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花と青葉(^▽^)! 西山峠~山口~四辻

5月6日 (木)晴れ      
 
城山湖を出発し、ちょうど見頃の「ツレサギソウ」を鑑賞。地味だけど野生ランにしては大柄、それが5株ほどもしゃんと背筋を立てて咲き誇っていた。

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その先に ハンショウズルが咲いている。

今年初めてのオトシブミ。 小さな丁寧な作品だ。

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三沢峠を越え、チェーンソー・フクロウベンチで休憩。さらに
西山峠を通り過ぎ10分ほどの、チェーンソー・リュウまで足を伸ばす。

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西山峠を下り、ニリンソウ群生地まで来た。ニリンソウの代わりにヤマブキソウが咲き誇り、まばゆい黄色の光を放っている。

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入山沢沿いの道をだいぶ下りたあたりにクワガタソウ、
小さな白スミレはコミヤマスミレ

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やがて右に「吉高神社」の大鳥居が建つ(神社はこの上5分)。
休憩がてらクマガイソウを観賞するが、残念、もう終盤。

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代わりにラショウモンカズラの青い花

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隣の水辺の巨大な葉は、ミズバショウとザゼンソウ、花は一ヶ月くらい前か?

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貴布祢橋を渡り甲州街道に出た。陽ざしが強いけれど風がなんとも心地よい。
じき、圏央道高尾インターの巨大構築物が目の前に聳えたつ。巨大な橋桁の向こうの森には、それはそれは大きなキリの花が浮かんでいる。見事な巨木、あの木に触れたいと思った。

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その時、真っ白な猛禽(鷹の仲間)がすいーっ。息を止めて見とれる。真っ白な胴体、白い頭。ミサゴだ!

599でランチをいただくことにしたが、緊急事態中、閉館とか(トイレは可)。

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ケーブル駅まで行きカヤラン見物。カヤランがあんなに小さいとは思わなかった。オレンジの花は終わりかけゆえ、知らなければ幹に付いた黴に見えたかも。駅員さんによると「24日ころが一番綺麗だった」とか。

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四辻に上がり、草戸山までアップダウンの繰り返し。尾根を歩けば「緑の葉が綺麗ね」「風もいい~」まだヤマツツジが咲いてた、

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草戸山への登りで、美しき青い宝石ホタルカズラの花、うっとり❤。

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そして乗り上げた草戸山では、う、小さな毛虫が、ベンチ、手すり、道標の上に うじゃうじゃ歩いている。逃げるように山頂を後にした。

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駐車場に戻る道、凜として美しいキンランをみることができた。

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城山湖のダムサイトから見下ろすと、どこもかしこも大きな緑に包まれていた。
きょうはいちにち ❀三昧。のんびりハイキングを たのしみました。

甲州街道のおじぞうさま

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ではまた~♪

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坪山(1102.7m)の花ざんまい ヒカゲツツジは終わったけれど

021.05.04(火)  晴れ          4人 


「坪山に登りたい、ヒカゲツツジが終わっててもいい」ということで八ツ田橋へ 
鶴峠行きのバスがちょうど来て、20~30人ほど登山者が下車した。みなはどんどん西尾根を目指して行くので、東尾根で登ることにした。

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登りはじめ飯尾の集落を見下ろすロケーションで。

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登りは最初からキツく、岩場でないのにロープ、丹念な整備がされている。単調な杉林が終われば緑の渦に巻き込まれ、放たれるエネルギーに圧倒された。

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尾根を巻き込むように道はカーブすると、いよいよ東尾根は岩がちになる

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イワカガミ登場

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岩が出てくるとテンションは上がる。

やはりヒガゲはおわっていたが、ミツバツツジはよく咲いていた。

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大岩聳える。天狗岩というそうだ。

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もう山頂。 強い陽ざし!! 人でいっぱい。 日ざしと人混みを避け、びりゅう館方向に少し下りた坂の途中でランチにした。

西尾根で下る、上がって来る人はもういない。岩が少ない分、急勾配の安定が悪く、足をしっかり踏ん張らなくてはならない。
イワカガミはあいかわらず賑やかだ。

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あ、まさか? いえ、紛れもないシロヤシオツツジ。やった!!

