赤岳鉱泉~地蔵の頭~横岳方面
2020.08.06(木) 晴れ~曇り
ミネウスユキソウ? 先週の鹿留山(子の神)に比べ 葉が丸い
朝6時、赤岳山荘の駐車場に到着、60%くらい埋まっていた。
八ヶ岳は若い人が多い気がする。
北沢コースの最初は林道、なだらかなシラビソ林を登っていく。
林下の苔が朝日に光る。久しぶり味わう八ヶ岳の空気感を楽しみながら。
大堰堤は林道終点で、ここから沢沿いの道になる。
沢を何度も渡り返す、アルミ製の橋が整備され、登ったり下りたり。
沢沿いの平たい岩が続く辺りの風景に、初めて来た時の記憶が蘇る
じき テント場が現れて
赤岳鉱泉
ゆっくり休む。コーヒー(500円)は美味しかった。
行者小屋までは楽ちん道。途中の中山乗越で水を飲んだとき、ポールを置き忘れ。走って取りに行って10分ロス
整備された階段
行者小屋
10:00いよいよ地蔵尾根の登りになる。今までと違う急登。でも歩きやすい。
樹林が開けると赤岳がのぞき、気分が上がる。
やがて階段からハシゴの連続になった。
赤肌の岩の陰にお地蔵さん。
最後は鎖を伝い
11:10地蔵ノ頭に出た。
岩間にチシマギキョウ。
クマモグサ
ミヤマダイコンソウや
大好きミヤマコゴメグサ。
きょうはTさんのお目当て花を探しに来たのだが、希に咲くものだし、群生しないので、探すのは至難の業と思う。
わたしは高山植物に出会えるだけでハッピー。
稜線の空気と一緒に見るってのが、いいのさ♪
どの花も可愛らしく愛おしい。チングルマの花終わり
岩尾根はハシゴやロープが連続するので、気が抜けない、これもまた楽し。
大きく息を吸いこむと、イブキジャコウソウの強い匂い、
ヒオドシチョウに似た高山蝶が群れている。
先を歩くお二人は、「この辺のはずなんだけど」「見つからない~」と苦戦の様子、私も小さな花を探してみるんだけれど…。わかんなかった。
ミヤマミミナグサ
💦
ああ、時間切れ、残念だけど下山せねば。
さっき歩いたばかりなので、ハシゴや急勾配の岩道は、思ったより楽に下れる。
1時間後には行者小屋のベンチにいた。小屋も売店も閉まっているが、テント場は開放、2.3のみ。うまいお水がジャンジャカでている。
下りは来た時の北沢でなく南沢コースにしようと、シラビソの森に入る。
待っていたのはすばらしい苔の絨毯、今年は雨が多かったから、なおさら。
稜線のお花はもちろん素晴らしい。でもこの苔の風景も、なかなかいいな。
南沢コースは、美濃戸口まで案外遠く、沢を左に見ながら下る辺りでは、疲れが出てきてるし、景色にも飽きている。下りはいつもこんな風な感じと、今までの登山の記憶を思い出しては、ひたすら歩く、
赤嶽神社/不動明王が、大岩に抱かれている、
右側に延々と延びる巨岩は、霊的な感じで惹かれるが、八ヶ岳の噴火の際の「なにやら」なのだろう。
南沢
16:45 ようやく美濃戸小屋に到着。駐車場まであと一息だ。
ふ~ お疲れさま 八ヶ岳はやっぱりいいね 🚩
【コース】 赤岳山荘P06:00-赤岳鉱泉08:50(30)-中山乗越(10分ロス)-行者小屋10:00-地蔵ノ頭11:10(15)~横岳方面-地蔵ノ頭13:00-行者小屋14:00(20)-美濃戸16:45(15)-P17:00
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コメント
ba-sobuさん、こんにちは。
行者小屋はテント場は開放ですか。一人テントに良さそうですね。読んでいると、久しぶりに八ヶ岳に行きたくなってきました。
それにしても、赤岳山荘6時発で17時帰着とは、標高差も十分あるので、皆さんお元気ですねぇ。
投稿: AKIO | 2020年8月17日 (月) 20時00分
Akio さん
考えたら赤岳~横岳は 本当に久しぶりでした、
地蔵尾根は 初めてです
行者小屋のテント場は空いています 穴場かも
水は豊富です
赤岳鉱泉までの物資調達もけっこう近いです
しかし トイレが悲惨でした
いやいや ずいぶんゆっくりペースでしたよ
お花探し目的なら、やはり展望荘に泊まり、時間をかけるべるべきでした
投稿: ba_sobu | 2020年8月19日 (水) 06時07分