花✿秋めく三頭山へ
2019.08.22(木)小雨曇
こう雨が多くては、最初の計画は中止。しかたない。
代案は三頭山へ初秋の花見。 思ったより多くの花を、楽しむことが出来ました
霧が濃いなと思っていたが、そのうち本当の雨の粒
傘をさし、チップの路を歩く
キツリフネ、
ボタンズル
最初の見どころ三頭大滝は水量多く、水音高く 堂々している
滝見物の後は三頭沢に沿って、少しずつ高度を上げていく。
モミジガサの白い小花
タマガワホトトギス
茫洋とした霧の中から、現れる大樹。
トチノキ、
カツラ、
シオジ…。
三頭沢沿いの草花”の絵看板には、ちゃんとレンゲショウマも載っているが、
草の数からして少ない。
デジャビュ!… (三ッ峠の東尾根)…つまりは鹿に食いつくされた跡ってこと???
稜線が近づくにつれて、なんだか明るくなってきた。「おひさまが出てきたわ!」
明るいブナ林の出現に、ニコニコしながらムシカリ峠に上がる。
ヤマホトtギス
時間があるので避難小屋に立ち寄ってみた。
懐かしの避難小屋には、いろんな想い出 な~んて
ノンビリ思い出に浸っている場合か!? 虫だ!
刺すヤツだか、噛むヤツだか、やたら虫がまとわりついて、たまったものじゃない。
ゆっくりのんびりは諦めて、防虫ネットをひっかぶり、山頂に急ぐ。
ヤマジノホトトギス
山頂には石製の山名標柱。
ちょっとだけ、西(鶴峠方向)に移動し、風の通る良き所でランチにした。
「虫がいなくて助かったわ」とは ぬか喜び。じき多くの虫がまとわりつきだしたので、そそくさと撤収する。トホホ・・・
さて、鞘口峠までの道 は、意外なことに悩ましかった。
たくさんありすぎ、「コマドリの路」「陽光の路」など、よさげな道は結局、遠回りになりそうと 鞘口峠行きの意志を通した。
登山道の道標は 古くて怪しげで、なんか、なんかね。。。(道はしかりしてました)
「鞘口峠0.6㎞」を見てから、峠までずいぶん長く感じたが、かかった時間はそれなりだったから、急坂で足がへばっていたのだろう。
シナノキ
ミズナラ、ブナなど巨木も楽しめる
鞘口峠
鞘口峠から03.㎞の森林館までは、あっけなかった。
レストランにてアイスやお茶などいただいていると、外は驟雨。
帰りがけ、森林館の方に、「レンゲショウマは全滅ですか?」とお聞きすると、
「二輪だけ咲いています」とのこと 「すぐ近くの柵の中ですけど…」
柵に囲われたひょろりとしたレンゲショウマ。
柵内の林床も え草は少なく荒れた感じで、美しい花がとっても悲しく見えた。
【コース】三頭山・都民の森P08:00-三頭大滝08:50-ブナの路テラス09:25(20)-ムシカリ峠10:30・避難小屋(10)-三頭山ランチ11:10(30)-鞘口峠13:00(15)-森林館13:30(60)-P14:45 【地図】昭文社:奥多摩
ではまた~♪
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コメント
レンゲショウマも鹿にやられていますか。
残念ですね。
御岳山に鹿が来ないことを願っています。
投稿: 西やん | 2019年8月25日 (日) 22時55分
西やんさん こんにちわ
レンゲショウマは「やっぱり!」でした。
囲われたとしても 残っていたのが驚きでした
花畑には 最近頑丈な鹿柵が目立ちます(入笠湿原や乙女高原にあるような)
ああでもしないと、レンゲショウマに限らず、高山植物は食い尽くされるのでは? と思います
投稿: ba_sibu | 2019年8月26日 (月) 06時27分