藤尾山から柳沢峠 優雅でグルメな３日間

２０１８年１１月２３日（金・祝）～２５日（日）　 

前回は周回　藤尾山～石保土山（2008.06.15)　

一日目

犬切峠から歩き出す。散髪されたばかりの防火帯が、涼やかに盛り上がっている。

　　　　　　　　　ここに荷物をデポし・・

まず藤尾山へ。大ミズナラの立ち並ぶ　はばひろの防火帯を上がり稜線にでると、ブナなども現れる

前もこの木と一緒に写真をとった。

三角点の山頂に到着したが、（前はあった）山名板など見えなかった？

大ミズナラには、ヤドリギがいくつも付いて、赤や黄色の小さな花を咲かしているが、なにぶん遠くて・・。

荷物をデポしたところまで来た道を戻る、きょうはここまで。

ニ日目
西の空に大きな満月がかかっていた。

ゆっくり出発　8:30
おっと、出発前にはケーキですよ。

うす雪の白い斜面を小気味よく下っていく。

犬切峠の山ノ神

新犬切峠からの広々とした防火帯は太陽の光に溢れている。見かけより勾配がきつい。

ダケカンバ林まで上がり休憩。振り返ればるときのうの藤尾山の堂々とした姿があった。

ここからも素晴らしいミズナラが次々と現れ、飽きない。

あ～、ぱきっと折れてしまった、

ミズナラロードは続いてく

指入峠から、尾根を巻き山道を進み、再び目の前には、直登の防火帯が迫り上る。

まっすぐな太い幹にナナメに縞模様の美しいイケメン巨樹、

天高く枝を広げてヤドリギをてんこ盛り（ヤドリギが付くのは元気な証拠とか）、

防火帯は直登をはぁはぁ。一段迫り上がると、また一段、終わらない直登の連続も
ついに来ました、石保土山直下の平坦地。まず山頂にご挨拶した。

石保土山から、地形図上の北や西への道はなく、南の防火帯をダダッと下る。

　　　　　　　　　　　　　　　　刈り残されたマルバダケブキ

突き当たった巡視路を左へ進む。大規模な補修のあとをすぎる。

斉木林道と出会う鳥小屋分岐に到着した。標柱があった。なつかしい。

ここから斉木林道を歩く。早々に、オンボロなトラック一台が置きざられていた。

斉木林道は、枯れスズタケと痩せた二次林が続くばかりで、単調だ。
せめて斉木峠を確認しようと、地形図を確認しつつ歩く。
峠らしき所は尾根が枝でクロスされ道形なし、シルシらしきもの無し。
右の小山は地形図では△1692.1m？ なので、登ってみると

う～～ん。どうでもいいや。
やがて斉木林道は、辺りの林が美しく整いはじめ、ついに見たことのある風景に出た。

　　　　　　白石峠で～す。水場も近い。

三日目

東の空に煌々と輝く金星を見て、やがて日が昇る。

南に向かって歩き出す。小さなコブの北斜面は、霜柱をかりかり崩しながらだ。
登り詰める丘の上は陽射しに溢れてる。「当然、休憩でしょ！」

東面は、重なり合う山々が墨絵のよう。地図を見ながらワイワイ山座同定。

　　　　　　　ａは黒川鶏冠山なので・・・　　ｂは？　ｃは？

その先も陽射したっぷりの展望プロムナードは続く。次のピークが倉掛山、
手前のお休み処で、「もちろん休憩」　やったぁ！！

倉掛山を過ぎると、人工物が増えてくる。
板橋峠のゲートを越えると、斉木林道は舗装されている。

三窪高原のベンチを過ぎる。かつてレンゲツツジの最大の群生地。今はどうなの？

NTTの巨大電波塔を過ぎ、鈴庫山分岐まで来た。ザックをデポし細い尾根を下る。
こんなに整備されてた？　あっけなく到着した鈴庫山で。（前回の鈴庫山2007.06.30）

そして最後の休憩地「柳沢ノ頭」に立った。

お待ちかね肉まんタイム。
大量にお湯を沸かしお茶を飲みながら、
のんびり過ごした三日間に、思いを巡らせた。

【一日目】塩山10:32→(ﾀｸｼｰ\9100)犬切峠11:40－藤尾山 12:45(30)－ｱﾝﾃﾅ14:15
【二日目】アンテナ08:30－犬切峠08:40－新犬切峠08:45－指入峠10:20－石保土山11:20(50)－鳥小屋分岐12:50－斉木峠？13:40－白沢峠14:45（水汲み）
【三日目】白沢峠07:30－倉掛山08:50－板橋峠10:50－藤谷ノ頭11:10－鈴庫山12:25－柳沢ノ頭13:20（50）－柳沢峠14:45→（車）塩山
【地図】昭文社:大菩薩　2.5：柳沢峠、雁坂峠 　

ではまた～♪

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