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高川山 中谷入コース

10月8日 (木)くもり 

美しい からかさ

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晴天続きの今年の秋なのに、今日はどん曇りなんて、ついてない。
リニア見学センター行きバスの終点から巨大建築の丘を下り、

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中央道の脇道を下り、リニア線を左に見て、山は見えないが高川山方向に歩く。懐かしい日本の風景。大きな農家が点在する道を緩く登ると指導標が立ち、左・古宿コース、直進が今日の道。

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道が山に入るにつれて家屋はなくなり、両側はヒノキ林になる。やがて登りの細い山道になった。

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ヒノキ林はくねくねなだらか、ひたすら歩く。楽だけど、早く尾根に出たい。単調すぎて飽きてた。

苔むした沢沿いの道、昨夜の雨のため滑りやすい。所々石積みがあるけれど、炭焼きの跡だろうか? 

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やがて明るい雑木林が増えてきた。源頭のすりばちに延びる道を歩く(古宿禾生方面への道標あり)。

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春先はお花が多いかも。きょうはコウヤボウキやアキノキリンソウ。
山栗がわんさか落ちていた。(おいしかった)

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11:30前、ようやく東尾根に出た。今まで何度も見ていた道標が立つ。

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あたりの広葉樹は、ほのかに色づき、

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まっ赤なガマズミ?の実に水滴・キラリ、さあさあ、秋の始まりよ~♪

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左の高みは狼煙台。登ってみると、木が茂り下界は霧っぽい。

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高川山の山頂についた。なんか狭くみえる。曇天で展望がない上、
草が茂って、広々とした山頂が分断されているからだ。

下山は初狩方面。笹原の急降下のうえ滑りそうで、チョー怖く、
へっぴり腰は避けられない。

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ルートは少しずつ変更されている?のかな、記憶と違う箇所もあった。
でもまあ、無事林道に下りられて、ホッとした。下山は短い距離だったのに、
気がぬけなかった。

初狩駅へは、のんびり歩く。
自徳寺の大ケヤキ。こんどお詣りしよう(と、毎回言ってる)

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駅では時間がたっぷりあり、残りのお菓子やお茶を食べ尽くした。
さらに帰りの電車でウトウトしたおかげで、終点高尾駅に着いた時は、すっかり復活、ビシッ!!

今回も写真ぼけぼけすみません

 

では また~  (^_^)/~   

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会津駒 滝沢登山口~駒の小屋~キリンテ

2021.08.05~06  晴れ

なんとアップ忘れてました。今見るとなつかしい。ずいぶん昔のことのよう。

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一日目  晴れ(一時雨)  檜枝岐~滝沢登山口~駒の小屋   

登山口の階段を上り、のっけからの急登が始まり。

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オオブナの美林に目を奪われつつ高度を上げていく。それにしても蒸してる、暑い、汗だらだら、苦しい。
紅い実はガマズミ?大きなアザミがチラホラ。

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10:30頃ようよう水場に到着。ペットボトルを手に水場に降り、手ぬぐいを濡らし顔を洗う。30分もゆっくり涼んだ。

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お次は第一湿原のベンチ、張りめくらされた木の根を乗り越え、カーブを折れる、上は明るい、湿原はその先だ!しかし、出てくるのはハリブキ、ハリブキ、

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たまにヤマブキショウマ、ササとシラビソ、またシラビソ。うんざり、バテた。
やがて木の間から遠く緑の山が見えはじめハナニガナやアザミの花も。
よいしょよいしょ。ついに出ました。

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キンコウカとイワイチョウ、緑に映える白いぼんぼんはワタスゲだ。
遮るもののない湿原でラッキーにも日が陰り、ベンチにへたり込む。

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ここからは足取りも軽快に、お花を数えながら歩く♪。
種モリモリのコバイケイソウ。ネバリノギラン、ミヤマリンドウ。
丘の上には駒の小屋の三角屋根が見える。

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小屋に入ってすぐさま雨が降り出した。雷混じりの激しさに、部屋に籠もって息を潜める。きょうの中門岳行きは明日早朝に変更し、ゆっくりした。
いつの間にか青空がのぞいていた、外に飛び出し、小屋の前の池を一巡り。

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遅くまで雪渓が残っていたのか? チングルマ、マイズルソウ、ツマトリソウ、そしてサクラソウが満開だった、向こうに広がるコバイケイソウ群落、すてき。明日はここから先を歩くのさ。

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小屋は自炊のみ。アブがすごいので落ちつかぬ事この上ない。
食後は部屋に戻ってゴロゴロするうち 寝入っていた。・・・・・・

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二日目 晴 駒の小屋~中門岳方面~(戻)~駒の小屋~大津岐峠~キリンテ

4:40 カラミで小屋を出る。

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雪が解けたばかりの台地はサクラソウのピングの絨毯。

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チングルマも咲き出した。ワタスゲの眩しい白さ。
そして壮大なコバイケイソウの群生。

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明け切った空はあくまで青く、羽毛のような雲がたなびいている。

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中門岳までは行かれないと判断し、中程の2092mあたりでユ-タ-ン
右奥に目立つは燧ヶ岳の双耳峰、鋭く美しい姿に憧れ、「来年は燧ヶ岳」。

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駒ヶ岳を下りながら、小屋の奥に延びる緑の尾根を眺める。あそこはきょう歩く富士見林道、緑の稜線を歩けるなんて、ウキウキする。

