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富士山の吉田道  馬返し~五合目

2020.09.14(木) 晴れ

「一度は行くべし」多くの方に勧められた 富士山吉田道を一合目から五合目まで歩いた。
当日はJR中央線から富士急、そしてタクシーの車窓も、ずっと曇り、いえ濃い霧。それが馬返しバス停でタクシーを降りると、なんと!まばゆい陽射し! 

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まず、猿の狛犬の大鳥居が待ち受ける。

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登山道というより参道か、広く歩きやすい道だ。15分ほど登ったところに鈴原神社(大日如来社)があり「一合目」の標柱、
その先も要所ごとに、丁寧な説明がもうけられる。
トリカブト
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道にはマスが造られ、雨が降ったとき、土が流れないような仕掛けとか。

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沿道の大木はコメツガやシラビソなど、堂々として高山に来た感にひたれる

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そのさき「廃屋」と思ったら御室浅間神社の拝殿で.お社は網のフェンスでばっちり囲まれていた「二合目」。

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「三合目」には江戸時代「中食堂」といわれ、朝発ちした参拝者はここで昼食をとったそうだ、説明板には「見晴茶屋」とある。「わっ、すごい!雲海よ~」。ちなみに左・御坂黒岳、右・三つ峠

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「四合目」次は「四合五勺」。御座石という大岩を背負う御座石浅間神社と井上小屋跡がある。12時も過ぎたので、雲海を眺めながらランチをいただく。

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↑各所に設けられた説明 迫力の富士山の絵と…党利の建物(跡)の説明が面白い。

林道を渡ると「五合目」、すぐ上が佐藤小屋だった。今日の登りはここまで(^▽^)。佐藤小屋からの展望。青空が素晴らしかった。

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この先、富士スバルライン/五合目バス停までは水平な道。左側は富士山のでっかい腹、右側は雲海の大展望、 

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ザレ地には特有の花が咲く。さらさらのオンタデやイタドリ、フジアザミ、咲き残りのホタルブクロ…。ミヤマオトコヨモギ。

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じき見覚えのあるスバルラインの五合目に到着。
さっそくバス時間の確認、あれっ、最終バスが出たばかり?
その時スーッと近づいてきたジャンボタクシー。お客さんを降ろして帰るところという、これ幸いと利用することにした。
「待ってますから…」とのお言葉に、ゆっくり小御嶽神社のお詣りをして、

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河口湖に向かった。

ここのお馬さんは観光用だけでなく、登山者救護に七合目あたりまで行くそうだ。

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では また~  (^_^)/~

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南高尾の最近のようす

2022.09.01(木) 拓大尾根と

不安定な空もようの.スキマをぬって歩きましたぜ。

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ナラガレ ここにも あちらにも

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これが 噂のカエンダケです

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こちら シロオニタケ まだ子供

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公園に着地しました  ゆっくりしたいけど 小さな虫に刺されまくる。

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2022.09.06 南高尾では

ガクアジサイ

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かわゆいハコベ ハキダメギクなんて名前つけて 牧野先生、ひどすぎます。

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コバノカモメズル 「はじめまして」って言ったら
あら、すっと前からここにいたのに、気づかなかったのは 誰でしょ?って返された

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センニンソウは たわわに咲いている
不安定な空模様でもちゃんと季節を知らせてくれる

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ありがとう

 

では また~  (^_^)/~

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武蔵御嶽のレンゲショウマ

2020.08.25(木)くもり

レンゲショウマ見物に 久しぶりの御嶽に出かけた。
御嶽平から案内にそって、鹿柵を抜け階段をエッチラ。登り切ると山腹すべてが群生地で、幾筋もの道がある。なるべく人の少ない遠回りを選んで歩く。

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意外や、まだ蕾が多い。

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伸びやかで美しい広葉樹。

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大塚山からの道に出て、左の富士峰園地にあがった、すぐ先に産安(うぶやす)社がある。

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御嶽ビジターセンターに立ち寄る。御嶽の苔の展示は興味深かった

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神社の方にとだらだら歩くと、長屋門のある御師の家、その先にも立派な茅葺の屋敷があり「馬場家御師住宅」都の有形文化財との看板。私たちは素早く「お茶処」とあるのに気づき「わっ、入ろう♪」と喜んだがきょうはお休み、

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この先、神社への道は幾重にも分かれるので、いつもは歩かぬ裏道で行ってみた。そして鳥居前広場。

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随身門までの石段の両側に並ぶ石灯籠、その脇にレンゲショウマが咲いている。神社本殿で、まずはお詣り。丹念に神社を巡る。騎馬姿の武将像は畠山重忠で「鎌倉殿…」に出てくる人だそうだ。

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本殿の奧にも多くの社があり、それぞれ個性的な狛犬が祀られている。

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最奧は「奥の院遥拝所」で、手すりの彼方に尖った山が見える。そこで奥の院に行ってみることにした。

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長尾平から南西への登山道に入るとなつかしき「天狗の腰掛け杉」、見ればみるほど立派な大杉で、巨木なのに真っ直ぐで若々しい姿。凄い。

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奥の院へは、脇の鳥居をくぐる。快調に登っていくが、やがて杉の根が張りだし、思ったより時間がかかってしまう。

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ちょっとした鞍部の先に鎖が見えた。鎖はへずり道に予防的に設置されているだけでたいしたことはなく、

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その先の急登も岩っぽい道をただ登れば良いだけ。うまくジグザグに道がついている。2ヶ所に開けた展望台的な所がある。

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突然、右に石段.見上げたら立派なお社の奥の院だった。

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記録を調べると 23年前前、鳩ノ巣駅から 鉄五郎-大塚山-御嶽神社-奥の院-鍋割北尾根-大楢峠-鳩ノ巣城山-鳩ノ巣駅 と歩いていた。若かったというより,バカみたいにひたすら歩いていたころだった。

咲きはじめたツルリンドウ
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帰りはメインルートをロープウエイ駅まで歩く。なんと長い列、それも若者が多く並んでいた。もしかしたら今流行のパワースポット巡りかい?(若者よ、奥の院に行きなされ!)  

では また~  (^_^)/~

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