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梅久保山(花咲山)へもみじ狩り

2020年11月19日(木)

中央高速の側道から、山にとりつく。背の高いスズタケの道から樹林に入れば、ほぼ尾根筋を辿る道。

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快晴のきょう、まさに紅葉の盛り。色づいた雑木林の尾根道を、るんるん歩いてくと、岩っぽくなり、アレヨの急登・急降下。積もる落ち葉に滑るのなんの。

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ひと山越えたらご褒美の、明るい紅葉に溢れてる。ぽ~っとしちゃう。
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三角点(サス平)を越え、小さな凸凹を越えてゆけば、なつかしのT字分岐、
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そして花咲峠。峠道はどこに通じるのかしら?
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尾根の右は檜林になった。左にどでかい大岩が切り立つ、おそらく男幕岩?
紅葉の灌木で飾られ、オシャレに偉容を見せつける。
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登山道は、大岩から落ちないように延びているが、ま、よそ見はしない方が良いと思う。
相変わらずの急登が続き、上り詰めた所が梅久保山(花咲山)だった。
 
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ランチをすませば下山の段取り。のっけから急降下、目に入る紅葉は美しい。
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あら、この道標は? 胎内仏道 って石門などの岩岩のこと?、
今回のハイライトなので、行きましょう!
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ガレガレ落ち葉の岩道を注意深く登る。石門(写真)は全然怖くなくクリア。岩道はしばし続くが、じき迂回路と合流する。

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「女幕岩」は、でれーんとした岩が寝そべる展望地。
きょうは、ツメレンゲを見たい。ありました。でも花はほぼ終わり。

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下山口近く 大月西小の立派な建物がみえる。廃校した?窓ガラスの内はうつろ・・

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バス停に到着。バス時間に合わず、タクシーコールした。
ベンチには、西小の防災頭巾をリメイクしたお座布団が置かれてた。
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今日は晴天に恵まれ、すてきな紅葉狩りの一日になった。
梅久保山は、広葉雑木林が多く、岩あり岩ありの面白い、いい山。
今回、あらためて思った。

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山頂近くのまっ赤なモミジ オオモミジでしょうか?  

ではまた~♪

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セーメーバン~大垈山、チゲ鍋登山

2020年11月10日(火)

林道を入ってすぐ、セ-メ-バン登山口がある。
巡視路の入口でもあり、きょうは送電塔とつかず離れず歩く道のり。
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あまり歩かれていないらしく、峠に出るまで、
明瞭ではない。
稜線の桜沢峠で赤い石祠と再会。
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色づき始めたコナラやシデの雑木林は、登るほどに彩り豊かになっていく。
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前方に待つは送電塔。送電線の下は防火帯、登るほどに展望がひらける。
「あ、富士山」

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雑木林とヒノキ林が交互に現れ、彩りはますます鮮やかになる
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あっけなくセーメーバンを過ぎ、美しい紅葉の中

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大垈山東肩に乗った。
左に緩く下る。大垈山の素敵なたわみ。もうどこでもお昼に出来る。
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大垈付近はスズタケが消え涼やかになったし、富士山も見える好展望地でもある。
きょうは大鍋を準備し、たくさんの野菜、たれ、キムチ、お肉、アサリを投入。
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最後のおうどんまで完食しましたッ!
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撓みを乗り上げると大垈山山頂(道標)に出る。
近くには白ブナと名付けられたブナの巨木が。
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金山峠分岐
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最初は急降下だったが、じき緩やかに、歩きやすくなった。
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この尾根も下るほどに紅葉まっさかり。西日に輝く。
対岸に延びるセーメーバンの尾根もまた、西日に輝く。
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登山道は稜線から離れ、ジグザグ道を降りる。そして土沢を橋で渡る。
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林道に降りて驚く。金山鉱泉/山口館がない。
建物ごと消えていた(19年秋閉めたそうです)
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林道を30分で駐車場所に戻る。何軒かの民宿はどれも立派だけど、お客さんの気配はない。時節がらしょうがないとはいえ・・・ぜひとも持ちこたえて。