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中腹まで下ると、ヒカゲツツジ群生地のまん中に、花の看板の立つ小広場に出た。山頂で叶わなかったコーヒータイムをゆっくり楽しむ

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尾根をジグザク下り、畑跡を過ぎ川を渡り、あっという間に東尾根西尾根分岐に到着。里の花たちを見つけながら わいわいPに戻った。

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ヒカゲツツジの花期を避けた坪山は 穴場かも・・ということで、紅葉時にも来てみよう。最後の?一輪 ヒカゲツツジ

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【コース】八ツ田橋P 09:10-東西分岐☆ 09:30-雑木林09:50-尾根10:10-岩場10:30-坪山11:15(60)-看板13:25(15)-P 14:40

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侮りがたきは小倉山(320m) 相模原

2021.05.02(日)  曇     
相模川の小倉橋の西南にちょこと座る小倉山。個性的な山容はかつて地元の人から「小倉富士」ともいわれていたそうだ。
yanenonaihakubutukan.net/2/ogurayama.html)より (昭和40年撮影)

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以前から北西斜面は採石が進み、この数年スピードが増してるように感じられる。その上「山頂はもうない」との噂もあり、そこんところも確かめたいのだ。

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湘南小バス停で下車し小倉林道入口まで歩く。ゲートの入口には「小倉山国有林」の古い看板、かつて小学校の遠足山だった面影がある。

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林道は整備されていた。所々相模川の展望がひらける。。

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ちょうどチョウやガが孵化し幼虫になる季節。小さな毛虫がぱらぱら落ちてくるのにはマイッタなあ。
花は多い、マルバウツギ、クサイチゴ、ジャケツイバラがもう咲いていた。

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まず小倉山展望台に行こうと、地図の林道分岐をめざす。(甘く見ていて2.5万地形図持参せず。道路地図のみ)しまった送電線が載っていない、どうやら展望台は送電塔の台地だろう見当を付けた。

地図の分岐点までくると送電巡視路標が立つ。巡視路は樹林帯の中に、明瞭に延びている。15分後、道標※※が地面に置かれていた

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置かれた場所が微妙で、、ううむ。悩む前にまず展望台に行こう。
展望台は送電塔【葉山島線6号】で、周りの樹木が生長し展望はない。

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結局、林道に戻ることにした。林道は稜線を削ってどんどん西に延び、尾根が低くなった所で、折り返すように稜線に沿う踏み跡がある。10分程でジグザク道(不明瞭)に稜線まで導かれ、道標の架かる山頂【西峰】に出た。

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(小倉山山頂→)の文字の下に、15分と書かれている。ここは小倉山の西峰だ。
ザレた急降下道には(古いけど)ロープが張られていた、注意深く下る。
じき安定した尾根道になり、南関東らしい照葉樹林をスイスイ歩いて行ける。

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左にフェンス【立入禁止・小川工業】が沿うように現れ、突然、行く手を塞ぐ。

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目の前には剥き出しの荒涼とした景色が。

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山名標どころか、三角点もない。「…ということは、小倉山はあそこのどこか」、フェンスの先の土の丘?を眺める。ここは(302mピーク)だろう。
帰りは楽をしようと、しっかり踏まれた
北西の道を下りてみた。カゴノキあり

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点々と【境界見出標】が立つが、30分も下りたとき四つ辻になり、右は送電巡視路、左は小川工業のフェンスで【立入禁止】

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直進は崖のような急降下になったのでUターン。右の巡視路を行く。谷をまわりこみ、最後にちょっと急な登り階段となり、送電塔に到着【葉山島線7号】

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次の小山を越えると【境界見出標】の立つ明瞭な道に合流。なんてことはない、さっき下った道じゃん。結局【302mピーク】に登り返し、西峰に戻った。
西峰から(第一展望台入口)に向かうと、15分で道標※※に出た。

あとは林道歩き、相模原市街などを展望しつつ、入口ゲートには15:00到着。

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バスは1時間半後なので、仕方ない歩こうと、ダンプ街道をとぼとぼ。時々、振り返っては小倉山の送電塔を眺め、あれが7号、いや6号とかいいながら・・・

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河原橋を渡ると、ホラあそこ! われらがオアシス、セブンですぜ。

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おつかれさま。実は けっこう面白かったのでした。

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サイハイラン咲いていました

ではまた~♪

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