５月は緑の 臼杵山

2022年５月１８日 （木）晴れ 

和田向の駐車場トイレはオシャレに建て替えられ、すこぶる快適だ。
街道沿いの石仏を眺めつつ10分ほど歩くと、元郷バス停脇の登山口につく。

川沿いの道を登るにつれ、若々しい緑に包まれる。なかでもウリノキの大きな葉の濃淡は、美しい。

尾根に出て、ひと息つく。この先は岩っぽくなる。頭上に広がる美しい緑に、「わぁ～」と両手を広げて息を吸いこんだ。

そんな中に点々と真っ赤なヤマツツジの花。足元も柔らかく歩きよく、アンテナを過ぎ、快適なペースで登ってゆく。

所々の岩場にはロープがあり、一歩一歩、これまた楽しい。岩が終われば緑の回廊、そしてまたツツジの赤。

第二アンテナでは展望が開け、大岳から馬頭刈尾根が見晴らせる。

そして再び緑の尾根道、臼杵山ってこんなに歩きやすくて綺麗だったっけ？
どうして憶えてないのだろう？何を見ていたのだろう？

臼杵神社の狛犬さんは厳つい顔で、辺りに睨みをきかせている。顔はオオカミ、尾は狐、耳がデカい。

祠の脇に、オオ！見覚えのある狛犬さん、犬だか猫だか不明な愛嬌のあるお姿。

道標に従って臼杵山の山頂にきた。新設された大きな道標は、三頭山のと同し仕様、

「さぁランチ」というとき、西側の斜面に、ササバギンランがたくさん咲いているのに気づく。辺りに満ちる清廉な空気は好もしい。

下山は荷田子を目指す。桧林の急降下はじき右が伐採地となり、ばっとひらけ開放的だ。
刈寄山の採石場がむき出しなうえ、作業の音が止むことはないけれど。

岩っぽい道を、タッタカ・タッカタ下る。緑と岩と赤いツツジ、吹きぬける風が快適。

小さな凸凹の繰り返しをしていると樹林に入り、「戸倉山茱萸御前」の石碑が佇んでいた（ホント地味）。

道標どおり左折して、コアジサイの丘をくだる。清楚な一輪はやっと咲きはじめ。

花といえば季節はウツギ、コゴメウツギやヒメウツギがそこここに。

あっけなく荷田子峠。あっという間に荷田子へ下る。15分で明るい集落へ出た。

たが、バス通りからが難しい。バス停がみつからないなんて？右往左往しているうち、藤倉行きバスが通り過ぎてしまうし・・。
なんと全員バス停を見逃し、通り過ぎてた！！

おかげで次のバスが来るまで、停留所前のステキなガーデンを散策できた。
もちろん一言、お声をかけて。

そうして荷田子から和田向の駐車場まで　無事、戻りました。

では　また～　　(^_^)/~　　　

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