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ふたたび立山(太刀山)、ブナ森を楽しみながら、畑尾山~ 大洞山~三国峠へ

2020.09.01(火) 晴、曇り、霧

立山あたりのブナ

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まさかこんなに晴れ上がるとは! 篭坂峠の霊園駐車場は、かんかん照りだ。
登山口から樹林帯に入ったとたん、緑のシャワーにほっとする。
靴底の火山灰がシャカシャカと小気味よく響き、足取り快調に思える。

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分岐では立山方向を選択。きょうはまじめにV字谷をたどった。

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立山から、展望台に向かう途中の大ブナたちを訪ね、

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いろいろな苔を愛でていく。  、あ、これはキノコです・・

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コフウロの小さな花があちこちに咲いている。
透き通る青い葯、うまく撮せたかな?

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畑尾山からは、まっすぐアザミ平を目指す。ブナ林が、目の端に流れていく。
あの巨樹たちのどれが『天狗ブナ』だったっけ?分からなくなっちゃった。

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アザミ平にでたとき、どっと霧が押し寄せてきた。日光に晒されなくて助かったけれど、あまりの急変にびっくり。(ランチ)

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午後はそんな霧の中、幽玄なブナの雰囲気を楽しみながら、歩いた。

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倒木はもちろん、枝の一本でも折れたりすると出来る「ギャップ」は想像以上に大きい。

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以前ここは、老木ばかりで元気ないなんて思っていたのは大間違い。
倒れた木と繋がっている「菌」の活動を容易に想像できる。

ふと気づけば、霧は消え、森は陽射しに溢れていた。苔をくるむ透明の水の玉☆きらり。

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「角取神社奥の院」に立ち寄ってみる。
新しいシデや稲の穂が祀られている。小さな祠は前回来た時はなかった。

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登山道に戻り、5分ほどで大洞山に着く。またの名を角取山という

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のびやかなブナの森が広がる。ヒメシャラやカエデも多い。

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種を実らせたバイケイソウが点在する。ちょっと前はこの辺り、一面のバイケイソウの海だったのか。

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面白い形のブナ。相変わらず苔の衣装をまとい、同じポーズで佇んでいた。

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三国山からは一気に峠に下りる。
峠の駐車場はいつから使えるようになるのかな? 
朝、駐車しておいた車に全員乗り込み、出発点の霊園駐車場に戻った。

【コース】三国峠P1→篭坂峠霊園P2 09:45-分岐10:05-縦走路10:30-立山~展望台徘徊(+60)-畑尾山11:25-アザミ平11:30-ランチ(30)-奥の院12:50-大洞山(角取山) 13:00-づな峠14:10-三国山14:25(20)-三国峠P1 15:00→P2

このころは花が少ないせいか、マムシグサのぷりぷりな実がよく目立つ

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ではまた~♪

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コメント

角取神社奥の院の祠はやっぱり新しいのですね。
あそこはどちらの方が面倒見されているのでしょうかね?須走の方??

カエデは大半がオオイタヤメイゲツと思います。この標高ではかなり異例かと。ビックリしました。次にあのあたりを歩くときは立山にも寄りたいですね。

投稿: komado | 2020年9月 6日 (日) 23時52分

komado山のブログを拝見して 
ひさしぶりに行ってみたくなりました。
おもいださせてくれて ありがとうございます
今度は オオイタヤメイゲツの紅葉狩りにいきたいものですね

地図を見ると角取神社は小山町の富士霊園の近くにあります 

投稿: ba_sobu | 2020年9月 7日 (月) 20時46分

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