今倉山のトリカブト

2020.09.15(火）

道坂トンネルからの定番コース、今日はなにを見るだろう

稜線に出て30分も歩いてないのに、元気なトリカブトの花がチラホラ姿を現した。蕾も多い、まだ時季が早いかな？

いやいや、たわわに咲いている株もある。尾根の右はトリカブトの群生地。
谷に向かってどんどん下りていっても、トリカブトは咲き続けているようす

いい加減などころで切り上げて登山道に戻り、今倉山へと高度を上げていく。

（尾根の）左側にもいっぱい咲いている、すごいな。

じきブナの巨木が現れてくる。

尾根の両側にはトリカブト　登るにつれて　なんか変？

上に行けば行くほど、真っ黒な針金のような株が増え、
最後はこんな殺風景な景色が

山頂の道標はクマ子に囓られ？ボロボロ（2ヶ月前もすでにボロボロでした）
前回と同じく夥しい噛む虫が、鼻の穴、耳の穴に飛び込んでくる、たすけてぇ、

西峰との鞍部には、病気の株に混じって，少しは元気なトリカブトが見られた。

わ－、西峰にも虫が多い、さっさと西ヶ原に向かった。
西ヶ原の道標も，クマ子のいらだち？。。。

おや、レイジンソウがさいている、でもなんと小さいの

薄ピンクが可愛いコウシュウヒゴタイ、葉っぱがバイオリン形のはタカオヒコタイ、

林床には緑が少なく花の数も少ない、どれも小さい。鹿に食われたから？。

小尾根に乗り上げるこの斜面は、好きな場所。すばらしくステキなブナの森だ。

尾根に上がるとwelcome大ミズナラが待っている。

すぐ上が赤岩(11:50）の展望地、残念、雲が多く富士山どころが御正体山も見えない，のっこして、先を行く。

大ブナ、大ミズナラの尾根が続く。太いわりに背が低く、株が分かれたり、瘤が多かったり、苦労を語るようだ。

谷の木々が伸びやかに枝を広げているのと対照的。

この辺りのトリカブトは健康的で、濃い青の花をいくつも咲かせている。

白ロヨメナも咲いているがどれも矮小なのは、やはり鹿のせいだ。

13:30林道に下り、トンネルへ向かう

一般車通行止めのこの林道には、ダンプやミキサー車が多く入っていた、
相次ぐ大雨、道路補修には終わりがないのだろう。

フシグロセンノウ


しめった崖には元気なトリカブトがいた。

ガレ地には大きなフジアザミ。

車があればちょいと来られちゃうのに、山は深い。
すてきな今倉山よ、ありがとう。また来させてくださいね。

【コース】道坂トンネルP 09:00－稜線09:15～今倉山10:30－西峰11:00－西ヶ原11:20－赤岩11:50－ランチ(30)－林道13:30－Ｐ14:40