやトリカブトは、広大にそして密に咲ききそう。

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空気はシロヨメナのかおりに充ち、夢の中を歩くよう・・♡

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山頂には一人、また一人、あいかわらずの静けさ、じっとしていると寒いほど。

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下山は同じ道を辿った。花の多さは 登っているときより迫力を感じる。

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広大な花畑に点々と立つブナの巨木も、登るときと違う印象。

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下りは早い。木の根の浮き出た細尾根を過ぎ、1130m平坦地を飛ぶように下ると、檜林の急降下。木の根浮き出る歩きにくい道は、チョー気を遣うし、腿には力がいるし。 久保分岐の道標を焦がれながら下った。

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久保分岐についたが、先はまだ長い。次の目標のアンテナが現れれば、いよいよあと少しか?。いや、まだまだ。しかし下るしかない、せっせと足を運んでく、

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ようやく尾根の下降点に到着したその時、「きゃあ」ヒル!! んもう、とっとと下りねば。いかにもヒルのいそうな落ち葉の雑木林を走り過ぎ、ようやく遊歩道、一気に久保吊橋を渡り、駐車場に。

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即、登山靴をチェック。私は両足首に噛まれた。みんなも1~2匹は見つけたか? 
でもね、”こういうのすべてがね、大室山なんです”
とか言って、今日を締めました。

夢の世界をありがとう!!

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久保吊り橋P 03030-久保分岐09:35(10)-1130m 10:30(20)-ブナ森11:40~大室山12:30(40)-1140m14:30- 久保分岐 15:00-P 15:40

 

では また~  (^_^)/~

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霧ヶ峰徘徊 鷲が峰、ゼブラ山~南の耳,八島湿原

ちょっと前の 夏だったころの記録でして・・(o_ _)o

2022.08.27,28 (土日) ほぼくもり~小雨~ちらっと晴れ

鹿柵ネットを潜り、園地に入る。マツムシソウやヤマハハコに迎えられる。

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鷲ヶ峰に向かい左の道に。ゆっくり登ればあっけなく第一峰。草原のあちこちにハナイカリ、色も形も可愛らしい。

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点々と鮮やかな青色は、(ツクバ)トリカブト。丹沢でよく見るヤマトリカブトより大型で花房たわわで直立。

 

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石標と石碑の立つ第二峰からは、右に八島湿原、左にはこれから登る鷲ヶ峰への尾根が延びている。

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この先はあまり勾配もなく山頂に到着。ちょうど雲が切れ、澄み切った秋空と涼風の中ランチをいただいた。
初めて出会いは シャジクソウ

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湿原の周回路では、ワレモコウがわんさか咲いていた

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鐘ヶ池で大休止。ここからは池の周りの林道を歩く。

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サラシナショウマが白い穂をゆらゆら・ゆらす

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お宿は、今回もヒュッテみさやまです

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翌日 朝まで雨が残っていた。
濃い霧の中、右回りで湿原を歩く。シシウドの大きな花冠にもウドの丸い果穂にも雨粒が光り

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ベンケイソウのピンクの頭は重たげ

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木道を鐘ヶ池まで  いよいよゼブラ山への道に入り、ゆっくり登っていく。

湿原から離れると(牧場のような)草地で、きのうと同じようにトリカブトがいっぱい咲いている。

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11:10ゼブラ山、別名・男女倉(おなぐら)山.

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とりあえず、お昼。もし視界クリアなら、これから歩く山々のなだらかな道筋が手に取るように分かるのに
優しく下り、そのまま水平な道を歩く。
正面の北の耳にはあっけなく到着。

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南の耳まで10分、まず歩きずらい石道を下り、続いて水平な道、霧の中から柵の杭が点々と現れる.

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霧に巻かれながらも前方に山の形が浮かぶ「南の耳」だ。最後だけは崖のようにせり上がり、
南の耳1832mを踏んだ。しっかし気温17.8℃とは。

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急ぎ 来た道を戻る。

北の耳を越え、ゼブラまでの水平道あたりで霧があけ、一気に青空が覗いた。
この景色こそ霧ヶ岳.。澄み切った青い空と秋の雲に感謝感謝。

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みんなはカッパを脱げば、体も心も軽快そのもの、気分ルンルン、

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快調に湿原の鐘ヶ池まで下りた。

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そのまま木道を辿り終着の駐車場に15:05到着。

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すぐバスがきて、あわてて飛び乗り、上諏訪駅まで一気にGO!!

では また~  (^_^)/~

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