内野~子ノ神~鹿留山~立ノ塚峠
2020.06.27 (土)晴れ/曇り 3人
梅雨のさなかの晴れ予報、富士山が顔を見せて くれた
内野の林道奥から歩き出し、ダートの林道の少し奥から尾根に上がる。
オニシバリの赤い実が、たわわに実っている。
やがて足元は涼やかになり、緑溢れるの雑木林の広尾根になった。
柏の柔らかい大きな葉
ガマズミやヤマボウシ、ウツギの白い花。
ときおり松やモミの大木に出会う。
やがてテンニンソウで覆われる尾根になる、それは見事な緑のうねり。
アヤメも
そのうち岩稜帯が始まる。岩はだんだん大きくなってくるが、巻いたり越えたしながら 面白がって登っていく、
コアジサイ
大岩を巻き折り返す、岩の際も歩けそうだけど上に乗ると、
地盤はしかりしているが灌木がはびこってウザイのなんの。
ヤマツツジはまだまだ見ごろ
偏屈な大ブナを見下ろし水飲みし、
ひと登りで登山道に出る。クサタチバナが咲き、大ブナの連なる、いかにも鹿留の雰囲気だ。
左に下る端尾根が素晴らしいブナ尾根と きょうはじめて気づいた。
ミヤママタタビの花がさく。知らない鹿留がまだいっぱいある
次々現れる大樹を眺めながら、山頂に出た。小広い真ん中にミズナラの老樹が踏ん張っている。
そのままピークを通りすぎ、ブナの巨木の待ち受ける尾根がを少し行くと
お気に入りのブナ広場だ。
「いい所だねえ」「大樹って見ているだけで飽きないもの」その時思い出した!
ここには虫が多いのだった。「蚊取り線香は必携だったな、忘れてた」。
ミントをシュッシュッして、噛まれたところに薬を塗りたくる。でもぶつかってくる虫(ブユ?)が煩わしい。
それなのに、ここに60分もいたのだった。
下山は子ノ神分岐を、内野に向かう。
登山道は岩がちで、記憶よりずっと急降下だった。
シモツケや
ウスユキソウ、キンレイカが咲き、今までとは違う花々との出会いが楽しい。
途中の露岩からは富士山が望めた。
さらに下ると、一面のテンニンソウの尾根になった
赤松林にガマズミやヤマボウシが咲いている。
陽がさしこみ心地よい風がふく、緩斜面 るんるん♪♪~♪。
ヤマオダマキやタツナミソウも
立ノ塚峠から寄り道はせず内野に下る。 石ごろ道は歩きにくいが
サンショウバラや尾根上の緑を楽しみながら 駐車場所に戻れた。
実際よりうんと歩いた気がする。それはありあまる山の恵みを体に取り込めたから? 自分はこういう山歩きを求めていたんだと、つくづく思った。
立ン塚峠のおじぞうさん
【コース】内野奥P08:15-登山道11:40-鹿留山12:05-ブナ平地(ランチ)12:15(60)-子ノ神分岐13:40-立ノ塚峠14:50(10)-P15:40
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