« 春は裏高尾の裏へ ❀ 小下沢林道 | トップページ | 津久井 中野から行く堂所山 花*花*めぶき*花*めぶき »

めぶきと桜 煤ヶ谷の尾根

2022.04.12(火) 晴れ

前回と同じく御門橋から寺鐘の集落に入り、まず小さな祠にお詣り。緑の草むらにはイチリンソウが群れ咲いている。

P4120006r

茶畑の奥の鹿柵から入山。ヒノキ林の下を見ては、「カントウカンアオイね」と一週間前の講義の成果を披露しあったりして。

P4120015r

尾根に乗れば、芽吹きの美しい広葉樹や

P4120039r

この地らしいシロダモなとの照葉樹の林が広がる。

いい風が頬を撫でる。春の青空と広がるめぶき、たわわなヤマザクラのピンク。

P4120065r

前を行く山友が振り返った、満面の笑みを浮かべてる。
この尾根、標高のわりに大木が多い。モミやシロダモ、

4_20220422145501

満開の桜の木々に囲まれた花見場で腰を下ろす。見上げても見下ろしても、隣を見ても、サクラ・サクラ・桜。黒い幹のシルエットのラインも、美しい。

P4120107r_20220422144801

尾根合流の秋葉山では、前回見逃した祠と対面できた。

P4120094r

「次の凸が煤ヶ谷高取山なんだけどね、山名表示がないのよねぇ」
じきアブラチャンの林になり、里山感満載になる。この一画を高取山(462m)と認定し、先に進んだ。

P4120102r

ゆるく下ると見晴らしがきいて、華厳山~荻野の尾根が柔らかな風合いで横たわっていた。

P4120110r_20220422144801

やがて登りにかかると尾根形が現れ、勾配がきつくなる。
えっさほいさと登っていく。

P4120125r

すると頑丈なロープが垂れ、岩のテラスまで導いてくれた。

P4120128r

岩の上に乗ってからも急勾配は続くが、がっしりな尾根ゆえ安心感がある。
両側のサクラは相変わらず満開だ。

P4120136r

そうして異形の大櫻が現れると、そこはもう、華厳山~荻野の尾根道なのだ。

6_20220422145001

めぶきの若緑をくぐって、あっという間に華厳山に到着。

P4120154r

そして下山。植林に入らずまっすぐ下りれば、尾根形が現れるのだ。

P4120176r

下降は登った時より気を使うので、木々を愛でる余裕なし。これほどザレ地の急降下だったっけ。これほど荒れた尾根だったか?

7

それでも50分で、かのフジキの巨木とご対面、ほっとした。

P4120190r

ところがである。ここでうっかり、(登りの時、畑からトラバースして、急登をへてフジキと対面だったのに、)フジキからトラバースが始まると思い込んでいたのだ。道を探したが見つからず、適当にトラバースしていたら、見たことない尾根と沢*、あらら私はどこ?、もうほぼ麓なので不安はなかったが、こんなに下りてからも、現在地が分からなくなるものなのか。

P4120198r


結果1時間ほどの寄り道で、予定の一つ手前の尾根で下山。駐車場に直ぐのところだった。
(沢*は経石沢という。華厳山の名前の起こりの経石が、西麓にあるというが、この沢の上流なのか?

P4120208r

では また~  (^_^)/~   

山域別レポ一覧は     あしあと へ

|

« 春は裏高尾の裏へ ❀ 小下沢林道 | トップページ | 津久井 中野から行く堂所山 花*花*めぶき*花*めぶき »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 春は裏高尾の裏へ ❀ 小下沢林道 | トップページ | 津久井 中野から行く堂所山 花*花*めぶき*花*めぶき »