ナラガシワです。 今回 知りました  大きな葉は迫力あります・
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ではまた~♪

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篶坂丸の巨木たち☆日原きらきら(2)  

一週間後は、ふたたび日原へ、この日も気温が高かった。

2020年11月15日 (日)

一石神社の参道は恐ろしく急だけど、頭上の彩りを励みに、高度を上げていく。

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息は切れるが下るよりずっと楽だ。燕岩は一歩一歩。まっ赤なハウチワカエデが白い岩肌に映え、青空を透かす。

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一石山から
緩やかな勾配。深い落ち葉。カエデはあらかた散り落ち、ブナやミズナラが引き立つ。

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今回は人形山に直接乗り上げるルート。
山の膨らみや撓みがいい、どの凸が人形山なのかな?

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岩が出てきて、そろそろ金袋山と思える辺りに巡視路が横切る。左折。

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巡視路は落ち葉に埋もれ、ほとんど歩かれていないようだ。滑りそうで気を遣う、

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じき崩落場所に出たので高巻きつつ斜行し、徐々に高度を上げていくと、沢の源頭に出た。
カツラが数本、残り香を放ち、小春日よりの風景を色濃くしている。

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タワ尾根には大ブナ、オオミズナラ、そして大ダケカンバ‥が連なる。 
ミズナラの巨木だ、篶坂丸(すずさかのまる)についた。 

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タワ尾根の山名表示板は、芸術作品揃い

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いいな、巨木たち。

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下山は材木小屋尾根。急だけど所々の緩やかな台地状。
日が差し込み、幹の影の模様が美しい。
栗の大木も健在。「6mはあるんじゃないか」。

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急降下の斜面を慎重に下れば じき巨木たちのすみかに着く。
代表して、まっすぐなケヤキ大木を。

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ふつうに見えるブナやミズナラも、近づいてみればたいした巨木ばかり。

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すぐ下を下段歩道が横切る。左に折れ、途中で小川谷に下る巡視路に入る、

吊り橋があり、登り返せば小川谷林道だ。

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林道を歩く。落ち葉を蹴散らして歩く。
やっぱり車は走ってないんだ。

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大岩の転がっていた崩落地は、綺麗に片付いていた。

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林道歩き1時間ほどで、鍾乳洞に到着できた。

きょうもまた。。。よい山でしたよ~ (^^)

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タワ尾根に残ってた大きな黄葉

ではまた~♪

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紅葉にうもれ夢のよう☆日原きらきら(1)  

きのうの強風で山の紅葉は散ってしまったかもしれないと思いながら、少し前の記録をアップしました(11月21日)

 

2020年11月8日(日)

今回は2年ぶりの日原に。
「がに沢出会いのカツラを、また見たい」という願いが聞き入れられ、小さな看板から川に降りた。

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フカフカな苔と岩。中心に構える大カツラは「幹周7m。樹齢500(中心の幹)~200年」とか

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オロセ橋から孫惣谷林道を上っていくが、谷間の紅葉があまりに鮮やかで、足はとまりがち。

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林道から作業道(巡視路)に入り、
杉林途中で左の雑木林の黄葉の世界に這い上がる。

 

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空はすっかり晴れ上がり、陽射しが降り注ぐ、

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目立つはミズナラの巨木、そこからはワサビ田のあとが見下ろせた。

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私は降りない、ここがいい。ゆっくりモミジを眺めよう。
メグスリノキが多い、まっ赤なのもあれば、濃いピンク、緑がかった渋い大人色。どれもこれも個性をビンビンとんがらせている。

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各種モミジに混じって、明るいシデ、オレンジッぽいブナ、そしてダイナミックなミズナラ。いるだけで、芳しい空気が体に染み入る。さらに急登をしのぎ 巡視路にでる。

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道はやがてガニ沢を巻くようになった。
経路が分かりづらく足場も悪くなる、大きなサワグルミを過ぎた辺りで、

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に登ってしまった。

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稜線の木々はほとんど落葉し、おまけに曇り空になってしまった、残念。

金袋山手前のほどよい広場でランチをいただき
そのまま金袋山~人形山~とタワ尾根を下る

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下るほどに ふたたび美しい紅葉が目を楽しませてくれる
有名なオオミズナラは倒れたときいた、現場を見たのは初めて

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赤いモミジ通りを過ぎる。晴れていればなと願うは、欲張りすぎか?

