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鹿留山!静かな山のそこしれぬ魅力

2020.08.02(日) 曇り

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猛暑の都市圏から、標高1000mの内野に来た。
きょうは。ほぼ1ヶ月前と同じ鹿留山。隣の尾根を登る。

途中で出会えた オニノヤガラ

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🚙
まず 駐車場所から、
立ン塚峠へのダートの林道を歩いていると、左側からコンコン・・・。
「誰かいるのか」と思ったとたん、目の前にカラマツの木が倒れてきた。
数秒の差だけど頭に落ちてきたら危ないところだったよ。

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右折し橋を渡り、左の緩斜面にとりつく。
カラ松林の林下には、小さいランのようなの葉がやたら生え、花の終わった穂を立てている。なんの花?

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畑跡のような段々を越え、赤松林に変わろうとする辺りから、尾根が形を表してくる。下草が茂りバライチゴ(赤い美)や フシグロセンノウ(花)など咲き、賑やかになる。ちょっとヤブっぽいけど気にならない。

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どんな平凡な花も写真に収めながら、山里の夏の花を再確認していく。
紫のシソ科のはアキノタムラソウだよね?ああすっかり混乱してる。

ルリボシカミキリがマルバダケブキの葉に

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やがて前回と同じようにテンニンソウの海になった。
獣道を泳ぐように登っていく

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所々地面が露われると、ピンクのチダケサシの花が咲く
シモツケソウも所々に

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鮮やかなきのこ、自然の美的センスはすごい。

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1432mピークで登山道に合流(10:15)。
相変わらずテンニンソウが茂っているが、しっかり踏み跡が延びる。

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10分も登らないうちに岩場が始まり、今までと違う種類の花がさく。
ウスユキソウ、

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ヤハズハハコ、ママコナ、

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ハクサンオミナエシ、シモツケソウに シモツケ。

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前回は蕾だったものが花を咲かせている。シュロソウ

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レンゲショウマの蕾を見た、きょうび、なかなか出会えない花、そのためだけにまた来る元気が自分にあるか?

12時過ぎ稜線に出て右折。鹿留山/山頂を乗り越え

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北東のブナ広場に行く。北斜面は ヤブレガサ一面

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前回、咲いていたクサタチバナは終わり、黄色のマルバダケブキが主役に。
虫の大襲来はなかったけれど、噛む虫はやはり飛んでいて耳たぶをヤラレタ。

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ランチ後、ふたたび山頂を乗り越え、前回見つけたブナ尾根を訪ねた。
ブナ尾根も鹿留山北斜面の一角、林下は一面のテンニンソウとヤブレガサの緑に埋め尽くされている。

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2本のシンボルの大ブナ、貫禄はさすが。

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左にドンと構える巨樹は、なんの木だろう??

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  イヌブナ?ミズナラ?シナノキ?など口々に言ってみたけど、決定打はなし

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バイケイソウが咲き

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ジャコウソウが咲き

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ルイヨウボタンは結実

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なんとも静かな空気が満ちていて、じつは生命が沸き立っている場所。
いろんな種類のチョウチョが飛び交う、セミや小鳥の声も聞こえる。

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鹿留山ってホントに深い。どれほどの魅力を持っているのか。

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そんな山の自然を肌で感じることは、できそうでなかなかできない
いい一日だった

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【コース】内野奥P08:20-1432m登山道10:15-子の神分岐12.05-鹿留山・ブナ平地 12:20(60)-ブナ尾根13:40~子ノ神分岐14:10-14320m 14:40-P15:40

ではまた~♪

山域別レポ一覧は あしあと


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