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小屋出発は07:45。クリアな空に富士山が浮かんでいる。その富士山に匹敵するほどの、強烈な存在感を放つは燧ヶ岳。

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キリンテへの道は、最初は鬱蒼としたシャクナゲの樹林、すぐ尾根上に出た。
うわっ!ハクサンシャジンに、ハクサンフウロに、コゴメグサに、お花畑だ。

前方の岩峰がずんずん近づく。巻くの?越えるの? 答え→越える

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松のピークに乗り、手のひら返しの下り。そうしてまた、緑の湿原の尾根が延びる。ワタスゲやミヤマリンドウや、

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アザミにモウセンゴケの花も咲いている。
ハクサンシャジンもハナニガナも多い。タデも多い。

それにしても暑いヨ。暑いゆえ、これほど豪華な景色にさえ飽きてくる、

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歩けば歩くほど、前方のピークが遠くに去って行く(気がする)。
最後は足元が隠れるほどの藪をこなし、ぽこんと飛び出た平地が大津岐峠だ。

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これで、キリンテまでの時間が読めた。ほっ。
ブナ林に延びる道は足に優しい軟らかな土。赤とんぼと一緒に下る。

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素晴らしいブナ、太い白い幹との上に、広がるおおらかな枝先には、細かな葉がゆさゆさ揺れている。

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道はキリンテ沢に沿ってぐんぐん下り、勾配も優しくなった。小沢を渡る。

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やがて山道は国道に沿って延び、「会津駒ヶ岳キリンテ登山口」の大看板の所で、国道に出た。

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バス停は左に5分ほど。お向かいのキャンプ場のおばさんは、涼しい休み場所を案内してくださった。おかげでバスが来るまでの貴重な30分、体を冷やしゆっくり休めた。キリンテおばさん、ありがとうございました。

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【一日目】登山口07:35/08:15-水場10:35(35)-最初の湿原12:50(30)-駒の小屋13:20(+40小屋周辺)
【二日目】(小屋)04:40(日の出)-中門岳方面ー駒ヶ岳06:20(10)-小屋06:45(60)-大津岐峠10:00-キリンテ13:00

 

ではまた~♪

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景信山 初秋の静かな東尾根

9月30日 (木)くもり      

この秋は変?真夏の暑さと11月のうすらさむさが めまぐるしく入れ替わる。
してきょう、台風16号が夜半に伊豆諸島通過とか、当地も15時過ぎから雨という。

木下沢梅林お向かいの東尾根取りつき辺りは、大工事が進行中。聳えたつ工事の橋脚にビックラ。新小仏トンネル新設に伴う新ルートを建設中とか。

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東尾根に取り付くルートは工事現場をすり抜けるようにあり、無事、東尾根に乗る。急坂をがんばった甲斐あり15分でコンクリ溝の最初の台地に出ていっぷく。この先はこんな急登と寛ぎ台地の繰り返しになる。

大きなキノコはテングタケ。コウヤボウキやカシワバハグマなど、秋らしい地味花が咲いている。

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モミジハグマの繊細な花びら

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上品なデザイン模様のカンアオイ(花はまだ)

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大久保山を越えると植林が終わり、明るい雑木林のもと、緑の草がよく茂っている。薄日が射してくる。さわやかな風「やっと秋が来た」

登山道に飛び出せば、そこはザリクボ。小下沢への道が右に下っていく

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直進して登る。踏まれすぎた土は固く、うっかりしてるとスッテンコロリン。
木の根の激しく浮き出た道だ。

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小仏BSからのルートと合流する広場

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景信山までも相変わらず、木の根の浮き出た歩きづらい道。
でもお花が増えてきて、楽しみながら登る。

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シモバシラの花のきりっとした白さ

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キバナアキギリ 

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最後は草むらにワレモコウも咲く花畑(というにはヤブッぽい)をぬけ、
山頂に到着した。早くも色づく、これはいちごか?

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10:50山頂、「ちょっと早いけどお昼ね」その時小雨、で屋根の下に移動。
全員、展望とディスタンスを確保しながら、ゆっくりランチをした。
城山の見える小屋前のベンチにも誰も居なかった。

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下山は小仏バス停方面に一難早く下りられるルート。ドデカイ桜を見る。サクラって、よくこのような形になるけれど、一本なのか数本寄り添っているのか? 

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しかしこの道は、チョー歩きにくいガレガレゴロゴロ。溝状に抉れている道、
滑る土、石だらけで突っかかりそうで、転がりそうで、まぁ、難儀しまくりだ。
樹林を透かして、車道が見えたときは、ホッとした。

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下山口の階段に座り込み、ふー一息。ああ、無事に下りられて良かったね。
さて、ここから木下沢梅林まで戻ります。左側の高速沿いは、大工事が進んでいる。これも「新小仏トンネル新設に伴う新ルートを建設」の工事、完成までにはずいぶん長くかかりそう。

途中で、美味しそうな「小梅干し」を買ったり、川の対岸に広がるあでやかなピンク敷き詰め、ツリフネソウに見とれたりした。

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そうして無事、朝の木下沢梅林脇に到着。駐車の車が増えていた。
3時前帰宅したとき、ちょうど雨が降りだした。
 

写真ぼけぼけすみません。

 

ではまた~♪

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