材木尾根(八ヶ岳)
2021.08.01(日)晴れ~曇雷雨~晴れ
材木尾根には、八ヶ岳横断歩道の標柱⑲からとりついた。
ちょっと草深い尾根に乗ると、さっそく 出合観音さまのお出迎え。
日当たりのよい砂礫地では一気に花が増える。
ウスユキソウ↓、コウリンカ、ヒメシャジンの群れ。
なかでもイブキジャコウソウは満開で、今日一日、目と鼻を楽しませてくれた。
カラ松林とそよそよな草、時々砂礫の斜面、急な上、歩きづらいったらない。
石の祠が現れた。材木尾根はお題目尾根ともいう参拝路とか。お題目?日蓮宗?
登るにつれて花の顔ぶれにも変化がでてくる。シモツケ↓やカワラナデシコ。
大きな砂礫地は本当に急で、もちろん足場が安定しないので、ん、もう大変!
晴れていれば素晴らしい展望とか、そんな景色を心に描きながら、一歩一歩登っていく。すると前方の岩に錆突っ立つ突っ立つ。
ヨッコラと剣の岩まで辿り着き、霧の海を見下ろしながら大休憩した。
もうすぐ登山道と合流するが、天気が怪しい。きょうはそのまま下りることに。異議なし。思った以上に足はへなっている。
合流地点には大きな岩が座っている、注意深く乗り越え登山道に。
登山道はかなりの急降下。雷がだんだん近づいてくる。空が暗くなってきた。
雨具上下のフル装備。気圧も下がり気温も下がっている。
「海抜1000米」を過ぎた辺りで青空が覗き、一転、日が差し猛暑が蘇る。足元にはミヤマウツボグサやミヤマママコナなどの華やかな色彩が溢れる。
美しきヤマホタルブクロ。
天の河原で最後の休憩後、天女山の駐車場に無事戻った。
三ツ頭は未踏の山です。「材木尾根をもう一度」という目標ができました。
【コース】天女08:08:40-⑲材木尾根09:30-出合い石仏09:30-石祠10:00-砂礫石仏10:30-剣11:00(20)-大岩・登山道11:40-㉑天の河原14:00(15)-P1430
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