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石山あたりでは。散ったばかりの落葉のレッドカーペット・・・。

一石山から籠岩の岩場を慎重に下り、神社でお参りをして、朝の駐車場に戻った。
この時間にも、鍾乳洞目指して多くの車が来るのにはびっくりした。

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ではまた~♪

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北高尾はさむかった なぜに今日だけ?木曜隊 

2020年11月12日(木)

毎日続く小春びより、でも今日だけ曇り空。予報は晴れなんですけど…。
高尾北口から陣馬行きのバスを「夕焼小焼」で下車。園内を通り抜け登山口に。

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山道は緩やかで、足に優しい土のクッションがありがたい。曇天がヒノキ林をいっそう暗くしている。

 

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お花の少ないなか、ミヤマシキのまっ赤な実がなってた。

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植林の尾根に桜の大木がで~ん座ってる。花の頃はどんなだろう。

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やがてシクラメンの葉に似た模様の、カンアオイが点々と姿を現す。
葉を押し上げると地味な花が咲いていた。

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黒ドッケは直登でなく、上手く巻く道を辿ると山頂に繋がる。

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ひといき入れ狐塚峠に向かう。さてここからが名うてのデコボコのこぎり尾根だ。のこぎりは登るより下る方が苦労する。
へっぴり腰で鞍部に到着。これを何度か繰り返し、狐塚峠に到着した。

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狐坂峠にはランチの雰囲気ありません。30分ほどヒノキ林のジグザグを下り、広々とした小下沢林道の元キャンプ場に下りる。

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ランチ。ここは”高尾の森小下沢風景林の森づくり”の活動の拠点となっているとか、ちょうど木曜日は活動日。ボランティアの方々が作業中で、薪割りの現場や、イス作りを見せていただいた。

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あとは通いなれたる小下沢林道をてくてく歩き、小下沢梅園の脇を過ぎ、左に中央線を見下ろしながら、バス停「梅の里入口」に向かった。

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ではまた~♪

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関東ふれあいの道 秋の明日原~桜山~雨乞山

2020.10.29(木)快晴

(津久井)城山のパークセンターを出発します
庭先のシュウメイギクが 秋らしい

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道なりに下り バス通りを横切ると 久保田酒造

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酒造を通り過ぎ、道標に従い山道に入ります

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台地に出ました。広々と畑が広がっています
お茶の花のかわゆさったら!

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畑を抜け、家が現れ、六地蔵で右折します。

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明日原(あしたっぱら)に出ました。なんとも日当たりの良い場所です

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マユミたわわん

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道標に従い 山に入ります

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関東ふれあいの道から横にそれ(道標あり)のんびりしようと桜山にたちよりました

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クサギの実は可愛いねえ

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関東ふれあいの道を さらに登ると雨乞山ですが 展望はありません
植林の木は伸びるのが早いですね

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お昼を済ませたので 来た道を戻りましょう。
こんな立派なケヤキもいますよ。

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バス通りを 今度は荒句まで歩きます

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荒句からバス通りを離れ 城山に向かいます。
うわっ、これは、圏央道の橋脚。さすが立派だわ~。

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城山の麓をかざるのはセイタカアワダチソウ お見事な群生!!

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荒句登山道を城山に向かいます。
城山が お城だった頃からの道なのですって。

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パークセンターに戻り、アイスクリームで打ち上げました
きょうも無事おわり シャンシャン。

 

ではまた~♪

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晩秋の山の植物

10月下旬

リンドウ

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ヤマブドウの葉

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ツリバナ実

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チングルマの穂と葉
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ハクサンイチゲの実 紅葉した葉
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ウスユキソウ

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カライトソウ
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ハクサンシャジン
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ツバメオモト
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オヤマボク
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 ではまた~♪

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晩秋の浜の植物

10月下旬

ソナレセンブリ

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ハマボッス実

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イソギク

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アゼトウナ

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ボタンボウフウ(チョーミーグサ)

