武蔵御嶽のレンゲショウマ
2020.08.25(木)くもり
レンゲショウマ見物に 久しぶりの御嶽に出かけた。
御嶽平から案内にそって、鹿柵を抜け階段をエッチラ。登り切ると山腹すべてが群生地で、幾筋もの道がある。なるべく人の少ない遠回りを選んで歩く。
意外や、まだ蕾が多い。
伸びやかで美しい広葉樹。
大塚山からの道に出て、左の富士峰園地にあがった、すぐ先に産安(うぶやす)社がある。
御嶽ビジターセンターに立ち寄る。御嶽の苔の展示は興味深かった
神社の方にとだらだら歩くと、長屋門のある御師の家、その先にも立派な茅葺の屋敷があり「馬場家御師住宅」都の有形文化財との看板。私たちは素早く「お茶処」とあるのに気づき「わっ、入ろう♪」と喜んだがきょうはお休み、
この先、神社への道は幾重にも分かれるので、いつもは歩かぬ裏道で行ってみた。そして鳥居前広場。
随身門までの石段の両側に並ぶ石灯籠、その脇にレンゲショウマが咲いている。神社本殿で、まずはお詣り。丹念に神社を巡る。騎馬姿の武将像は畠山重忠で「鎌倉殿…」に出てくる人だそうだ。
本殿の奧にも多くの社があり、それぞれ個性的な狛犬が祀られている。
最奧は「奥の院遥拝所」で、手すりの彼方に尖った山が見える。そこで奥の院に行ってみることにした。
長尾平から南西への登山道に入るとなつかしき「天狗の腰掛け杉」、見ればみるほど立派な大杉で、巨木なのに真っ直ぐで若々しい姿。凄い。
奥の院へは、脇の鳥居をくぐる。快調に登っていくが、やがて杉の根が張りだし、思ったより時間がかかってしまう。
ちょっとした鞍部の先に鎖が見えた。鎖はへずり道に予防的に設置されているだけでたいしたことはなく、
その先の急登も岩っぽい道をただ登れば良いだけ。うまくジグザグに道がついている。2ヶ所に開けた展望台的な所がある。
突然、右に石段.見上げたら立派なお社の奥の院だった。
記録を調べると 23年前前、鳩ノ巣駅から 鉄五郎-大塚山-御嶽神社-奥の院-鍋割北尾根-大楢峠-鳩ノ巣城山-鳩ノ巣駅 と歩いていた。若かったというより,バカみたいにひたすら歩いていたころだった。
帰りはメインルートをロープウエイ駅まで歩く。なんと長い列、それも若者が多く並んでいた。もしかしたら今流行のパワースポット巡りかい?(若者よ、奥の院に行きなされ!)
では また~ (^_^)/~
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