錦秋の‥焼石へ

2020.10.19(月)

水沢江刺駅からタクシーに乗り、中沼登山口には昼過ぎに到着。
コロナ渦の今「焼石岳登山キャンペーン」で、5000円ものクーポンが付いた。嬉しい反面、申し訳ない気持にもなる。

上がるほどに雑木の紅葉が進み、夢の世界に入っていくようだ  。

中沼の紅葉は今佳境で、間近にっ赤なハウチワ、対岸もぐるりと錦繍をまとい、

平らな湖面に浮くように生えるホタルイの緑の広がりが幻想的だ。

中沼を過ぎても湿地帯で木道が続く。これが焼石の豊かさの源なんだろう。
ブナの森になり、ああ、ブナも紅葉してる

また池が現れた、静かな池。燃える山裾、夏草の枯れた穂すら美しく見える。

そうして紅葉の中の夢ごごち登山は続く。夏の名残の花もチラホラあって目を楽します。

そうしている間ににつぶ沼からの登山道と合流。森の中から一ツ頭が出て、稜線が見えた。

やがて銀明水の水場に出た。すぐ上が避難小屋だ。

　
ツリバナの実もたわわな玄関先。外壁はだいぶ剥げているが、内部の綺麗さは感激もの、管理される方々の几帳面さが偲ばれる。
小屋の脇に水くみの蛇口が新設されていたのも嬉しい。

今夜は私たちだけなので安心して荷物を広げられた。
・・・
早く寝たので夜中に何度も目が覚める。漆黒の空に落ちてきそうな満天の星。
天の川も手に取るような近くに見え、星々の１粒１粒が大きかった。

【一日目】中沼登山口13:10－中沼14:00(10)－つぶ沼合流－銀名水16:00(泊）

ではまた～♪

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