馬頭刈山。低山のおもしろさ
2020.12.03(木)寒い曇り
さて今朝のどん曇、昼頃には晴れるという。そうは思えないけれど、
良き予報は信じる派。瀬音の湯の駐車場脇からとりつく(道標ない)。
尾根道は、少々岩っぽい。紅葉はほぼ終わり、裸の木々は寒そうだ。
タカノツメの香ばしい秋のかおり。
登りが続くと思っていたら、いつしか下り勾配になり、真下に製材所の屋根が見える。まえ、この製材所に降りちゃったことあったワ。
吊り橋を渡れば、ふたたび急登、うっすら汗をかく。すると目の前に「高明神社」の立派な鳥居、潜れば参道。稲荷社(祠)、團子木社(石柱)「鶴松神社」(石柱)「大杉神社」(自然石)など点々と祀られている。
杉の巨樹ぞくぞく出現。じわりと湧きおこるは畏敬の念。
また鳥居を潜ると、広い神社跡。手水鉢、石灯籠、そして広い土台の石組みも残る。高明神社の奥の院で里宮は軍道とか。
ツガ、杉の中をひとくだりで、明るい岩がちの尾根になる。
積もる落ち葉を踏みしだき、一歩一歩、力を込めて登っていく。
日本庭園のような小ピークを過ぎ、
ふたたびガンガン登ると馬頭刈山に到着。なつかしの道標と再会
下山、泉沢分岐の誘惑をふりきり、落ち葉の岩道を下り、小笹の明るい尾根を過ぎ、檜の植林を抜ける。岩が多いので気を遣っているせいか、あっけなく鶴脚山道標のピーク。さらに進み
千足茅倉への分岐からは急降下。
大丈夫、ロープあります、なくてもすがるものには事欠かないけど。
下るばかりは足に応える。「転んではなりまぬ」私たちは呪文のように唱えながら降りていく。
90分もかかって、やっと民家の庭先?に着地。お疲れ様でした。
時計を見るとバスまで、微妙に間に合う時間。少しは急ぎ気味にゆっくりと歩いたので、バス停に着いたのは5分前だった。
十里木P-瀬音の湯09:00-吊り橋09:40-鳥居10:45-高明神社奥の院(跡)11:30-馬頭刈山12:10(45)-鶴脚山13:20-民家15:00-払沢の滝BS 15:27→P
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