桃、李、桜、めぶき始まり ほんの野の草。甲府へお花見
2022.03.31 花曇り
車窓からの眺め。まず勝沼駅の桜の競演にうっとり・・あら、もう発車?
ブドウ畑が流れ去り、濃いピンクの塊が目の前に現れる。
桃のピンクとスモモ&サクランボの白い帯。果樹の根元に広がる草の緑には、
ホトケノザの紫色がこんもり浮かんでいる。
所々、桜の大木が優雅に枝を広げ, その向こうに兜山やら棚山やら 懐かしの
山々が過ぎ去り、甲斐善光寺の五重塔を見れば、甲府駅到着だ。
楽をしようと 昭和池から。
穴口峠から右への山道は、カラ松+雑木林、ダンコウバイの黄色が華やぐ。
あえぎ着いたは興因寺山、北アルプス一望の山頂だが きょうは花曇りだ。
歩きやすいアップダウンの山道に、ところどころミツバツツジのピンクの塊が。
小ピークに『こうふ開府五百年・・淡雪山』の標柱がたつ・
淡雪山頂については 当ブログにコメントをいただいている。投稿くださった方のブログに、「元祖淡雪山」のことが出ている。興味ありあり。いってみたい。
白い砂の混じり始めた山道をさらに進む、足元の白砂はますます白くなり、岩が
現れ、松の木が増える。そして、ジャーン!誰もが歓声を上げる白砂青松。
空気が澄んでいれば、ドッカンと南アルプスが横たわって見えるはず。
でもきょうは花曇り。これでいいのさ。
金子峠(きんすとうげ)からの尾根に乗り、雑木林を歩く。落ち葉敷き詰め、
裸木ばかりの薄茶色の林に、ウグイスカグラ、ミツバツツジ、クロモジの
花が点々と咲き、いかにも早春。
お地蔵さんが置かれている中峠で車道を横切り、目の前の尾根に乗る。
石祠あり、西洋水仙花畑あり?、そこに道は綿々と続いている。
足元にはキウリグサ、シュンラン、イカリソウ・・・春だわ~
おっ、左眼下に、立派な車道が。そして分岐。で下か?直進か? ヤブっぽい
下でなく、水平な直進を選んだ。だがウラギリモノ!登るではないか!
やがてフェンスぞいになり、奥にオシャレなバンガロー風な建物が数棟
みえた。「創作の森 おびな」とは?
予定外の場所だけど、点在する大桜は絢爛豪華❀超満開。疲れていたので
渡りにフネ、ここでお花見がてら休憩することにした。
伸びやかな桜の木々を眺めながら、コーヒーを入れたり、お菓子を食べたり、
よき時間を過ごす。
時間の余裕をもって施設を出て、車道を千代田湖に向かい、14:30湖着
30分もあるので、白山展望台に行ってみることにした。
木の階段を登り、15分で東屋の展望台に到着すると、再び白砂青松に出会った。
こんどは緑色の千代田湖を眼下のロケーション。
最後まで絶景を堪能でき、千代田湖畔へ戻ったとき、ちょうど
コールしたタクシーがやって来た。
帰りの車窓からも、絢爛な花の宴に酔う。桜+桃+スモモ+サクランボ
そして芽吹きの山々は、うすみどり。きょうは素晴らしいお花見だった。
予期せぬ出来事ハプニングは、かえって最良の結果になったよう。
では また~ (^_^)/~
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