篶坂丸の巨木たち☆日原きらきら(2)
一週間後は、ふたたび日原へ、この日も気温が高かった。
2020年11月15日 (日)
一石神社の参道は恐ろしく急だけど、頭上の彩りを励みに、高度を上げていく。
息は切れるが下るよりずっと楽だ。燕岩は一歩一歩。まっ赤なハウチワカエデが白い岩肌に映え、青空を透かす。
一石山から緩やかな勾配。深い落ち葉。カエデはあらかた散り落ち、ブナやミズナラが引き立つ。
今回は人形山に直接乗り上げるルート。
山の膨らみや撓みがいい、どの凸が人形山なのかな?
岩が出てきて、そろそろ金袋山と思える辺りに巡視路が横切る。左折。
巡視路は落ち葉に埋もれ、ほとんど歩かれていないようだ。滑りそうで気を遣う、
じき崩落場所に出たので高巻きつつ斜行し、徐々に高度を上げていくと、沢の源頭に出た。
カツラが数本、残り香を放ち、小春日よりの風景を色濃くしている。
タワ尾根には大ブナ、オオミズナラ、そして大ダケカンバ‥が連なる。
ミズナラの巨木だ、篶坂丸(すずさかのまる)についた。
タワ尾根の山名表示板は、芸術作品揃い
いいな、巨木たち。
下山は材木小屋尾根。急だけど所々の緩やかな台地状。
日が差し込み、幹の影の模様が美しい。
栗の大木も健在。「6mはあるんじゃないか」。
急降下の斜面を慎重に下れば じき巨木たちのすみかに着く。
代表して、まっすぐなケヤキ大木を。
ふつうに見えるブナやミズナラも、近づいてみればたいした巨木ばかり。
すぐ下を下段歩道が横切る。左に折れ、途中で小川谷に下る巡視路に入る、
吊り橋があり、登り返せば小川谷林道だ。
林道を歩く。落ち葉を蹴散らして歩く。
やっぱり車は走ってないんだ。
大岩の転がっていた崩落地は、綺麗に片付いていた。
林道歩き1時間ほどで、鍾乳洞に到着できた。
きょうもまた。。。よい山でしたよ~ (^^)
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