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ハマエノコロ

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ハマオモト(ハマユウ)

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ハマアザミ

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ハイネズ

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テングサ干し

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伊豆

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焼石から夏油温泉に・・

2020.10.21(水)晴れ

小屋からに外に出ると、草や木の葉が霜で真っ白、驚いた。

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歩きはじめの溝状の道は、カラフルな落ち葉で埋まってる。
中低木の拗れたブナは、朝日を透かしステンドグラスのよう。

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前方にデンと聳える経塚山。逆光に黒々と立ちはだかり手強そうだ。

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草原になり草深くなる。さまざまな花殻を撮っていけるのは、時間があればこその贅沢だ。

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すると突然、大きくたわんだ砂礫地が目の前に広がった。
空に立つ道標めざし、えっさえっさ登った

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と、経塚山の岩稜が目の前に迫っていた。一歩一歩、
岩の隙間に花たちの名残を見ながら登るごとに、展望がひらけてくる。

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経塚山は岩だらけ、三角点と古い石祠。そしてやけに強い風。
登山者がやって来ては、そそくさと戻っていった。

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私たちも夏油温泉に向かって下る。強風にあおられての細道は気を遣う。

へづりのジグザグが終わってやっと、辺りを眺めながら歩けるようになる。
枯れ草の合間には紅葉した灌木、花芽を付けたシャクナゲ、つつじ類など、秋らしい風景が続き、

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やがてなんとなく水っぽい雰囲気の、苔や松の一角に入る。
お坪の松という一風変わった場所。

さらに下ると、ブブナの巨木が次々に現れ、大きな樹冠の盛りの紅葉に、圧倒される。

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木々の合間に覗く隣の駒ヶ岳も、錦繍をまとっている。

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900mあたりから、等高線の狭ばった急降下。要注意。要覚悟。
でも実際は、うまい具合にジグザグが切ってあり、歩きやすかった。

地図に書かれた「ロープあり」は、本当にロープの必要な岩場で、気をつけて降りる。
降りたところが夏油川だ。

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水量が少なくほっとした。橋桁の残骸が見える。元来はこの橋をほいほい渡って、すぐ林道だっのに。
徒渉点は少し下流。さっさと靴紐を解いて徒渉する。
今回最大の懸案であった夏油川をクリアした、最後の登り、あと一息。

林道に出たのは14:30だった。

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整備されたばかの林道、「もうすぐ架橋工事をするのだわ」と思う。
温かいコーヒーを飲み、余ったパンを食べたりして、
三日間の山歩きの最後のひとときをゆっくり噛みしめた。

 
【三日目】金明水06:40-賽の河原08:20-経塚山09:20(25)-オツボの松11:15(10)-ブナ12:30(30)-夏油川(徒渉)14:00(15)-林道14:30(25)-夏油温泉16:10(泊)

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快晴の焼石を

2020.10.20(火)晴れ


素晴らしい青空の朝、タケカンバの幹が一面の草紅葉に映える。

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足元の単色に見える枯草には、イワイチョウやチングルマが紅葉し、いろんな色が混ざっていることに気づく。

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あんまり気持ちが良いので、姥石平の手前でコーヒータイム。
草原に風が起こると、ライオンの毛並みのような草が波打ち、大きくうねる。
かっこいい。

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長靴のハイカーが次々に登っていく。前方に寝そべる焼石岳と横岳は、山頂というより丘。
さらに登ると、広大な姥石平の草原だ。

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稜線の鞍部に出た。左横岳方面には、登山道がすう~と上がっていく。足がムズムズ、行ってみたいなぁ、けど、がまん、

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右の石ごろごろの焼石岳方面に向かう。

焼石山頂は標柱と錆びた剱があるのみ。石がごろごろ、すこぶる広大な展望。

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南を見下ろせば姥石平が広がり、泉水沼の青いハート形がきりりと刻まれている。

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焼石神社に下る。急降下なジグザグ道は、足元に気を遣う。

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焼石神社の分岐まで40分もかかるとは。見上げる焼石岳の腹は石だらけだった。

