6月の入笠湿原と花畑
2021年6月24日 (木)晴れ
今回は、あえて山頂を外し、時間に縛られることなく、ゆっくり花を楽しむ日。
ゴンドラを下り、湿原のスズランをめざしアカノラ山〔緑色岩路頭〕を巻くと
おっと!木の下のピンク花はベニバナイチヤクソウ
湿原ゲートから木道沿いに下りてゆく。足元にはニホンスズランの真っ白い花。「う~~ん、ちょっと終わりかけ?」
点々と光る黄色のウマノアシガタ。遠くに黄色の絨毯になっている一画あり
ちょっと見、一面の緑、でも緑は一様でなく、ギボウシの葉やノコギリソウ、カラマツソウなどが、ぐんぐん育ち、つぼみを膨らまし、これからの華やかな時期の準備をしている。
レンゲツツジの強く鮮やかなオレンジ色に、引き寄せられるように、私たちは湿原の底に降り、山彦荘前ゲートを出た。
マナスル山荘までは遊歩道を歩く。歩道沿いには点々とクリンソウの花が。
歩くほどにクリンソウは数を増し、花を咲かせ、あるいは蕾で、迎えてくれた。
ゲートを開けて花畑に入る。ヤナギランやシモツケソウが育つ、蕾もいっぱい
足元には 咲いたばかりのスズラン群落・花数の多さ。すごい、すごすぎる、
ツマトリソウ
タカネバラ
レンゲツツジはここでも満開
花畑から湿原に戻る道は 法華道を選択。
良く踏まれた、しっかりした道の途中には、沢沿いにぽっかり草地がひらけ、
クリンソウが群れ咲いていた。
沢入登山道と合流して、湿原に入った。
出迎えてくれたのはアヤメの花。
ゲートを抜ける。林間のさわやかな道を行く。ゴンドラ駅が近づく。右の高台にニッコウキスゲが咲いている、
上の道ぞい、黒い屋根付き保護ガードが点々とあり、カマナシホテイアツモリソウが 見事に咲いていた。大菩薩や三ツ峠のに比べ、かなり濃い赤紫色だ。
最後に山野草公園に降りさらっと見学。ニッコウキスゲの全盛期はこれから
ヤマシャクヤクは種を付け、ゲレンデのドイツスズランは終わっていた。
昼間の時間が一年で一番長いこの季節に、3時で+帰るにはまだ早いけど、帰りの指定券も買ってしまっている。15:00発のシャトルバスで、富士見駅に戻った。
一日じゅう、まぁまぁのお天気で、本当に良かった。ありがとうございました
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