鉄砲木ノ頭~~今年もサンショウバラ
2021年6月17日 (木)晴れ
どんよりした空、平野を左折また左折。鉄砲木ノ頭は 野焼き後の青々とした草に覆われ、なんとも美しい。
パノラマ台駐車場を通り過ぎ、新装・三国峠駐車場に車を入れる。
「雨は降ってないわ、そのうち晴れるでしょう」と鉄砲木ノ頭に向かう。
最初のサンショウバラ、えっ、花がない!?。よく見れば米粒ほどの小さな蕾、なんか違和感。そうか、幼葉や蕾が虫に食われてしまったか?他のサンショウバラも同様の有様だ。
上がるにつれてサンショウバラの花を見るようになった。終わっているのもあるが、咲き始めや蕾も多い。
登山道沿いはもちろん、薮の奥の大木も、よく咲いている。あと3,4日は楽しめそう。
足元にはヤマハタザオやバライチゴが点々と見える。
山頂。眼下に山中湖と雲の空、フフジアザミがそこら中に芽を出していた。
切通峠への道に入る。入口に満開のサンショウバラ
樹林は緑の光。林下にはバイケイソウ群落がうねる。大半は茶色に枯れ始めているが、蕾を付けた数株は背筋をしゃんと立てている。
大きな種を結んだ ヤマシャクヤク。 なんか減ったのでは?
フタリシズカ、トリカブト、枯葉色の地面に点々と緑の草。
おお。まだまだ・・木立の間に間にサンショウバラのピンク。
そしてまたもやバイケイソウの海。今年はバイケイソウのアタリ年かな?
ブナの大木がすがたをみせ始める。
多くの幹が緑の苔に覆われ、林は独特な雰囲気を醸している。
1120mの大木に囲まれたピークで一服、静けさを楽しんだ。
そして送電塔台地から、林道に下り、 そのまま三国峠まで のんびり歩く。
すっかり晴れ上がったせいで、林道歩きは暑くつらい。綺麗に露出した地層やら
ウツギの白い花、ヤマボウシの撓わな花付き。展望地から望む丹沢の山々は青く豊かだ。
こんな瑞々しい自然は、世界的に見れば当たり前ではなく、有り難きもの。
がけ崩れは補修され、さらに草が伸び緑色
1時間後には駐車場に戻る。帰りに「どうし道の駅」に立ち寄った。アッフォガートはとても美味しかったそうで・・・次回は私も。
きょうの一枚
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