天覧山~久須美坂峠・・・早春の奥武蔵
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2019年2月20日 (木) 晴れ
早春に 一度は行きたい奥武蔵 ♫ ということで
東飯能に下車し、商店街を西に歩いていくと、華やかなお雛さまに目が留まる。
ショーウインドウにはお雛さま&お雛さま、うっとり眺めながらお散歩モードで歩く
飯能の大通りには町屋風の古い商家が多く、細長い敷地に店・蔵・住居・中庭など 縦に並ぶ造りの、独特の雰囲気。
『観音寺』に立ち寄ってみた。素晴らしいお庭の奥の不動堂にもお雛様。
ケヤキの建ち並ぶ一画には『飯能恵比寿さんと諏訪八幡』。
立派な神社仏閣が多い、飯能はよっほど栄えていたのかな
『能仁寺』という、超美麗なお寺は、。立派すぎて広そうなので山門の外から手を合わせ通り過ぎる。天覧山の登山口は、お寺の裏にある。
シラカシやヤブツバキなどの照葉樹に覆われ、意外に岩のお山だ。
中段で道が二手に分かれる。私たちは左の十六羅漢のルートを選択。
日陰の岩肌に貼り付くように、たくさんの羅漢像が置かれ、どれも表情豊かだ。
日陰の大岩を回り込むと、目眩ゆい陽当たり。ロープの岩を登れば天覧山頂だった。
標高197mとは思えぬ展望、ミニミニ岩場も付いてる面白い山だ。
天覧山から北に向かう、常盤坂手前に水田跡地の広々とした所を通る。
春には色々なお花が咲きそうだ。
最奥の水田は水たまりから、鈴を震わすような音色が響く。大合唱なのに小さな声。後日確認すると「ヤマアカガエルが繁殖のために集まってきた」そうだ
(きょういちばん 嬉しかった出合い)
ヒノキ林のゆるい凸凹を越えると雨乞池。その上が常磐平でランチにピッタリ。
でも、もう一登りして、『多峯主山(とうのすやま)271m』に立つ。正真正銘360°の大展望の山。飯能アルプスも、捨てたもんじゃない。
山頂からは信じられないくらい一気に下り、あわわと言ってる間にピカピカな住宅街(横手台)に飛び出る。
「?」わたしはどこ?どっちに行けば良いのやら、(実は下り口まちがいてた)
うろついたあげく 『久須美坂登山口』は13:20。
ま、ちょうど良い時間だわ~と気を取り直す。
お天気良いしラクラクだわ~♪♪、右側に永田台の住宅地を見下ろしながら、ステキな尾根を登り「やっぱり山道はいいなぁ」と思う。
字の読めないボロボロの指導標
変わり映えしない道が続き、飽きてきた頃、右にだだっ広い芝地が現れた、
電波塔の立つ『丘の上公園』、水飲みして ひと息入れ、さらに進む。
「軽いと思っていたけど意外に遠いね」、
「あ、あれ?」1mほどの石積みは『久須美ケルン』別名『永田山(277m)』だった。
またもや「あ、あれは?」祠だ。傍らに『久須美山260m』という表示も。
「久須美坂峠まだかなぁ」両側の杉林の何とも無愛想!もう飽きちゃった。
でも、歩いていれば到着する、やっと出てきた『久須美坂峠』の道標。
変則十字路なので武蔵横手駅への下りは、しばしおあずけ。
峠からの下山道。最初はゴロゴロ歩きづらいが、じき林道となり助かった。
武蔵横手駅にはちょうどよい15:10に到着し、
ホームからやぎさんを眺めながら の~んびり西武線を待った。
山は標高じゃないい。きょうの山は、駅から歩ける「ゆる山KING」。
最大の難所が、中間の住宅街通過とは、想定外だったけど!
奥武蔵には面白い山がまだいっぱいある。エアリアを見ながら色々なコースを思い描き、次回はここに、あそこにと、胸を膨らますのは 楽しい。
【コース】東飯能9:10-観音寺09:40(10)-諏訪八幡 10:00-天覧山入口10:10-天覧山10:40-水田跡常盤坂11:00-雨乞池11:30-多峯主山11:40(50)-横手台12:45-永田台13:10-久須美坂入口13:20-丘の上公園14:05-久須美ケルン14:15-久須美坂峠14:35-武蔵横手15:10→東飯能
ではまた~♪
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