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今回は南本内岳に立ち寄ってみることにした。
巻き道の水平道。。夏夏には花*花で飾られるのだろう。いくつもある地塘も花に埋もれるだろう。

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どこまで行っても同じような水平道、まだかまだか?、稜線をのっこす。

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下方に池が。駆け下りてみる。古い標柱を「南本内川源流」と判読する。
静かな神秘の池、水鳥が遊んでいる。音のない空間、不思議な気持ち。

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戻るときです↑

チングルマの紅葉の道をぐんぐん登る。南本内岳に立つと、奥にはまた新しい景色が広がるのだった。

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分岐に戻り、次は東焼石岳を目指す。前方の饅頭の頭だ、

振り返る焼石岳も 丘のように平べったい。

人っ子一人いない草原。 ハクサンイチゲがけっこう咲き残っている。
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標柱がなければ山頂と確信できないような東焼石では水飲みしただけで、

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稜線をつないで次の峰を目指す。
左の谷には特徴のある池が三つ、
ひょうたん池、コウモリ池などと勝手に名前を付けたりして、

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紅葉したチングルマが縁取ル道を辿り

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六沢山をひょいと乗り越すと、見えた 金明水の小屋だ、
赤い屋根と白い壁の可愛い小屋。背後に構えるのはがっしりとした経塚山か。

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なんかほっとして小山を一つずつ山越えていく
草原からブナの低木帯に入る。紅葉したブナはどれも背が低く、かわいそうなくらい拗くれている。

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金明水0.6㎞地点で、小屋が再出現、嬉しかった。
ぐんぐん近づく小屋。草紅葉の草原。
木道が現れた、降りきると小屋に着く。

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金明水の小屋は今夜も貸し切り。小屋も、ベンチも、水場の沢の音も
懐かしく風景は以前とかわりない、
そして今夜も、貸し切り。静かな夜。
今、夏油川の橋は流されたままなので、この小屋を使う人は少ないのかもしれない

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【二日目】銀明水07:00-姥石平分岐09:10-焼石横岳コル09:30-焼石岳09:55(30)-焼石神社11:10(10)-南本内岳11:50-焼石神社12:40-東焼石岳13:30-(アト0.6㎞)15:40-金明水16:15(泊)

ではまた~♪

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錦秋の‥焼石へ

2020.10.19(月)

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水沢江刺駅からタクシーに乗り、中沼登山口には昼過ぎに到着。
コロナ渦の今「焼石岳登山キャンペーン」で、5000円ものクーポンが付いた。嬉しい反面、申し訳ない気持にもなる。

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上がるほどに雑木の紅葉が進み、夢の世界に入っていくようだ  。

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中沼の紅葉は今佳境で、間近にっ赤なハウチワ、対岸もぐるりと錦繍をまとい、

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平らな湖面に浮くように生えるホタルイの緑の広がりが幻想的だ。

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中沼を過ぎても湿地帯で木道が続く。これが焼石の豊かさの源なんだろう。
ブナの森になり、ああ、ブナも紅葉してる

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また池が現れた、静かな池。燃える山裾、夏草の枯れた穂すら美しく見える。

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そうして紅葉の中の夢ごごち登山は続く。夏の名残の花もチラホラあって目を楽します。

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そうしている間ににつぶ沼からの登山道と合流。森の中から一ツ頭が出て、稜線が見えた。

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やがて銀明水の水場に出た。すぐ上が避難小屋だ。

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ツリバナの実もたわわな玄関先。外壁はだいぶ剥げているが、内部の綺麗さは感激もの、管理される方々の几帳面さが偲ばれる。
小屋の脇に水くみの蛇口が新設されていたのも嬉しい。

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今夜は私たちだけなので安心して荷物を広げられた。
・・・
早く寝たので夜中に何度も目が覚める。漆黒の空に落ちてきそうな満天の星。
天の川も手に取るような近くに見え、星々の1粒1粒が大きかった。


【一日目】中沼登山口13:10-中沼14:00(10)-つぶ沼合流-銀名水16:00(泊)

ではまた~♪

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