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小路沢ノ頭と笹子御殿 二つの北尾根それぞれに

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2019年4月4日 (木)) 快晴 

うきうきと甲斐大和駅に下りると、可愛い女の子がバス停前で困り顔。台湾から来て大菩薩に行きたいが、バスが来ないとか。(バスはまだ運行していないと思うので)バス会社の電話番号を教えてあげたが、うまくのりきれたろうか?

今回とりつきを、(前回の丸林橋でなく) 「松浦氏のバリエーションルートを楽しむ」のガイドに沿って北西尾根から北尾根に合流するルートにした。
日川沿いの一本道を奥に進むと工事現場が道をふさいでおり、「この先に登山道はないよ」と言われるが、通してもらう。
ダンプが来るので右の崖に沿って進むと、涸れ沢が流れ込み、対岸はきょうの尾根だ。

それはしっかりした好もしい尾根だった。息つく間もない急登だが、両脇の茂みにはミツバツツジの赤紫の蕾がたくさん。
670mでひと息つく。眼下にはのどかな風景・・・中央線の特急あずさが、鉄橋を渡っていった。

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涼やかな雑木林と時々ヒノキ林、ルンルン行けると思ったのは最初だけ。主尾根が近づくにつれ容赦ない急登になる。こういうところはゆっくり登るに限る。とはいえ苦しみは早く終わらせたい、まじめな私たちは結局がんばってしまった。

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10:00前、主尾根と合流すると、優しい尾根道が始まる。春の陽射し×ひんやり冷たい空気。右には白い山々が見えている。「八ヶ岳よ」「じゃ、右は奥秩父だわ」「わっ、南アルプスも!」 「すごい。雑木林の芽吹き前の、今だからこその展望ね」「まるでご褒美」

2_2八ヶ岳

テンションは上がる、おしゃべりも出てくる余裕の歩き。左には笹子御殿とツンと尖った小路沢ノ頭が並んで見える
「あそこまで、ずいぶん遠い気がするけれど」 「それがね大丈夫なの、フフフ」

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小さなコブをポンポンと越えていく。コブの上には栂の木がデンと立つ。ヤドリギをつけたブナの大木、回り込むと、ムンクの叫びのあの顔が…。

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マンサクの花も見る。

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「それにしても、なんとまぁ澄みわたった青空なんでしょう」 くっきりと白いスカイラインを描く南アルプス。素晴らしすぎる。

A_1南ア

おっ、足元が岩っぽくなってきた。「お待ちかね、岩岩で~す」「ロープはあるし、手がかり豊富だし」「イワカガミの葉もあるわ」

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面白がりながら一気に高度を上げられる。一挙両得。
「お疲れ~、あとは最後の小路沢ノ頭だけよ」

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この辺りには雪が残り、地面が凍っている上に落ち葉がつもり侮れないが、みなさま、さすが なんなくクリア。いっきに小路沢ノ頭に上がった!
その第一声は「きゃぁ~」

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真っ白な富士山が聳えていた!!

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ひとくだりする鞍部に巨大鉄塔が建つ、冷たい西風が吹き抜けるので、鉄塔側に一歩下ってランチ。

笹子御殿(笹子雁ヶ腹摺山)には13:00、「あとは降りるだけ」とベンチに腰掛け富士山を眺めながらコ-ヒーをいただく。 誰にもあわないなんて意外だ。

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そして北尾根を下る。急降下に違いないが、巡視路はしっかり整備されていて心配はなかった。

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焦らず普通に下りれば、なんということもない。ちゃんとロープがあるし。(私が個人的に下った時はすっ飛ばしたからなぁ…)

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林道はあれから整備されたのか、新しく舗装しなおされていた。

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「甲斐大和道の駅」に着いたところでタクシーコール。  「30分歩くなら、その時間は優雅にお茶にいたしましょう」というわけだ。この選択は大正解だった。

帰りの電車はあたたかく、つい うとうと・・。たっぷり山で遊んで、それでも明るいうちに帰れるなんて、いい一日だったぁ。

【コース】甲斐大和08:15-とりつき08:40-670m 09:00-970m 09:50-ワイヤ10:20-ロープ岩11:30-小路沢ノ頭11:55-大鉄塔12:10(30)-笹子御殿(雁摺)13:05(20)-北尾根へ13:30-208大鉄塔13:45-山の神14:00-林道14:50-道の駅15:1)→(1720円)甲斐大和
【地図】昭文社:大菩薩   2.5万:笹子

ではまた~♪
山域別レポ一覧は   あしあと

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